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  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!
【Vol.65 妙高山】麓に秘湯あり!新潟県の百名山「妙高山」を実際にレポート/バン旅百名山

【Vol.65 妙高山】麓に秘湯あり!新潟県の百名山「妙高山」を実際にレポート/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す本企画。今回の登山先は、新潟県に位置する妙高山へ。越後富士とも呼ばれており、夏には数多くの高山植物があり、冬にはウインタースポーツが盛んになります。今回はこの山の登山ルートや日帰り山行レポート、周辺情報などを紹介していきます!

「妙高山」の特徴は?

「妙高山」の特徴は?

妙高山は新潟県の妙高市に位置する、標高2,454mの山です。新潟を代表する山の一つで、山頂からは圧巻の景色を望むことができ、初心者の方でもアプローチしやすい山となっています。また、火打山との縦走も可能で、テント泊や小屋泊をしながらゆっくり楽しむことができます。

「妙高山」の登山コースをご紹介!

妙高山・火打山を登る燕温泉ピストンコース|燕登山道コース

妙高山を登る日帰りコース|燕登山道コース

こちらは燕温泉をスタートとし、日帰りで妙高山・火打山を登ることができるコースです。火打山までいかなくとも、妙高山をピストンで楽しむこともできます。燕温泉エリアには名前の通り、温泉が多くあり、道中にも滝の見える自然の温泉なども楽しめます。鎖場になっている場所などもあるため、足元には十分注意しましょう。

妙高山と火打山を登る縦走コース|笹ヶ峰コース

妙高山と火打山を登る縦走コース|燕温泉縦走コース

こちらの縦走が1番ポピュラーなルート。笹ヶ峰キャンプ場を起点とし、1日目は火打山を目指します。そして、高谷毛ヒュッテで一泊し、2日目は妙高山を目指します。妙高山を登頂した後は、登山口である笹ヶ峰キャンプ場へ下山します。

色づき始めた湿原はまさに絶景!妙高・火打日帰りレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。今回は、妙高山と火打山を1日で縦走してきたレポートを、前半の妙高山と、後半の火打山に分けてお届けします。広大な湿原や木道歩きが楽しめる贅沢コース。本日は燕温泉からのスタートです。

いきなり激しい急登!源泉を横目に駆け上がる

色づき始めた湿原はまさに絶景!妙高・火打日帰りレポート

妙高山、火打山の登山は笹ヶ峰から登るのが一般的ですが、今回は登山口に温泉がある燕温泉登山口からスタートします。

色づき始めた湿原はまさに絶景!妙高・火打日帰りレポート

登り始めてすぐ、正面にこれから登る妙高山の姿が。その美しい山容を眺めながら登っていきます。

色づき始めた湿原はまさに絶景!妙高・火打日帰りレポート

登り始めてしばらくは、硫黄の水が流れる沢沿いを進んでいきます。沢沿いを少し逸れたところから激しい急登が始まります。

色づき始めた湿原はまさに絶景!妙高・火打日帰りレポート

登山開始から1時間20分で天狗堂という分岐に到着します。そして、そこからしばらく進むと、紅葉と妙高山を望める展望スポットがあります。ここ一帯は少し平坦になっているため景色を楽しみながら進むことができますよ。

鎖場あり!妙高山山頂からは向かいの火打山がくっきりと

鎖場あり!妙高山山頂からは向かいの火打山がくっきりと

9合目を過ぎると、長い鎖場が現れます。垂直に近く、壁のようなところを登るため圧倒されてしまいますが、足場がかなり安定しているためゆっくりと登れば問題ありません。

妙高山

燕温泉側からは妙高山南峰を経由して標識のある北峰へ向かうことができ、標高的には南峰の方が高くなっています。登山開始から約1時間で妙高山の山頂に到着です。妙高山山頂は広くなっており、絶景を見ながら休憩するにはぴったりの場所です。妙高山山頂には、向かいの火打山をはじめ、北アルプスまで見渡せる大展望が待っています。

妙高山
妙高山から火打山を

本日のスケジュール

※今回は妙高山と火打山の縦走タイムを記載しています。
コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。

燕温泉駐車場 (7:00)
妙高山  (8:00)
黒沢池ヒュッテ  (9:45)
天狗の庭 (10:30)
火打山 (11:10)
黒沢池ヒュッテ  (13:10)
燕温泉駐車場 (16:20)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は妙高山と火打山を1日で縦走した山行の前半をお届けしました。燕温泉から登るコースはかなりの急登が続くハードなコースですが、妙高山まで最短でいけるコースでもあります。また、野湯である燕温泉は下山後の疲れを癒してくれること間違いなし!

次回予告!

次回は妙高山・火打山1日縦走の後半をお届けします。紅葉が進む火打山では普段見ることができない景色を見られること間違いなし!特に天狗の庭から見る逆さ火打はまさに絶景。次回もお楽しみに!

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