【厳選20選】キャンプ用フライパンを一挙紹介!
キャンプ飯を美味しくさせるのは、ずばりフライパンです。キャンプ用のフライパンは種類、サイズが豊富で何を選んだらいいのか迷ってしまいますよね。今回は、迷った時におすすめのキャンプ用フライパンを紹介します。また、サイズ選びのコツも解説。ぜひ、参考にしてください。
もくじ
キャンプ用フライパンの種類
キャンプ用のフライパンの種類は大きく分けて4種類あります。それぞれの特徴をみていきましょう。
アルミ製
アルミ製のフライパンは耐久性が優れています。軽く熱伝導率も良いので料理がしやすいです。フライパン本体もリーズナブルです。
一方で融点が低いため空焚きをすると変形してしまいます。また、すすなどの汚れが付きやすいです。無理に洗うとアルマイト処理(アルミを電解析中で通電すると表面を酸化させ、分厚く丈夫な酸化皮膜でコーティングする技術)が取れてしまいます。
チタン製
チタン製のフライパンは何と言っても軽くて丈夫な点が魅力です。さらに、サビに強く保温性も非常に高いと言えます。見た目もスタイリッシュでデザイン性も優れていますね。
一方で、熱伝導率が悪く比熱も少ないので一部だけ火が当たると焦げてしまいます。フライパン本体もリーズナブルではありません。
ステンレス製
ステンレス製のフライパンは、チタン製と同様に丈夫でサビに強い特徴があります。使い勝手も良く、メンテナンスもしやすいです。また、耐熱性も高いため直火でも変形せず使用できます。ステンレスの素材は、パーコレーターやケトルに多いです。一方でフライパンの本体は重く、調理中に食材同士がくっついてしまいます。
鉄製
鉄製のフライパンは、熱伝導率が最も高く丈夫です。油なじみも良く厚切りのステーキなども中までしっかりと火を通すことができます。さらに、空焚きをしても変形しにくいのが最大の特徴です。
一方で、フライパン本体の重量が重いため持ち運びにくいと言えます。
自分にあったサイズ選びのコツ!
キャンプ用のフライパンは多種多様なサイズがあります。自分にあったキャンプ用のフライパンを選ぶコツをみていきましょう。
22cmと24cmどっちがおすすめ?
フライパン選びで一番悩むサイズが22cmと2cmです。2~3人用のサイズが22cmで、3~4人用が24cmになります。どちらのサイズを選ぶかはどんな使い方をするかで決めましょう。
【22cm】
深めのフライパンは22cmがおすすめです。蓋を用意してパエリアやパスタ料理や蒸し料理にとても便利です。私は、一品料理なら22cmのフライパンを活用しています。
【24cm】
焼き料理には断然、24cmがおすすめです。それは、24cmだと焼ける面積が広く同時進行でいろいろな食材を調理できるから。ただし、重量は22cmに比べると重く、かさばります。長距離の移動の場合は注意が必要です。
▼ポイント
16cmのフライパンはソロキャンプにおすすめ。目玉焼きやフレンチトーストなどは16cmでも手軽に調理できます。また、ステーキ、照り焼きチキンなどはスキレットで調理するとそのままお皿にもなりますしインスタ映えもするのでおすすめですよ。しかし、ステーキや野菜炒めなどはサイズが小さすぎて具材がこぼれてしまうのでおすすめしません。
おすすめのキャンプ用フライパン20選
おすすめのキャンプ用フライパンを種類ごとに紹介します。
アルミ製【6選】
【エバニュー】Frying Pan#27
エバニューのフライパンは熱効率が高く焦げ付きにくい特徴があります。Ultra Lightパンシリーズでは極厚のアルミ素材でステーキもジューシーに仕上がるのです。さらに、深さがあるので煮込み料理をはじめ、炒める・茹でることも可能な万能アイテムと言えます。料理の幅が広がりますよ。
【コールマン】アルミクッカーセット
26cmのウォックパン、24cmのフライパン、18cmの片手鍋に取り外し可能なハンドルが2個セットになったお得なクッカーセットです。焦げ付きを防止するノンスティック加工を施しています。このセットがあれば、炒める、焼く、煮る、揚げる、蒸すとさまざまな料理ができます。さらに、全てをウォックパンに収まり付属の収納ケースでコンパクトに持ち運び可能です。ハンドルが取り外しできると調理後にお皿としても使えるのでおすすめ。IH対応という点も良いですね。
