【親子必見】カブトムシの捕まえ方や準備のポイントなどをご紹介!
カブトムシといえば、夏を代表する風物詩のひとつです。実際にカブトムシを捕まえることができたときは、とても嬉しいですよね。
今回は、カブトムシを捕まえるために知っておきたいポイントや事前の準備、注意する点についてご紹介します。
もくじ
カブトムシを捕まえる前に知っておきたい3つのポイント
1.時期
カブトムシを捕まえることができる時期は、その場所の気候にもよりますがだいたい【6月中旬〜8月中旬】です。それ以降は、カブトムシを見かけることすらあまりありません。中でも、ベストシーズンは7月中旬〜8月中旬となります。
カブトムシを採集する時間帯は、基本的には【夜または明け方】です。日中は明るい分動きやすいですが、あまり採集できません。
2.服装
服装は基本的に、汚れてもよい格好をしていきましょう。採集時は草むらなどに入って行くこともあり、水たまりに誤って足を踏み入れ、汚れてしまったりします。
また、怪我やいろいろな虫に刺される恐れがあるので、長袖長ズボンで採集に行くことをおすすめします。
靴は普段から履き慣れているスニーカーや運動靴などが好ましいです。肌が露出するサンダルは、転んだときに怪我をしてしまう恐れがあるため控えましょう。
3.道具
カブトムシを捕獲するのに必要な道具は下記の4つです。
・虫かご
・網(1000円前後)
・懐中電灯
・飲み物(水分補給用)
虫かごは100円ショップで購入できるタイプのもので十分です。子どもたちはカブトムシを探すのに夢中でどこかに置き忘れてくることもよくあるため、首からぶら下げられるタイプのものを選びましょう。
また、高いところにカブトムシがいた場合、網があると捕獲することができます。安すぎる網だとすぐに壊れてしまったり、反対に高額なものだと、作りがしっかりしていて頑丈な分、子どもには少し重すぎる場合があります。金額の目安としては、1000円前後のものを購入するとよいでしょう。
カブトムシを捕まえることに夢中になりすぎるあまり、水分補給を忘れてしまいがちです。夏は夜でも蒸し暑く、熱中症になる危険性もあるので必ず水分を持参して、こまめに水分補給をするようにしましょう。
実際にカブトムシを捕まえるときに意識するポイント
【ポイント1】カブトムシを捕りに行く前に下見しよう
カブトムシを採集する夜や明け方はとても暗く、危険です。そのため、カブトムシを捕まえに行く前に、日中など明るいうちに必ず危ない場所がないか下見に行っておきましょう。
カブトムシは樹液が出ている木に集まりやすいので、余裕がある人は樹液が出ている木をリサーチしておくとよいでしょう。
【ポイント2】カブトムシ採集のために仕掛けをしよう
カブトムシを捕獲するために仕掛けをしておきましょう。昼間に下見に行ったとき、もしくは夕方のうちに樹液がたくさん出ている木に「蜜」を塗っておくと、採集時には甘い蜜に誘われて、カブトムシが集まってくることが多々あります。
一方でカブトムシ以外にも、ハチなど危険な虫も集まってくるので十分な注意が必要です。
カブトムシの捕まえ方
樹液や事前に塗っておいた「蜜」を吸っているカブトムシを発見した場合、持ってきた網を被せて捕まえるのが基本的な捕まえ方です。
しかし、網が届かない位置にいたり、うまく引っかからない場合には思いっきり木を蹴るという方法もあります。これは、カブトムシの習性を利用した捕まえ方です。木を蹴り上げて振動を起こすことで、カブトムシは自分の天敵である鳥が木に止まったと勘違いします。そして自分の身を守るためにわざと下に落ちてくることがあるそうです。網でうまく捕獲できないという方は、ぜひ試してみてくださいね。
カブトムシ採集で注意する点
カブトムシの採集に夢中になりすぎて怪我をしてしまった!なんて話もよく聞きます。カブトムシがいる森や雑木林などは、足元が石でゴツゴツしていたり木が倒れていたりと危険が伴うので、周囲を確認して安全に採集するよう気をつけましょう。
またハチやアブなどに刺されないよう、虫除けスプレーをしたり長袖長ズボンを履くなどの対策が効果的です。
まとめ
カブトムシを捕まえる際に準備することや気をつける点から、うまく捕まえる方法まで解説しました。カブトムシを捕まえる確率を上げるには、樹木選びや罠(わな)を仕掛けるなど事前のリサーチ・準備が大切になってきます。
また、カブトムシを捕獲するのに夢中になりすぎて、転んだりハチに刺されたりしないように十分注意してくださいね。
1997年名古屋生まれ。トラベルライター。 ときどきカメラマン。 “旅とフットボール”をモットーに日本・海外問わず旅を続ける。 フットワークが軽く、どこでも駆けつける。 旅人とゲストハウスが大好き。