• キャンプや登山に関わる人々へのインタビュー記事一覧です。自然に魅せられたアウトドアフリーカー、自然と共に生きるアスリート、熱い信念を持つオーナー等、その想いやヒストリー、展望など、写真と共に丁寧にお伝えします。今後の人生の選択肢のひとつとなるヒントが、見つかるかもしれません。
  • HOME
  • 記事一覧
  • キャンプ場でデスクワーク?!今までの働き方を変えうる“アウトドアオフィス”の仕掛人に迫る!

キャンプ場でデスクワーク?!今までの働き方を変えうる“アウトドアオフィス”の仕掛人に迫る!

いつもみなさんはどのような場所で仕事をしていますか?

ビルの中、とにかく出ずっぱり、あるいはご自宅など様々かと思いますが、アウトドア好きなら一度は「自然の中でのびのびと仕事できたらなぁ……」なんて思ったことがあるのでは?

そんな思いを実現しているのが、今回紹介する”アウトドアオフィス”。
仕掛人である「あそぶ株式会社」のみなさんにお話を伺いました。

アウトドアオフィスってなに?!

一言で言うと、「アウトドア(外)で仕事をする」イベントです。

ただ単純に外で仕事をするわけではなく、“平日のキャンプ場”で、様々な企画やアクティビティも交えながら仕事をする、いわば新感覚のワーキングスタイルを体現する場所

開催自体は今年で4年目を迎え、その斬新さゆえに多方面から注目を集めています。

なぜアウトドアオフィスが誕生したのか

「忙殺される毎日の中でふと、『外で働きたい』と思ったのがキッカケです。」

発起人であるASOV(あそぶ)の酒井さんは笑顔でそう教えてくれました。

もともとは社内行事として始まり、秘密基地やアジトを作るような感覚で始まったそう。

当初はワクワクしてなかなか仕事が手に付かないなんてことも。

「外という開放的な環境で、いつもと違った濃いコミュニケーションができるのではないか、もっとたくさんの人にこの良さを知ってほしい」

この取り組みの様子を見た外部の方から「参加したい!」との声が多かったこともあり、直近2回は会社の枠組みを超えたイベントに。

小さく始まったアウトドアオフィスも今年で4回目を迎え、参加者は社内外含め50名を越える規模になりました。

また、なかなか予約が埋まりづらい平日に、大勢での来場はキャンプ場にとっても大きなメリット。

大好きなアウトドア業界にも貢献ができるんじゃないか。

そんなふとした思いから始まったとっても素敵なイベントなのです。

アウトドアオフィスで享受できる特別な感覚

まだ体験したことがない方にとって、アウトドアオフィスのいいところはなかなか伝わりづらいかもしれません。
ここで、参加してこそわかる素晴らしい魅力をご紹介しましょう。

その1. あらゆる垣根を越えてひとつになれる

アウトドアオフィスでは、会社や役職など普段の柵に関係なく、誰もが自然の中で仕事をします。
そこではひとりひとりが完全な“個”となり、本当の意味でフェアになれるのです。

あらゆる垣根を取り払うと、普段一緒にいても気付けない新たな発見も。

初めて出会う人だけではなく、同僚や仲間とも更に強く繋がれるのもアウトドアオフィスならではの魅力。

その2. 新鮮なメリハリ感

いつもと違う環境で生まれる集中力はもちろんですが、仕事以外にもアクティビティや食事など、いわゆる共同作業があります。

共同作業があるからこそ生まれる、いつもにはない新鮮な集中力が芽生えるんです。

仕事があるから遊びも本気に、楽しみがあるから仕事も効率的に。

このように自然とメリハリが生まれます。普段体験できない、特別な高揚感が生まれることは間違いありません。

その3. 心身ともに緊張から解き放つ開放感

自然の中にいたらとにかくストレスフリー。都会の喧騒も、満員電車も、殺風景なオフィスもそこにはない。

目に映える緑と過ごしやすい風、全てを癒やしてくれる自然が、とてつもない開放感を与えます。

いつも知らない間に気張っていても、ここではどこか力が抜け、ほぐれる。

仕事をしながら癒されるなんて、一石二鳥です。

今年のアウトドアオフィスのダイジェスト動画もチェック!

