キャンプをめいっぱい楽しむ秘訣は、フリータイムをなるべく確保すること。とはいえ、キャンプ道具を運ぶところからはじまり、テントやタープを張ったりごはんを用意したり、やることは意外とたくさんあります。それこそ撤収のことも考えると、キャンプでの自由時間は限られています。
そこで、実際にキャンパーのみなさんが取り入れている“秒速キャンプ術=時短テク”を3回にわたって紹介していく当企画。今回登場してもらうのは、キャンプ動画を作るのが趣味というモブさん。
キャンプのフリータイムを削らずに動画撮影も同時進行でおこなうモブさんは、明確なマイルールをベースに時短を徹底。キャンプと動画制作を両立する秒速キャンプ術を8つ教えてもらいます!
映像制作会社を経営するかたわら、休みの日に月2回ほどキャンプに出かけているモブさん。キャンプ歴は11年、大好きな自然のなかで自由に動画を作れるのが楽しくて、キャンプでも遊びの一環でショートムービーを作っているそう。
でも、せっかくの休日、なるべく制作時間をかけずにキャンプを楽しみたいもの。そこでモブさんは数多くの時短テクを取り入れています。
キャンプの時間を最大限楽しみたいため、「撮影時間は最小限にする」ことをモットーに、“ながら準備”を心掛けているモブさん。
まず、機材の充電は行きのクルマの中で済ませておくのがキホン。おもに外付けモニターのバッテリー、ドローンのバッテリー、LEDライト2つなどをつなげ、充電しながらキャンプ場へ。テント設営が終わり次第、すぐに撮影に取り掛かれるようにしておきます。
モブさんが使っているポータブル電源は、Anker(アンカー)の「PowerHouse ll(パワーハウス ツー)800」。216,000mAh (778Wh)の超大容量、且つ合計最大出力500Wと高出力。USB-Cポートは2ポート合計で最大出力120Wに対応し、USB機器の充電もスピーディー! キャンプ場へ到着する頃には機材やLEDライトを満充電できるため、仕事が忙しくても移動中に済ませておけてかなり便利とのこと。
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クルマに乗り込んだら、動画で使う音源を決めます。なぜなら、先に音源を決めると動画の長さ(秒数)が決まるので、動画を作るにあたって大きな時短になるから。運転中にその音楽をエンドレスで聞きながら、動画のイメージを膨らませていきます。
音源が決まる=秒数が決まるので、その長さに合わせて作りたい動画のイメージを頭の中で固めていきます。素人にはなかなかマネできないワザですが、「この音源にはこういったシーンが似合うだろう」「今日はこういう絵が撮れるだろう」といったように、アイデアが頭のなかに思い浮かぶそう。
移動中の時間を有効活用することで、キャンプ場についてからの作業を大幅に減らせるとのこと。この用意周到さが、モブさんにとって重要な時短テク!