【キャンパー必見】火吹き棒の使い方や選び方とおすすめ5選をご紹介
キャンプで焚き火をするとき、火をつけるのに手こずった経験はないでしょうか。一度火がついても、すぐに消えてしまうことも多々ありますよね。
そんなときに役立つのが火吹き棒。これがあれば、ピンポイントに空気を送れます。ここではそんな火吹き棒の使い方や魅力、選び方などを丁寧に解説します。
もくじ
火吹き棒のメリット
うちわなどと違い、狙った場所へピンポイントに空気を送ることができるのが火吹き棒の大きな魅力。また、楽な姿勢で息を吹きかけるだけで良く、火起こしで疲れることもありません。一つ持っておくだけで重宝すること間違いなしです。
火吹き棒の使い方
火吹き棒の使い方はとてもシンプル。丸い筒の穴から息をそっと吹きかければOKです。上手く使うコツとしては、むやみやたらに息を吐き続けないこと。薪全体に火が行き渡っていない状態で吹きかけると、火が消えてしまう恐れがあります。なので、火が燃え広がってきたら火吹き棒から息をかけるのがポイントです。
火吹き棒の選び方
火吹き棒を選ぶ基準は主に3つあります。順番に説明していきます。
素材で選ぶ
火吹き棒の材質には主にステンレス、アルミ、竹の3種類があります。それぞれ材質によって特徴が大きく異なります。ステンレス製はさびに強く、水に濡れても変わらず使い続けることができます。アルミ製の火吹き棒は圧倒的な軽さが自慢で、耐久性も抜群の優れものです。しかし、濡れたまま放置しておくとさびやすくなるため、水気がついたらすぐに拭くようにしましょう。竹製のものは自然に馴染みやすく、使用年数によって劣化するその過程を楽しめます。色が変化した火吹き棒も、趣があって美しいですよ。
長さで選ぶ
火吹き棒の長さも、選ぶうえでは重要なポイントになります。一般的なサイズは60cm前後ですが、短いものだと40cm程度、長いと80cmほどのものもあります。好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
タイプで選ぶ
火吹き棒には、大きく分けて伸縮タイプと分割タイプの2種類があります。名前の通り、伸縮タイプは伸び縮みし、ものによっては手のひらサイズに収まります。持ち運びも便利で使いやすいため、初心者にはこちらのタイプをおすすめします。
一方、分割タイプは真ん中で2つに分かれる仕様で、伸縮タイプと比べるとサイズはやや大きくなります。しかし、伸縮タイプよりもおしゃれなデザインが多いのが特徴。どちらにも当てはまらない火吹き棒もありますが、持ち運びには不便なのであまりおすすめしません。
価格を抑えたい方必見!100均でも購入可能!
キャンプシーンで大いに役立つ火吹き棒ですが、実は100均で売っている自撮り棒やポインターなども火吹き棒として使えます。それぞれ両端に付いているプラスチックの部分を取り外せば、瞬く間に火吹き棒に変わります。
安く済ませたいという方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
おすすめの火吹き棒5選!
【ファイヤーサイド ファイヤーブラスター】
ドイツ製のおしゃれな火吹き棒です。口元と中央部分にはブナ材が使われており、持ちやすさも抜群。アルミ製でとても軽く、キャンプ初心者から上級者まですべての方におすすめです。
【レデッカー ファイヤーブロアー】
レデッカーのファイヤーブロアーも同じくブナ材を使っており、全長は約80cmとやや長めです。その長さから、火から離れていても安心してしっかりと空気を送ることができます。
【キャプテンスタッグ スライド火吹き棒】
伸縮タイプの火吹き棒で、とても軽くコスパは抜群です。収納時には手のひらサイズまでまとめることができ、持ち運びも楽ちん。クリップが付いているので、ポケットなどに引っ掛けることも可能です。
【ブッシュクラフト ファイヤーブラスター】
ブッシュクラフトのロゴと名前が刻印された渋くてかっこいい火吹き棒。本革製のケースも付属しています。ステンレス素材なので、見た目に反して軽いのも特徴です。
【マックスブースト ポケットふいご】
伸縮タイプの火吹き棒で、最大の魅力はそのコンパクトさ。使わないときは、ポケットの中にしまえるほど小さくまとまります。全長も約50cmとちょうど良いサイズです。
どれを買うか迷ったときには、これを買っておけばまず間違いないでしょう。
まとめ
火吹き棒の使い方や魅力、おすすめの商品を紹介しました。火吹き棒があれば、ピンポイントに空気を送ることができ、簡単に火を強めることができます。長さやタイプなど種類も豊富で、自分の好みにあったものを選べば大丈夫です。
自分お気に入りの火吹き棒を見つけて、ちょっとおしゃれなキャンプライフを楽しんでくださいね。
1997年名古屋生まれ。トラベルライター。 ときどきカメラマン。 “旅とフットボール”をモットーに日本・海外問わず旅を続ける。 フットワークが軽く、どこでも駆けつける。 旅人とゲストハウスが大好き。