実は目に見えない苦労も……

今でこそ規模も企画も大きくなったアウトドアオフィスですが、裏では苦労も多かったそうです。

実施内容や段取りはもちろんのこと、規模が大きくなってからは集客活動も時間がかかったとのこと。

「相手は法人です。参加したい、興味あると思った人が少しでも来やすいように、いち企業としてどのようなメリットが与えられるかを考えました。座学や交流会など、ビジネスにも繋がるような企画もその一つです」

ただアウトドアで働く機会を与えるということもできたかもしれませんが、「自然の下で仕事する心地よさを知ってほしい」という情熱が彼らを突き動かし、今のアウトドアオフィスがあるのです。

そんなアウトドアオフィスを手掛ける“ASOV”とは一体……?

アウトドアオフィスを手掛けるのは、あらゆるコミュニケーションのハブを目指す“あそぶ株式会社”。

様々なクリエイティブ制作を軸として、映像から空間まであらゆるモノを手掛ける、次世代型の制作会社です。

社内にはVR機器やドローンなどもあり、最新技術を駆使した制作も可能だとか。

「基本的に、なんでもやります」がASOVのスタンスです。

ASOVは制作の幅も広く、いわばクリエイティブならどんな形でもお手の物。

ただ、どんな仕事にも根底にあるもの、そしてASOV自身が大切にしているのがコミュニケーションだと語って下さいました。

コミュニケーションが発生しないと、よい仕事も生まれない。だから人との繋がりはすごく大切にしています。」

コミュニケーションハブを掲げる背景には、こんな思いがあったのですね。

「だからアウトドアオフィスはASOVの考えが詰まった結晶なんですよ。」

CEO酒井さん、COO高橋さんが口を揃えて言います。

「仕事と遊び、プライベートが共存すること。本来、人が生きていく上でONとOFFを切り分ける必要なんてないんです。極論を言ってしまえば、今の日本の一般的な働き方は異常で、僕らが正常なんじゃないかな(笑)」

一体感、メリハリ、そして程よいリラックスとも言える開放感。

アウトドアオフィスで感じられることは、普段からそのような働き方を掲げるASOVのスタイルがぎっしり詰まった素敵な空間だったのです。

ASOVで共に働きたい人を募集中!

現在、ASOVでは一緒に働いてくれる方を募集しているそうです!

一体どんな人を求めているのか聞いてみました!

アウトドアやスポーツをもっと盛り上げたい人ですね。ASOVもAll Sports & Outdoors Ventureという文字を充てていて、僕らはそういう思いが強い。アウトドアもスポーツも大好きなんで!」

と酒井さん。.HYAKKEIを読んで下さっている方には多そうですね。

続けてCOOの高橋さんにも聞いてみました。

「僕らは何かしら武器がある。映像が作れたり、デザインができたり、Webに強かったり。何か一つ武器があるといいな。だから今やっている仕事に対してくすぶっていたり、なんか違うなと思ってたりする人は合うと思います。きっとそういう人は何か持ってるはず。あとは協調性があるワガママな人!(笑)」

「既存のレールに捕らわれず、次々とコミュニケーションを生み出せる人がいいですね。僕らの環境、状況はめまぐるしく変わる。その波を楽しんで一緒にサーフィンしてくれるイメージ。仕事もプライベートも垣根がわからなくなって、あれどっちだっけ?ってくらい両方楽しめたら最高ですね!」

つまりは『アウトドアやスポーツが大好きで、そんな大好きなコトに自分の得意なコトで勝負したい、仕事をしたい、楽しみたい』そんな方にはピッタリだというわけです!

年齢や業界は問いません!
アウトドアオフィス、そしてASOVの考えやスタイルに共感した方、興味がある方はこの機会に一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

仕事も遊びも超越した素晴らしい出逢いが待っているかもしれませんよ。

<あそぶ株式会社>

*サイトTOPページ
http://www.asov.co.jp

*募集要項
http://www.asov.co.jp/recruit/1233/

関連記事一覧