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「流星群」を見ることができるチヤンスは、1日だけじゃない!

「流星群」を見ることができるチヤンスは、1日だけじゃない!|「流星群を見に行こう!~オススメの流星群と見方のヒント教えちゃいます。」の1枚目の画像

「流星群」は1日しかない、そのように思っている方もいらっしゃるかもしれません。でもご安心ください! 流星群は数日間楽しめるのです。流星群には一番活発になるピークがあり、その日を「極大日」といいます。そして最も活動がピークとなる時間を「極大時刻」と呼びます。極大を頂点として緩やかに出現数が変わるので、前後数日間くらい(その時々による)は見ごろがあると思ってください。もちろん極大の日が休日であれば、これこそお出かけの大チャンス!

○○座流星群は○○座から出ていない?

流星群には「放射点」というものがあります。例えば「しし座流星群」。このときの流星が飛び出してくる中心がしし座に見えるのですが、しし座が流星を放出しているわけではないということです。あくまで、その方向にしし座があるという目安として例えているだけです。流れ星はいわば彗星(母天体)の残したチリのようなもの。地球の公転方向と、それらの宇宙のチリたちの流れのベクトルが合わさったときに、我々のほうに流れ星が飛び込んでくるように見える、そういうことなのです。「○○座流星群」というのは、アダ名みたいなものと覚えておけばいいでしょう。それにしても流れ星が星ではなく、「チリ」だなんていってしまうとロマンス台無しですね(笑)。

流れ星を見るための秘密兵器、「コット」

流れ星を見るための秘密兵器、「コット」|「流星群を見に行こう!~オススメの流星群と見方のヒント教えちゃいます。」の1枚目の画像

では、どのようにすれば流星群はよく見えるのでしょうか? もし可能なら「寝っ転がって見る」のが一番。真上を向くというのは一番視野が広くなり、ランダムに現れる流れ星も捉えやすくなります。そのためにはキャンプ道具の一つである「コット」があるといいでしょう。コットには収束型と組み立て型があります。収束型、組み立て型のどちらにしても、スターウォッチングにオススメなのは、上記の画像にあるような地面とやや離れたタイプです。この方が地面の冷えを拾いません。コットがない場合は、キャンプチェアでリラックスしながら、できるだけ空を見上げているのもいいですよ。

問題は周囲の明るさと眼の慣れ

問題は周囲の明るさと眼の慣れ|「流星群を見に行こう!~オススメの流星群と見方のヒント教えちゃいます。」の1枚目の画像

どんなに流れ星が流れていたとしても、星以上に周囲が明るければ、しっかりと見ることはできません。特に人工の灯り、街灯り、そして天空の難敵「月明かり」があるときは要注意。暗さを求めるといっても、人知れない場所に行くわけにはいきませんので、やはりアウトドアの施設の代表でもあるキャンプ場はよい条件が揃いやすい場所です。安全ですし、トイレもありますから。そして人間の目は暗い所に長くいれば感度が良くなっていき、目が闇に慣れれば、流れ星を発見しやすくなります。流れ星を見るときには、暗い場所でちょっと我慢して長く見ていれば、どんどん条件がよくなるというわけです。

2015年12月はとても見やすい「ふたご座流星群」

流星群のなかでもメジャーなのが「三大流星群」(「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」)。この中でも毎年比較的条件が整い、流星群を安定して見やすいといわれるのが「ふたご座流星群」です。何しろ12月5日~12月20日頃の冬場の澄んだ星空の時期ですし、その放射点のふたご座が夜中ずっといてくれるというのも好都合です。極大日は14日。12月の初旬から星の数が多くなってくる傾向が強く、逆に極大後は意外に早く減るともいわれています。2015年でしたら、12日土曜日、13日日曜日の夜は流れ星ウォッチングに出かけるいい機会。9時以降になればふたご座もだいぶ上がってきますから、その時間以降が特にオススメです。逆に、2016年は満月とのバッティングでちょっと難しいかと思います。

夏の一大イベント「ペルセウス座流星群」

夏の一大イベント「ペルセウス座流星群」|「流星群を見に行こう!~オススメの流星群と見方のヒント教えちゃいます。」の1枚目の画像

流星の数でいえば、「ペルセウス座流星群」は年間トップクラス。しかも7月の下旬から8月下旬までと夏休みにぴったり合いますし、極大日がお盆休み真っ最中。夏場のキャンプなどでこれを見ない手はないでしょう。2016年の極大日は12日の21時。月はありますが夜半に沈みますので、夜半から夜明けまでいい感じです。せっかくの夏休み、少しぐらい夜更かししてもいいんじゃないですか!

ちょっとビミョーな「しぶんぎ座流星群」

「しぶんぎ座流星群」は三大流星群ではありますが、極大が日中であったり、比較的数が多いといわれるのが前後1日だけだったりと、あまり条件がよくありません。出現はお正月の1月1日から7日ころ。ほぼ極大の頃しか難しいとすると、2016年は1月4日の夕方で、しかも追って月も出て明るくなってしまい、あまりいい条件ではないようです。2017年になると極大が3日の23時と、こちらはよい感じですね。

2016年の注目は「みずがめ座η(イータ)流星群」

実は、みずがめ座流星群としては、ここ数年で一番いい条件になりそうな2016年。しかも「みずがめ座η(イータ)流星群」はゴールデンウィーク時期の5月6日が極大。月明かりもないので、6日の0時を回ったあたりからがいいかもしれません。母天体はあの有名なハレー彗星。ハレー彗星の残したスターダストを見てるなんて、ちょっとロマンチックですね。(みずがめ座流星群にはη(イータ)とδ流星群がありそれぞれ別。δ流星群は7月15日~8月20日頃)

以上のような流星群じゃなければ、流れ星が見えないわけではありません。晴れていれば1時間に数個程度の流れ星を見ることもできます。まずは何よりもきれいな星空をゆっくり見上げて楽しんでいただきたいと思います。その予期せぬ「オマケ」が流れ星、そんな余裕ある気持ちでいてくれればいいんじゃないでしょうか!

この記事を書いた人

SAM

アウトドアライター&キャンプブロガー 一般社団法人 日本オートキャンプ協会公認インストラクター 光学機器マーケティングディレクター アウトドア誌、企業広報誌、新聞・テレビなど各メディアへの取材協力・執筆活動も行っている傍ら、キャンプ体験・キャンプ料理レシピをまとめた自身のWEBサイト「 Sam-Home Sam-Camp / キャンプの宝物を探そう!」を運営。2001年開設以来多くのキャンパーに利用されている。一方多くのキャンプ場等で星空を案内している「星のソムリエ®」でもある。

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