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  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!
【Vol.70 苗場山】山頂に広がる湿原はまさに楽園!/バン旅百名山

【Vol.70 苗場山】山頂に広がる湿原はまさに楽園!/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、新潟県と長野県の県境に位置する苗場山。山頂周辺には湿地帯が広がっており、どこまでも続きそうな平坦な木道歩きを楽しむことができます。そんな苗場山の特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!

「苗場山」の特徴は?

「苗場山」の特徴は?

長野県と新潟県にまたがる苗場山は標高2,145mの成層火山です。スキーリゾートとしても有名な苗場山エリアは冬だけでなく、夏でも山頂付近の湿原歩きを楽しむことができます。日帰りでもアクセスすることができ、初心者の方でも安心して登ることができます。

苗場山に登るコースをご紹介!

首都圏からのアクセスが簡単!|秡川コース

苗場山に登るコースをご紹介!

こちらは秡川登山口からスタートする、首都圏から最もアクセスがしやすいコースになります。またコースタイムや距離も日帰り可能な範囲ですので、初心者の方でも登ることが可能です。山頂付近では広大な湿原にある木道を歩くことができ、眺望も良く歩きやすいため、お手軽なコースとなっています。

3合目から登山ができる!|小赤沢コース

苗場山に登るコースをご紹介!

こちらは最短距離で山頂を目指せるコースです。小赤沢3合目までは車でのアクセスが可能となっており、標高1,000m付近まで一気に上がりスタートすることができます。距離としては短いですが岩場や鎖場などもあるため、足元に注意しながら進みましょう!

また山頂付近の広大な湿原の木道歩きは景色がとても良く、山頂までの登りの疲れを癒してくれること間違いありません!

絶景の草紅葉が見どころ!苗場山登山を実際にレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。山頂周辺に広がる湿地帯が草紅葉で色づき、その絶景を見ながら歩く木道はまさに楽園!この日は小赤沢3合目登山口からのスタートです。

紅葉ピーク!?鎖場続出の苗場山登山スタート!

絶景の草紅葉がみどころ!苗場山登山を実際にレポート

この日は、小赤沢3合目登山口からスタートします。このルートは一般的な苗場山登山ルートの中で距離としては一番短いですが、急登が多いことで知られています。

絶景の草紅葉がみどころ!苗場山登山を実際にレポート

登山開始からしばらくは傾斜のゆるい樹林帯を進んでいきます。5合目を過ぎたあたりから木々の背が低くなり、紅葉を楽しみながら登ることができます。

絶景の草紅葉がみどころ!苗場山登山を実際にレポート

急登を終えるとそこには楽園が!草紅葉を眺めながらの木道歩き

登山開始から1時間ほどのところから一気に急登に。鎖場が多数ありますが、足場は安定しています。しかし、雨上がりなどは滑りやすくなっているため注意が必要です。

急登を終えるとそこには楽園が!草紅葉を眺めながらの木道歩き

急登を登り終えるとそこに待っていたのはまさに楽園!急登はなくなり、木道が奥まで伸びています。草紅葉がピークを迎えたこの時期の木道歩きほど贅沢な登山はないでしょう!

急登を終えるとそこには楽園が!草紅葉を眺めながらの木道歩き

木道が始まってからは、ほとんど平坦な道が山頂まで続いています。山頂より少し手前には苗場山頂ヒュッテがあり、記念バッジや軽食などを買うことができますよ。

苗場山頂

登山開始から約2時間半で苗場山の山頂に到着です。この日はイケダの父と半年ぶりの再会。一緒に登山を楽しみました。

苗場山頂

苗場山の山頂こそ展望はありませんが、山頂付近には広大な湿地帯が広がっており、肌寒い風を感じながらお昼休憩。ずっといたくなるような絶景です。

本日のスケジュール

※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。

登山口(7:10)
苗場山(10:01)
登山口(13:44)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回登ったルートは比較的距離も短いため、初心者の方でも登りやすいルートだったと思います。急登を登り終えた先に広がる湿地帯はまさに楽園そのもの。またいきたくなるような景色でした。

次回予告!日本三大急登を登る!谷川岳

谷川岳

次回の登山先は、日本三大急登の1つである「西黒尾根」で有名な谷川岳。谷川岳はロープウェイを使って容易に山頂まで登ることができますが、今回はその西黒尾根から挑戦します。日本三大急登とはいったいどれほどのものなのか!次回もお楽しみに!

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