定番ヘッドランプが全モデル刷新、記念モデルも登場

フランス生まれのアウトドアブランド・ペツル（PETZL）のロングセラーヘッドランプ「ティカ（TIKKA®︎）」シリーズが、2025年で発売25周年を迎える。これを記念し、全モデルをリニューアル。さらに、25周年記念の数量限定モデルも発表された。

世界初のLEDヘッドランプとしての誕生

2000年に登場した「ティカ」は、世界で初めてLEDを搭載した登山用ヘッドランプとして発売された。以来、軽量コンパクトで扱いやすい基本構造はそのままに、光量や使い勝手、デザインをアップデートし続け、登山・ランニング・キャンプなど幅広いアクティビティの定番モデルとして支持されてきた。

新モデルの特徴とラインナップ

今回のリニューアルでは、全モデルに新色を追加し、照射力や点灯時間を強化。ヘッドバンドは100%リサイクル素材に切り替わり、環境配慮型に生まれ変わった。全体で20色展開となる。

• ティキナ：300ルーメン。エントリーモデルながら快適なビームを提供。乾電池・充電池両対応。
• ティカ：350ルーメン。赤色光と蓄光リフレクター搭載。暗所での視認性が向上。
• ティカ コア：450ルーメン。USB-C対応の充電池「コア」付属。
• アクティック：450ルーメン。より長時間の行動を想定した中上級者向けモデル。
• アクティック コア：625ルーメン。シリーズ最高の明るさと持続時間を誇るハイエンドモデル。

いずれのモデルも、ペツル独自の「ハイブリッドコンセプト（乾電池／充電池両対応）」を採用し、用途や環境に応じた柔軟な使い分けが可能となっている。

ペツルならではの“質の高い光”

照射ムラを抑えた均質な光は、長時間の使用でも目の負担が少なく、夜間行動に安心をもたらす。コンパクトで軽量な筐体は、バックパックのポケットやポーチにスムーズに収まり、日常使いから遠征まで対応する。

25周年アニバーサリーモデルも登場

ティカシリーズ25周年を記念して、限定デザインの「ティカ コア」も登場。好日山荘限定で販売されるこのモデルは、歴代ティカのデザインをあしらったヘッドバンドが特徴。アウトドアの記憶を辿る一本として、愛着あるアイテムになることだろう。