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Salomonが中ノ茶屋を大改造

富士山の北麓、富士吉田市が新たな動きを見せている。
動き出したのは、世界文化遺産・富士山とともに生きるこの街の魅力を、もう一度見つめ直し、新たなカタチで発信する**「Mt.FUJI Re-Style Project」**。

パートナーは、フランス・アルプス生まれのマウンテンスポーツブランド「サロモン」。
富士吉田市とサロモンは2025年3月、包括連携協定を締結。地域資源×アウトドアカルチャーの融合による、新しい価値づくりに乗り出した。

富士山と暮らす街 × フランス発アウトドアブランド

富士吉田市は、世界文化遺産・富士山のふもとに広がる自然と文化の町。
姉妹都市は、あのシャモニー・モンブラン市(モンブランのふもと!)というから、サロモンとの縁も深い。

今回の協定では、地域の資源を生かした観光振興から、登山道整備、地域企業との連携まで幅広くタッグを組むことに。
自然と共にあるライフスタイルを、もっとリアルに、もっと楽しく。そんな未来を見据えたプロジェクトだ。

「Mt.FUJI Re-Style Project」って?

プロジェクトのキーワードは“リスタイル=再編集”。
古くからある地域資源や文化に、サロモン流の現代的なマウンテンスポーツのエッセンスを加える。
その先に、新しい観光、アクティビティ、暮らし方のヒントが生まれるという考え方だ。

柱となる取り組みはこの5つ。

【1】中ノ茶屋リニューアル

富士山の登山道・吉田口の起点のひとつ、中ノ茶屋が生まれ変わる。
300年の歴史を持つ山小屋に、サロモンの要素をミックス。

・サロモンのシューズレンタルを常設
・シャワー完備
・メンバー限定でうどんがワンコインに(吉田うどん並盛500円!)

富士登山の玄関口としての機能がぐっとアップする予定だ。

【2】「富士みち」再編集

江戸時代から続く「富士みち」は、大月市から富士山頂までを繋ぐ信仰の道。
本町通りから見える富士山と古き商店街の風景は、いま再評価の気運が高まっている。

このルートを「もう一度、現代に合ったカタチで」見直し、
観光・登山・まち歩きをつなげる新しい導線として提案していく。

【3】地域事業者との連携

富士吉田市内の飲食店や施設と連携し、サロモンの会員プログラム「S/PLUS」と連動。
メンバーには特典が用意されるなど、地域回遊のきっかけづくりにもなる。
単なる観光だけで終わらない「街との関係性」を深める仕組みだ。

【4】富士山八合目・救護所と連携

富士山八合目にある富士吉田救護所は、体調不良の登山者に対応する大事な場所。
この救護所をサロモンが支援し、富士登山の安全啓発にも力を入れる。
山を楽しむ人が、ちゃんと安全に帰ってこれるために。ブランドとしての責任を果たす取り組みだ。

【5】登山道整備・環境保全

「富士みち」を含めた登山道の整備、環境の保全にもコミット。
富士吉田市の登山道保存計画と連携し、持続可能なフィールドづくりを進める。

まとめ

サロモンと富士吉田市が組んだ「Mt.FUJI Re-Style Project」。
富士山を単なる観光地としてではなく、**文化とライフスタイルの“舞台”**として捉え直す試みだ。

これからどんなプロジェクトが動いていくのか。
中ノ茶屋でうどんを食べながら、未来の富士登山を想像してみてほしい。

・プロジェクト概要 → https://salomon.jp/pages/s-plus
・Salomon公式サイト → https://salomon.jp
・Instagram → @salomon_japan
・Facebook → Salomon Outdoor Japan
・会員登録(S/PLUS) → https://salomon.jp/pages/s-plus

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