SOTOの名作、スライドガストーチ。その魅力とトラブル解決方法
アウトドアで使えるターボライターをお探しの方に向けて、不動の人気を誇るSOTOの「スライドガストーチ」の魅力をお伝えします。また、すでに「スライドガストーチ」を使っている方に役立つ、トラブル解決方法もご紹介します。
もくじ
SOTO「スライドガストーチ」とは?
「スライドガストーチ」は、ハイクオリティなガス機器を製造・販売する新富士バーナーが展開するアウトドアブランド「SOTO」のターボライターです。その使い勝手とコストパフォーマンスの良さから、ターボライターの定番として多くのアウトドアを楽しむ人々に愛用されています。
SOTOの「スライドガストーチ」の魅力
ノズルが伸びるので、安全に点火できる
その名の通り、ノズル部分がスライドして伸びる点が、他のターボライターにはない特徴です。その長さは最大75mm焚き火やランタンへの着火、バーベキューなどのアウトドアシーンでは、この伸びるノズルが便利さを発揮。安全な距離から通常のライターでは届かない場所へ着火できます。使用しないときはノズルを収納できるので、コンパクトに持ち運びできて便利です。
ガスを再充填できるので経済的
「スライドガストーチ」はガスの再充填ができるので、経済的です。入手しやすいカセットボンベタイプのガス缶(CB缶)から、専用のアダプター不要で充填できる点も魅力です。本体には、ガスの減り具合を確認できる窓もあります。
ターボライターなので風に強く高火力
風に強いので、強風が吹きがちな川沿いや開けた場所でのキャンプ、登山でも安心して使えます。炎温度は1300℃と、火力のパワーも十分です。
限定カラーも人気の理由
「スライドガストーチ」はシーズンごとの限定カラーや、ショップやブランドとの別注モデルも展開。人気のカラーはすぐに完売してしまうので、欲しいと思ったら迷わず手に入れましょう。
ケースが豊富で自分好みにカスタムできる
メーカー純正のものから、サードパーティまでさまざまな「スライドガストーチ」用ケースが展開されているので、自分だけの一本にカスタマイズする楽しみもあります。腕に自信のある方は、レザーなどでDIYするのもおすすめです。
2021年にリニューアルされより安全に
「スライドガストーチ」は定番品としての地位を確立しつつも、モデルチェンジを繰り返しながら、使い勝手をさらにアップさせています。
2021年1月にリニューアルされた新型モデルでは、ノズルの先端に装着するキャップが追加され、安全性やメンテナンス性がさらにアップしました。キャップはチェーン付きで紛失しにくい点も気が利いています。
「スライドガストーチ」がつかない!原因と対処法
原因①ガスが切れている
そもそもガスが切れていないかチェックしましょう。本体に液体ガスの残量を確認できる窓があります。
原因②充填したガスが適正じゃない
「スライドガストーチ」は一般的なCB缶でガスを充填できますが、ガス缶メーカーのガスの配合によっては相性の悪いものも存在します。ガスは入っているのに火のつきが悪くなったと感じた方は、SOTOの純正ガスを試してみましょう。
原因③ガス調節つまみがマイナスになっている
「スライドガストーチ」の底面にはガスが出る量を調節する小さなつまみがあります。ここがマイナス側になっているとガスの出が悪くなるので、チェックしましょう。メンテナンスの際はマイナスに回しておくと、うっかり火がついて怪我をするリスクをなくせます。
原因④気温や気圧低くてガスが気化しにくい
ガスは、気温や気圧が低いと気化しにくい特性があります。寒い日や、標高の高い場所でのキャンプで使用する際は、注意しましょう。手や懐で温めたり、寒さや低い気圧に強いパワーガスや、ライター用のガスを使用して解決しましょう。
原因⑤先端が汚れて火花が出ない
ガスは出ているのに火がつかないそんなときは本体先端の着火装置から火花が出ているか確認しましょう。汚れがさびが付着していると正常に火花が出ないので、点火スイッチをロックし、綿棒などで掃除しましょう。2021年以降発売の新型モデルには、埃の侵入を防ぐキャップが付いているので、より点火不良が起きにくく改良されています。
いざというときはメーカーに問い合わせ
それでも「スライドガストーチ」がつかない場合は、故障の可能性があります。万が一、自然故障が起きたとしてもご安心ください。メーカー保証は2年間と長めに設定されています。
「スライドガストーチ」は一本持っておいて間違いないアイテム
SOTO「スライドガストーチ」は、アウトドア用にターボライターを探している方におすすめの一本。お気に入りのターボライターで、焚き火やバーベキューへの着火を安全かつスタイリッシュに行いましょう。
アウトドアライター兼スタイリスト。
キャンプギアと服と食が好き。新しいもの、わくわくするものを求めて、日々彷徨っています。休日の楽しみは、最高の景色の中で、気の合う仲間たちと朝から昼まで飲んで食べること。