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  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!
【Vol.98 阿蘇山(根子岳)】手軽に大迫力の景色を!根子岳を徹底レポート

【Vol.98 阿蘇山(根子岳)】手軽に大迫力の景色を!根子岳を徹底レポート/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先である熊本県の阿蘇山(あそさん)は噴火の影響で規制が多くあり、山頂まで登ることができないためお隣の山、根子岳(ねこだけ)へ。そんな阿蘇山のお隣、根子岳の魅力や実際の登山レポート、登山ルートなどを紹介していきます!

「阿蘇山」(根子岳)の特徴は?

「阿蘇山」(根子岳)の特徴は?

阿蘇山は熊本県に位置する活火山の山で、根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳の五峰を阿蘇五岳と呼んでいます。その中でも最高峰である高岳(標高1,592m)は噴火の影響で立ち入りが禁止されています。そのほかにも、中岳、杵島岳、烏帽子岳も入山規制がされていますので、火山情報について詳しく調べることをおすすめします。

根子岳に登るコースをご紹介!

根子岳に登るピストンコース|大戸尾根コース

根子岳に登るコースをご紹介!

こちらは、根子岳へ登るピストンコースとなっています。山頂までの標高差も少なく、初心者の方でも登ることが可能です。はじめは樹林帯を通り、途中から視界が開けはじめ、山頂からは天狗岩や阿蘇五岳、周囲の山々を見渡すことができます。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。高岳が噴火の影響で登れなくなってしまったので、隣にある根子岳を登りました。根子岳は高岳を含めた阿蘇の山々を眺めることができる展望スポットです。

距離は短いが急登が続く大戸尾根コース

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

駐車場に車を駐め、牧場の横を歩くところからのスタートです。駐車場からも登山口からも正面に根子岳を見ることができます。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

牧場を上がっていき、いよいよ急登の林道歩きが始まります。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

急登の林道の足場は非常に悪く、冬場でもかなり滑りやすくなっています。ただ、滑りやすくなっているところにはロープも設置してあるので、適度に利用しながら登っていくことをおすすめします。

山頂からは迫力満点の高岳が。360度の大パノラマ

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

登山開始から30分ほどで根子岳西峰の姿を見ることができます。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

山頂直下は木々の背が低くなっていくとともに、一段と急登になります。粘土質の登山が続き、非常に滑りやすくなっているため注意が必要です。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート

登山開始から約1時間で根子岳東峰に到着です。根子岳東峰からは根子岳西峰や立ち入り禁止の高岳をはじめ、阿蘇の街並みを望むことができます。

阿蘇エリアを一望!冬の「根子岳」を実際にレポート
山頂から阿蘇の街並みを

本日のスケジュール

大戸尾根登山口(9:20)
根子岳東峰(10:15)
大戸尾根登山口(11:10)

まとめ

いかがだったでしょうか。噴火の影響で、阿蘇山の最高峰である高岳などのエリアには入山することはできませんでしたが、根子岳から眺めることができたので、入山規制が解除されたら再度チャレンジできればと思います。

次回予告!「祖母山」へ

次回予告!「祖母山」へ

次回は、大分県と宮崎県にまたがる祖母山へ。「祖母傾国定公園」にも指定されており、豊かな自然と多くの野生動物が生息するエリアになります。百名山も残り数少なくなってきましたが、最後までじっくりと楽しめればと思います。次回もお楽しみに!

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