【キャプテンスタッグ】ふっ素樹脂加工 ミニフライパン 16cm
軽く使いやすいアルミのフライパンには、食材がこびり付きにくいフッ素樹脂加工が施されています。ハンドルは取り外しはできませんが、折りたたむことができコンパクトに収納可能です。軽いので持ち運びも楽チン。16cmと小さいですがソロキャンプにはちょうど良いサイズと言えます。
【チヌーク】トレッカーハードアノダイズドフライパン
フライパンの底は渦巻き状の構造でより熱伝導を高める効果があります。焦げ付きを防ぐノンスティク加工でお手入れも簡単。ハンドルは取り外しできませんが、折りたためてコンパクトに収納可能です。持ち運びに便利なかわいい付きなところもおすすめ。サイズは約22cmと使い勝手が良いです。深さも5.5cmあるので食材がこぼれ落ちる心配もありません。
【ユニフレーム】山フライパン 17cm
フライパン全体にフッ素加工がされておりお手入れが簡単です。サイズは17cmで重量は170gとコンパクトで、ちょっとした焼き物や炒め料理におすすめ。メッシュケースが付属しているので持ち運びも便利です。別売りになりますが専用の蓋は使い勝手が良いです。ハンドルは調理中に熱くなりにくいので安心ですね。
【ファイヤーメイプル】FEAST2 アルミクッカー・フライパン・ケトルセット2〜3人用
シンプルなデザインのハードアノダイズドアルミニウムの鍋・フライパン・ケトルセットです。ケトルには茶こしも付属されており、急須に早変わりします。17.4cmのフライパンと16.8cmの鍋がセットでお得です。コンパクトに収納ができ、ロック機能付きのハンドルは握りやすい設計。さらに、折りたたんだ時にはばねの力で鍋蓋を押さえくれます。メーカー3年長期保証付きなところも嬉しいですね。
チタン製【4選】
【トークス】チタニウムD145mmパン
軽さを重視ししておりわずか71gと持ち運びに便利です。耐久性が強くサビないチタンはアルミのようなにおいもないので、食材への臭い移りを気にすることはありません。サイズは14.2cmとソロキャンプにピッタリサイズ。ハンドルは取り外しできませんが折りたたんで収納が可能です。
【エバニュー】チタンフライパン18 セラミック
アルミよりも軽く、ステンレスよりも丈夫な素材であるチタンは雨風にさらされてもサビにくいのが特徴です。また、フライパンの内部にセラミック樹脂加工を施しています。エバニュー製品の最大の魅力は、チタンクッカー4、チタンクッカーセットLとスタッキングできる点です。シーンや用途に合わせて自由に使用できますね。
【ベルモント】ステンクッカー5点セット
フライパンは14.9cm、鍋は14.3cm、12.4cmと蓋2つの5点セット。ベルモントの最大の魅力は、何と言っても日本製であることです。価格もリーズナブルなうえにステンレス製で丈夫で軽く使い勝手抜群。利用者からは、「焚き火、ガスバーナー、アルストで使用しても歪まなかった」「パンも焦げずに焼けた」などと高評価を得ています。収納袋付きですので持ち運びにも便利ですね。
【リクサダ】チタンフライパン
チタン製のため500mlで約98gと超軽量です。ステンレス特融の臭いもなく食材や水に臭い移りの心配はありません。収納がしやすいようにハンドルは折りたため、食器としてそのまま使用できます。純チタン製のフライパンが販売されていますが、こちらはハンドルがない(Without handle)タイプですので購入の際には気を付けましょう。
ステンレス製【3選】
【キャプテンスタッグ】3層鋼フライパン17cm
丈夫なステンレス製で誤って地面に落としても耐えられる強度があります。また、熱を伝えやすい軟鉄を耐食性に優れた18-10ステンレスで3層鋼に挟むことで、これまでにない耐久性を実現。17cmとコンパクトですがその分、深さがあるので使い勝手が良いです。
【プリムス】プリムス CF フライパンL
プリムスキャンプファイアシリーズで25cmと少し大きめです。熱伝導率の高いアルミコアをステンレスで挟んだ3層構造。炒める、煮る、蒸すとさまざまな料理に活用できます。収納袋付きで持ち運びも便利ですね。ハンドルは折りたためてコンパクトになります。
