登山に必須!おすすめの行動食とその選び方を徹底解説
皆さんは登山に行く際に、何を持っていきますか?
・登山靴
・防寒着
・手袋
こんな持ち物が思いつくと思います。しかし、それに加えて絶対に持っていきたいのが『行動食』。そこで今回は、おすすめの行動食とその選び方を分かりやすく解説します。
もくじ
行動食とは?どうして必要なの?
行動食とは、登山の途中に食べる簡単な食べ物のことで、安全に山登りをするうえで絶対に欠かせないアイテムです。登山は長時間歩き続けるため、カロリーをたくさん消費します。そのため、通常の食事に加えて小休憩などで手軽にカロリーや栄養分を補える行動食が必要になります。行動食といっても難しく考える必要はありません。
家で簡単に用意できますし、忘れてしまってもコンビニなどで買えるものも多数あるので、安心してくださいね。
行動食を選ぶ3つのポイントは?
ポイント1 : 高エネルギーを補給できるものを選ぶ
行動食を選ぶ際は、高エネルギーのものを選ぶようにしましょう。登山をすると体力を奪われるだけでなく、多くのカロリーを消費します。
カロリー切れになると、空腹に陥ります。お腹が空いている状態のまま登山を続けると、判断力や注意力が鈍ってしまい、転んで怪我をする可能性が高まり大変危険です。
そのため、しっかりと高カロリーの行動食を選ぶことがポイントです。
ポイント2 : 保存性が高いものを選ぶ
登る山にもよりますが、登山は長時間に及ぶことがほとんどなので、保存性が高いものを選びましょう。いざ休憩して行動食を食べようと思ったときに行動食が傷んでしまっていると、登山の途中に下痢や腹痛を起こしてしまう原因にもなりかねません。
そうならないためにも、気温に左右されないような保存性の高いものを選ぶことがポイントです。
ポイント3 : 携行性がよいものを選ぶ
行動食を選ぶ際には、携行性がよいものを選ぶことが重要です。登山には荷物を多く持っていくことができません。行動食で荷物をいっぱいにしまうと、登山の邪魔になるだけでなく、他に必要な荷物を持っていくことができなくなってしまいます。
そのため、ポケットやリュックに入りそうなコンパクトで手軽なものがおすすめです。
行動食はどれくらい持っていけばOK?
行動食といっても、どれくらい持っていけばよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?性別、体型などにもよりますが、1時間あたり300〜600kcalを目安にこまめに食べるのが理想的だと言われています。それをもとに、登山にどれくらいかかるかを考えて行動食を持参するように心掛けましょう。
コンビニでOK!行動食おすすめ商品6選!
行動食の定番の柿ピー
糖質を含む柿の種と脂質を含むナッツを同時に食べられる行動食の定番、柿ピー。とても軽く高カロリーなため、エネルギーを使う登山にはおすすめです。ペットボトルや水筒などに入れておけば、歩きながらでも片手でさくっと食べられます。
疲れた身体に染みるカロリーメイト
行動食としても優秀なカロリーメイトは、小分けに包装されているので持ち運びやすいのはもちろん、少量で複数の栄養素が補給できます。いろいろな味の中から好みのものを選べるのも魅力です。
バランスよく食べたいならドライフルーツ
バランスよく栄養を摂取したい!という方におすすめしたいのがドライフルーツ。パイナップルには美容に効くとされるビタミンCが入っていたり、プルーンには鉄分が多く含まれています。複数のフルーツが入った、ミックスタイプのものがおすすめです。
片手で押し出すだけで食べられるようかん
和菓子がお好きな方にはおすすめしたいようかん。コンビニでも手軽に購入できます。カロリーが高いだけでなく、塩分も入っているためミネラル補給も同時にできる優秀な行動食です。また乾物系の行動食と違い、ザックの中に入れていても粉々にならないのもポイント。
お菓子ならせんべいがおすすめ!
意外かもしれませんが、せんべいも行動食におすすめです。特に、ぬれせんべいは糖質が多く含まれているので、子どももおやつ感覚で食べられます。
甘党の方にはチョコレート!
登山で疲れた身体にはチョコレートもおすすめです。他の行動食と比べてもチョコレートは種類が多く、好きなものを選べますね。登山初心者におすすめなのがガルボです。日差しが強く暑いときでも溶けずに一口で食べられるので、登山との相性は抜群です。
まとめ
登山でおすすめの行動食とその選び方を紹介しました。意外と持っていくのを忘れがちな行動食。コンビニでもさまざまな行動食を購入できるので安心ですね。ぜひ自分に合ったものを見つけて、安全に登山ライフを楽しんでくださいね。
1997年名古屋生まれ。トラベルライター。 ときどきカメラマン。 “旅とフットボール”をモットーに日本・海外問わず旅を続ける。 フットワークが軽く、どこでも駆けつける。 旅人とゲストハウスが大好き。