【登山記Vol.21 蔵王山】超初心者向け!エメラルドグリーンに輝く御釜が見どころの「蔵王山」を実際にレポート!/バン旅百名山
今話題沸騰中のバンライフを送りながら、2人の大学生が1年間以内に日本百名山制覇を目指す本企画。今回の登山先は山形県と宮城県にまたがる蔵王連峰の主峰「熊野岳」。エメラルドグリーンに輝く御釜や迫力満点の山肌を眺むことができる蔵王山のコース紹介や実際の登山レポートなどをご紹介していきます!
もくじ
蔵王山の主峰「熊野岳」の特徴は?
蔵王連峰は山形と宮城両県にまたがるの山脈の総称であり、最高峰は標高1841mの熊野岳です。また、熊野岳に向かう道でにある火口湖の御釜はエメラルドグリーンに輝き、多くの人に愛されています。登山口へのアクセスもロープウェイや蔵王ハイラインなどのアクセスもしやすく、トレッキングコース整備されているため、初めての方でも簡単に登山を楽しむことができます。
熊野岳のコース全体像はこちら!
ロープウェイでも車でも!お手軽登山コース2選!
ロープウェイで「熊野岳」まで楽々登山!_地蔵山口コース
蔵王ロープウェイの山頂駅を出発地とし、往復でも2時間もかからない簡単コース。地蔵山や熊野岳など2つの山までの道は平坦な道が続き、高山植物なども横目にしながら楽しむことができます。
蔵王ロープウェイの営業時間と料金は?
営業時間
山麓線:8:30〜17:00 山頂線:8:45〜16:45
変更の可能性がありますので、随時HPを確認してください。
ロープウェイ料金
地蔵山頂駅
大人:1500円(往復:3000円)
子供: 800円(往復:1500円)
樹氷高原駅
大人:800円(往復:1500円)
子供:400円(往復:800円)
ロープウェイは2種類あり、熊野岳をできるだけ簡単に楽しみたいという方は、地蔵山頂駅を使用するのがおすすめです。
車で山頂付近へ!御釜を間近に楽しめる_刈田岳口コース
蔵王ハイライン(有料)を使って刈田岳、御釜を通るルート。蔵王レストハウスの駐車場近くからスタートし数分でエメラルドグリーンに輝く御釜を見ることができます。また往復距離は約4キロほどで平坦な道が続くため、比較的登りやすいコースです。
蔵王ハイラインの営業時間と料金は?
営業時間:7:30~17:00
開通期間:4月下旬~11月初旬(2021年4月23日(金)~2021年11月初旬まで)
通行料金
二輪自動車 :390円
軽・小型・普通自動車:550円
蔵王ハイラインを使えば、徒歩数分で御釜を見ることができます!
蔵王レストハウスからのハイキングを実際にレポート!
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。今回は蔵王レストハウスまで車で行き、気軽に蔵王ハイキングを楽しめるコースをご紹介します。
駐車場から10分でエメラルドグリーンに輝く御釜へ
こちらが駐車場のある蔵王レストハウス。ここでは売店の他にレストランもあり蔵王山の山容を眺めながら食事をとることができます。
レストハウスから向かって左側からハイキングスタートです。まずはここから馬の背を通り御釜へ向かいます。
駐車場から約10分でこの日の大目玉である御釜に到着です。火山のダイナミックな山肌の中でひときわ輝くエメラルドグリーンの御釜はなによりも美しい!
馬の背を通り蔵王山の最高地点「熊野岳」へ
御釜を横目に馬の背を熊野岳方面へ歩きます。蔵王レストハウス駐車場からは森林限界を超えているため展望も良く常に絶景と隣り合わせ!
馬の背を歩いていくと、馬の背分岐に到着です。この分岐を左に行くと熊野岳山頂はもうすぐ!
登山開始から約1時間で熊野岳山頂に到着です。山頂からは向かいにある飯豊連峰や朝日連峰、そして月山まで見渡すことができます。熊野岳からはピストンで帰ってもよし、地蔵岳まで足を伸ばしてもよし!
イケダ・コスギ的ベストスポット&ピクチャー
今回は馬の背を歩くイケダを選出!火山特有の荒野のバックはかっこいいの一言。
本日のスケジュール
コースタイムには個人差があるため、参考程度にご覧ください。
蔵王レストハウス(7:43)
御釜(7:55)
熊野岳(8:40)
蔵王レストハウス(9:20)
最後のトイレはここだ!
【地蔵山口コースをご利用の方】
・蔵王ロープウェイ「山麓駅」「樹氷高原駅」「地蔵山頂駅」の各駅
【苅田岳口コースをご利用の方】
・蔵王レストハウス
まとめ
いかがだったでしょうか。蔵王山はドライブウェイやロープウェイなどで山頂付近までいくことができるため初心者の方でも気軽に蔵王ハイキングを楽しむことができます。また、登山開始から森林限界を超えているため視界が開けており、火山特有の雄大な大地を常にみつことができます。今回は蔵王レストハウス側からのハイキングを楽しみましたが、次回は反対側の地蔵山からのハイキングもしてみたいです。
次回予告!次なる山は「飯豊山」
次なる山は飯豊連峰の主峰「飯豊山」。登山口から飯豊本山までの道のりが長く、一泊二日の登山が一般的な飯豊山ですが、今回はそんな飯豊山を日帰りで挑戦してきます!豊かな自然が残る秘境をみなさんにお届けするので次回もお楽しみに!
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現在絶賛休学中のおんせん県大分の大学に通う大学生。
学生初、バンライフをしながら一年以内に日本百名山全山登頂を目指して奮闘中。
二人とも関西出身で、アウトドアや登山が大好き!