【パスファインダー】フォールディング スキレット&リッドセット
直径21cmで深さが5.5cmあるので炒め物やパスタを調理しても食材がこぼれません。ハンドルも折りたたんで収納できます。焚き火台などで直火使用ができるので安心ですね。フライパンの底部分は、分厚くなっており畜熱性に優れています。
鉄製【7選】
【ターク】クラシックフライパン 5号 26cm
ドイツから直輸入しています。タークは150年前からの伝統製法を職人によって受け継いでいます。職人が手作業で鉄の塊を熱しながら何度もたたき形を作るのです。そのため油分の補給を行えば100年以上使用できるほどの耐久性を誇ります。鉄製のため重量感はありますが、本格的なキャンプ飯をするには必須アイテムです。
【ロッジ】シェフコレクション スキレット10インチ
サイズは28cmと少し大きめですので、大家族の料理や豪快にステーキを焼いたり、煮込み料理にもおすすめです。シェフコレクションは人間工学に基づいており、ハンドル部分はカーブしていて握りやすい特徴があります。フライパン本体は5mmの厚みがあるので鉄の蓄熱力を最大限活かし、焼く、蒸す、炒める、煮るなどたくさんの料理に最適です。
【キャプテンスタッグ】スキレット 16cm
サイズは16cmの方が食材がこぼれにくいのでおすすめです。また別売りの蓋(UG-3064)を使用するとさらに安定します。ソロキャンプにはワンサイズ小さい13cmをおすすめしますが、ファミリーやグループキャンプの場合は16cmを選ぶと良いでしょう。見た目も重厚感があるのでアヒージョや厚切りステーキなどを焼いてもインスタ映え確実です。ただし、この商品はIHには対応していないので注意しましょう。
【ペトロマックス】シュミーデアイゼンフライパン
商品名のシュミーデアイゼンとはドイツ語で「鍛えられた鉄」という意味があります。その言葉通り職人が一つひとつ手作業で熱した鉄をたたいて伸ばし作ったフライパンです。優れた熱伝導率と熱保持力を持ち、表面には網目上の溝があるので油や肉汁が流れ、食材の焦げ付きを防ぎます。ハンドルの先端部分は引っ掛けられるデザインで収納に大変便利です。
【ロッジ】スキレット 10 1/4インチ
1896年創業のロッジはアメリカを代表する鉄製鋳物調理器具メーカーです。シーニングがすでに施されているので、購入後にお湯で洗ってすぐに使用ができます。女性でも使いやすいように両手で持てるハンドル付き。深さ4.7cmで厚みは5mmもあるので400gのステーキが2枚焼けます。さらに、HIにも対応しているので普段料理としても活用できますよ。
【スノーピーク】コンボダッチデュオ
18cmのポットに収まるプレート2枚とスキレット、蓋のセットです。
ポットは1~3合まで炊くことができます。ダクタイル鋳鉄で炊き上げたお米はふっくらとして一段と美味しさが増しますよ。2枚のプレートでは炒める、蒸すといった料理ができ付属の取り外し可能なハンドルは持ちやすいです。そのままお皿としても使用できるのでとても便利。ソロキャンプからグループキャンプまで幅広いシーンで活用できる商品と言えます。
【ブッシュクラフト】たき火フライパン深め
フライパンの強度を上げるために厚さを1.2mmから1.4mmへ変更されています。そのため従来に比べると95gほど重たくなった分、より強度は増して料理を美味しく調理できます。2018年からハンドルの留め穴が2個になりより安定感がアップ。専用の収納袋にコンパクトに収納できます。ハンドルは現地の枝や木を使って手作りをすることでよりおしゃれなキャンプを演出できるのです。
まとめ
キャンプ用のフライパンには、アルミ、チタン、ステンレス、鉄と4種類あります。サイズ選びのコツとしては、「どんな使い方をするか」で判断しましょう。ソロキャンプなら16cm、焼くだけなら大きめの24cm、パスタや煮込み料理をするなら深さのある22cmとシーンや料理によって使い分けるのもおすすめです。自分にあったフライパンを見つけることで、よりキャンプを楽しめます。ぜひ、長く愛用できる相棒を見つけてくださいね。
.HYAKKEI編集部です。
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