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井上咲楽、初のトレラン100km挑戦を映像化。『Seeking Blossoms』公開

俳優・タレントの井上咲楽が、自身初となる100kmトレイルレース「奥信濃100」に挑戦。その全過程を記録した映像がYouTubeで公開された。

身体と心の変化を、100kmで描くということ

井上咲楽が挑んだ「奥信濃100」。その模様を記録した映像作品『Seeking Blossoms〜100kmを走って見えた景色〜』が、彼女の公式YouTubeチャンネルで6月20日に公開された。タイトルの「Seeking Blossoms」は、彼女の名前にちなんだ「咲くこと」と、旅路のなかでの発見を重ねたもの。

舞台は信越国境の山々。高低差と長距離に富んだコースで、100kmという過酷な道のりに挑んだ井上が、刻一刻と変化する身体と心の状態を、自らの言葉と表情で追っていく。

見せるのではなく、映る姿をそのままに

映像は、演出よりも“体験”を主軸に据えている。自然の静けさ、足の痛み、深夜の孤独、そしてフィニッシュの瞬間——それらはどれも等身大でありながら、彼女が走ることで掘り当てた“個人の風景”として立ち上がってくる。

撮影・編集は田中嵐洋(Steller’s Jay)、田島継ニ(Heartfilms)、宮﨑喜美乃(Ultra Trail Runner)らが担当。トレイルカルチャーと映像の呼吸を知るスタッフによって、風景と心情が静かに交差する作品に仕上がっている。

100kmという距離が切り拓く、物語としての身体

この映像には、“完走の感動”だけではない時間が詰まっている。走りながら何かを失い、また拾い直すようなプロセス。井上咲楽という存在が、登場人物ではなく“語り手”として映っている点に、この作品の強さがある。

100kmを走るという経験が、彼女の内面をどう動かしたのか。それは見る者にとって、スポーツを超えたひとつの「旅」として映るだろう。

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