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高山病は対策が肝心!知らないと恐ろしい症状と対処法を徹底解説!

血中の酸素濃度を上げる

自然療法

● 有圧呼吸法

大きく息を吸い込んで、2秒息を止めます。胸に力を入れるようにして、ゆっくりと口から息を吹き出す呼吸法です。この呼吸法を10回ほど繰り返すと、血中の酸素濃度が上がります。

アイテムで解決する

●【携帯酸素ボンベ】 オーツーアスリート O2 Athlete スタートキット

こちらは酸素ボンベ業界では、トップシェアを誇るユニコムのオーツーアスリート。流量調節ダイヤルがあり酸素量を調節できるので、使いやすいアイテムです。酸素ボンベはアスリート専用のアイテムではありません。高所に自信のない方は持って行くことをおすすめします。

●【携帯酸素ボンベ】ボンベ 酸素リキッド(オアシスO2リキッド)

元NASAの研究員が開発したという携帯用高濃度酸素水です。使い方は簡単で、200~300mlの飲み物に1~3プッシュ入れるだけ。気になる効果は、利用者によると「高山病に効果がある」という意見や「全く効果が無かった」と賛否両論が挙がっています。効果は、個人差があるようですね。

●【酸素サプリ】O2食べる酸素 ペレットタイプ (旅行用品)

水なしで飲めるペレットタイプです。体の酸素バランスを維持する手助けをして、酸素を吸収しやすい状態にします。さらに、ミネラルやバナジウム、ゲルマニウム、カルシウム、マグネシウムなど88種ものミネラルイオンを配合しているそうです。薬というよりもサプリメントと言えますね。

利用者の評価は、サプリメントのため効果は人それぞれといった感じです。呼吸で酸素が上手く取れないときに胃から酸素を吸収できるとか。小さなタブレットのため、女性や高齢者でも無理なく食べられます。

酸素の消費を抑える

自然療法

● 安静にする

高山病の症状が出ているときには登山をやめて安静にしましょう。また、山小屋に着いても決してすぐに眠らないでください。寝てしまうと呼吸する回数が減り、高山病が悪化してしまうからです。

● 無理に高度を下げない

急いで高度を下げることは危険です。体に負担を掛けてしまい高山病が悪化してしまう原因になってしまいます。

頭痛を抑える

アイテムで解決する

● タイレノール

痛み止めにはバファリンが有名ですが、登山では前後の食事なしでそのまま飲めるタイレノールがおすすめです。

● ロキソニン

こちらも、頭痛薬としては有名ですね。ロキソニンSは胃への負担が少ないことでも知られているため、食欲が減退したときも飲みやすいと言えます。

● ダイアモックス
渡航外来:高山病予防・治療薬 ダイアモックス | アイキッズクリニック(小児科・アレルギー科・予防接種)|愛知県豊田市・みよし市
参照:アイキッズクリニック

高山病の薬としてよく紹介されているダイアモックス。

脳の血管を拡げ、呼吸中枢が刺激されることで呼吸回数を増やしてくれます。急激に高度を上げるときに予防としても効果的です。しかし、効き目があるのは高山病の初期症状のみ。重症化した場合は、すぐに下山をしましょう。

副作用としては、吐き気/食欲不振/手足のしびれなどがあるとされています。ダイアモックスは処方箋がないと購入できません。かかりつけ医へ相談することをおすすめします。

それでもダメなら病院へ

それでも高山病が治らないときは、迷わずに病院へいきましょう。また、山によっては下山をしなくても診療所がある場合があります。“山岳診療所” や “救護所” と呼ばれており、大手の大学病院と提携し、登山好きの医者や看護師が常勤しています。

例えば、富士山の場合では「吉田口七合目救護所」「吉田口八合目救護所」などがあります。

参照:富士さんぽ

高所登山をする前には、あらかじめ救護所や診療所の場所も確認しておきたいですね。

まとめ

高山病は「山酔い」「高地脳浮腫」「高地肺水腫」の三種類に分類され、それぞれの症状を詳しく知ることで、いち早く高山病に気が付くことに繋がりますね。

高山病は誰にも起こる高度障害です。登山前・登山中の予防対策が必須だと言えます。高山病になってしまったときには、市販のアイテムや呼吸法を試すことも効果的です。また、重症化する前に下山して山岳診療所や救護所を活用するようにしましょう。高山病はほとんどが「頑張り過ぎ病」だと言われています。焦らず穏やかな気持ちで高所登山を楽しみたいですね。

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