日本一過酷といわれる山岳レース**「トランスジャパンアルプスレース（TJAR）」で、2022年に大会新記録で初優勝、2024年に二連覇を果たした土井陵（たかし）選手**。その軌跡と人物像に迫る一冊が登場。

本職は消防士。国内外で輝かしい成績を重ねる一方、数々の困難と向き合いながら“山の王者”へと上り詰めた土井選手の人生と哲学が、全5章の構成で描かれます。

著者は、トレイルランナーたちの人間ドラマを綴ってきた編集者であり、『グランノート』主宰の千葉弓子氏。長年にわたり土井選手の挑戦を間近で見つめてきた彼女が、自身初の単著として世に送り出します。

本書のポイント

TJAR二連覇の記録と舞台裏

家族や仲間、ライバルとの関係性

“山岳王者”と呼ばれる所以

人生に効くリアルな挑戦の物語

困難を超えた先にある景色を見たいすべての人へ。土井陵の「生き方」が胸に迫るノンフィクション。