
DJI、8K対応360°カメラ「Osmo 360」を発表
1インチセンサー搭載、業界初の機能で次世代映像表現を牽引
ドローンやカメラ技術のリーダーDJIが、初の360°カメラ「Osmo 360」をリリース。高精細な8K撮影や長時間の連続撮影に対応するスペックで、360°映像制作の常識を塗り替える一台が誕生した。
もくじ
業界初の1インチ360°センサーで8K/50fps撮影を実現

Osmo 360は、1インチサイズのスクエアHDRセンサーを搭載。一般的な360°カメラの1.2μm画素と比較し、2倍となる2.4μmの大型ピクセルを採用することで、暗所性能とダイナミックレンジを大幅に向上。最大8K/50fpsの360°動画や、8K/30fpsでの100分連続撮影も可能にし、業界最高クラスのパフォーマンスを誇る。
コンパクトボディに凝縮された撮影性能

本体重量はわずか183g。8K解像度を支えるデュアル1インチセンサーと105GB内蔵ストレージ、-20℃での使用にも耐える耐候設計など、プロの現場にも応える仕様を備える。バッテリーは、充電12分で50%まで回復可能。延長ロッドを併用すれば最長180分の撮影も可能。
多彩な撮影モードとインテリジェンス機能
- インビジブル セルフィースティック:ポスト編集なしで自動的に消える
- スローモーション撮影:最大4倍で感動的な瞬間を演出
- 120MP 360°静止画:ディテールまで記録する超高解像度
- ジェスチャー&音声操作:手ぶらで直感的に操作可能
- HorizonSteady&RockSteady:水平方向とアクションのブレ補正に対応
- フリーフレーミング&インテリジェントトラッキング:人・車・動物などを自動追尾
- シングルレンズモード:VlogやPOV撮影に最適な5K/60fps超広角動画も記録可能
DJIエコシステムとの高い互換性
Osmo Actionシリーズのアクセサリーをそのまま使用可能。OsmoAudio™によってマイクの直接接続も実現し、レシーバーなしで高音質な収録が可能。さらに、DJI MimoやDJI Studioといった編集アプリ、Premiereプラグインによる編集効率化にも対応する。
価格と構成
- スタンダードコンボ:67,100円(税込)

- アドベンチャーコンボ:91,300円(税込)

いずれも本体に加え、バッテリー、ポーチ、ケーブルなどが付属。その他、三脚や延長セルフィースティック、マウントキットなど、多数のアクセサリーも別売りで用意されている。
360°撮影に新たな基準をもたらすOsmo 360。ドローンで空を制したDJIが、地上での全天球映像体験にも革新をもたらす。

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