上州武尊山スカイビュートレイル130にでます

.hyakkeiの町田です。ご縁がありこの度、上州武尊山スカイビュートレイル130にでます。2025年9月20日-21日に控えた同大会を前にプレビュー記事ということで大会概要と私の目標タイムや装備をまとめておこうと思います。

上州武尊山スカイビュートレイルとは

公式HP参照

GPT曰くこんな大会です。

”群馬県・川場村を起点に、百名山「武尊山(ほたかやま)」を舞台として開催される国内屈指の山岳トレイルランニングレース。最長138km、累積標高8,000m超という超過酷なコース設定で知られ、トレイル、林道、スキー場ゲレンデ、舗装路を縦横に駆け抜ける。急峻な山岳地形と多様な路面、気まぐれな天候が選手を苦しめる一方、稜線からのスカイビューやローカルの温かい応援が心を奮い立たせる。

大会は130km部と80km部の2種目があり、いずれも累積標高は世界基準に匹敵。装備規定や完走条件も厳しく、国内外の実力派ランナーが集う本格派レースとして評価されている。毎年9月に開催され、国内トレイルランニングシーンの終盤を飾る重要な大会のひとつとなっている。”

公式HP参照

一言で言うと、「高低差のある上級者向けのロングレース」になるかと思います。

上州武尊山およびその周辺の山域が急峻なアップダウンのある地形ではあります。加えて、Youtubeで過去の大会の参加者の動画を見る限りは悪天候で泥沼の大会だったり、リザルトを見ると完走率がかなり低かったりと、ハードな展開が予想されます。

過去完走した人に聞くと

「アップもダウンも急峻で走れる箇所が比較的少ない。死にますよ。」

「130か~。攻めますね~。」

「終盤のゲレンデが地獄です。」

と背中をやさしく押してくれる激励の言葉をいただきました。

ちなみに、コースは前述のとおり138㎞と80kmに分かれます。制限時間は距離的に比較的余裕がありますが、累積標高差があるので私のような草ランナーはペース配分と精神的な余裕が重要になってきます。

種目名距離制限時間累積標高 (推定)
スカイビュートレイル130約138 km34時間約8,000~8,280 m
スカイビュートレイル80約80 km24時間約4,640 m

高低差表。公式ではメモリに標高を振っていなかったので調べて振りました。

完走計画について

参考までに私のトレラン歴を掲載しておきますと、2024年2月の大会デビューから1年半ほどです。ITRAのPIは430。これまで出た大会は、8つで30㎞ほどのショートレースから110㎞の大会までざっくばらんに出てきました。毎月の練習量は100㎞/月前後で、直近はスポット練として近所の坂道をダッシュしたりもしています。

大会は毎回制限時間ギリギリで粘る運営泣かせの草ランナーだと思います。

私のITRA PI。intermediate3から抜け出せません。

そんな私の、各エイド地点での目標タイムとペースがこちらです。

地点ごとの目標時間と累計ぺース

仕事の都合で、2日目の8:00には現地を出発しなくてはいけなくなってしまったので、おそらく110が私のゴールになると思います。※奇跡が起きてA7樹恵里エイドをAM1:00で通過できたら130完走できます。

ギアについて

私の装備一覧がこちら。

今回はミレーさんのご厚意でミレーさんのアイテムが多めとなっています。

予備など追加しますが、おおよそこんな感じ。

ウェア類

ウェア類はシンプル。9月下旬とはいえ酷暑が想定されるので、オール化繊です。トレランでもウールを活用できる場面はありますが、夏のシーズンは汗処理がさすがに追いつかないので化繊中心にしています。

なかでもドライナミックメッシュはかれこれ10年くらいのお付き合い。ほぼすべてのモデルを持っていると思います。様々な撥水ベースレイヤーを試していますが、トレランはドライナミックメッシュが今のところスタメンです。

撥水性はもちろん、嵩高があり物理的に肌離れを確保してくれているので安定的にドライ感が続きます。

ウェア類

Tシャツ:インテンス エッセンシャル ショートスリーブ Tシャツ

ベースレイヤー:ドライナミック メッシュ NS クルー

パンツ:インテンス プロ ライト ショートパンツ

レイン:インテンス プロ 2.5L ジャケット

ザック:インテンス ウルトラ 15

キャップ:インテンス キャップ

ザック&フラスク

ザックはミレーのインテンス ウルトラ 15。収納力の高さとアクセスの良さは、これまで使ってきたザックの中でも随一だと感じます。フロントは5つのポケット。サイドに2つ。バックにポールポケット。メインコンパートメントは2つで1つはチャック付き。

今回は、アップダウンがあるコースながらエイド間距離が10㎞以上の個所も複数あるので、MAXで2Lの水分を持てるキャパで挑もうと思います。

エイド間が10㎞超える箇所があるのでkagaspaの教訓から2L仕様

シューズ

シューズはこれまでsalomon/メレル/asicsと使用してきましたが、最近はasicsで定着しつつあります。これまではGEL-Trabuco 13を使ってきましたが、今大会からTrabuco Max 4を使用する予定です。

Trabuco Max4はこれまで私が使用してきたシューズの中でもクッション性があり、練習で使っていると推進力も高いように感じます。ロングレースで使用でどこまで活躍してくれるか楽しみです。

その他

トレッキングポール

ポールはamazonで買った中国メーカーのものを使用しています。

何度か大会でも使用しており、ポールを固定する紐がよく抜けるので、輪ゴムで止めて活用しています。これで困ったことは今のところないですが、今回ロングレースなのでヘアゴムにアップグレードしようと思います。

軽さは抜群で、使用感も特に悪くないので寿命がくるまでは使おうと思っています。

ヘッドランプ

ヘッドランプも何年も前に買ったPETZLのACTIKCOREを使い続けています。使用方法がシンプルなので、特に買い替えることもなく1軍仕様です。オールナイトだと充電が10時間ほどで一度切れるので予備のバッテリーを持参します。

大会規定的に確か、もう1つヘッドランプの予備が必要なのでモンベルのサブを持っていきます。そちらは乾電池式です。

サングラス

こちらもamazonで買ったA-FITという福井県鯖江市のメーカーのアイテムです。

とにかく安いのですが、使用感も全く問題なく使い続けています。レンズの部分を外すことができるので撥水スプレーを大会前に散布して汗をはじいて視界を確保できるようにしています。

補給類

ジェルは様々なものを試してきましたが、飲みやすさでメダリストとアミノバイタルが個人的にはヘビロテジェルとなっています。ロングレースになったら銘柄関係なく手に持ったものを口にしていますが。笑

あとはエイドで水しかない場合があるので、電解質の補給目的でポカリの粉は持参します。パラチノースも糖分補給目的で持参しています。

イマージェンシー

毎度入れているので言うと、写真の中にあるアイテム群になるのですが、あとイマージェンシーシートと緊急トイレアイテム、痛み止め(タイレノール)、テーピング(非伸縮)は持っていきます。

いってきます

残り5日。練習も調整を中心としたものに切り替えて、怪我なくハードなコンディションでも楽しんでいきたいと思います。ご一緒される皆様。どうぞよろしくお願いいたします!

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