移動中に動画のイメージが頭の中にほぼ出来上がっているので、あとはキャンプ中に少しずつ撮影するだけ。
動画作りというと、何コマも撮ったり、音楽を付けたり編集したりと、手間のかかる印象がありますが、さすが本業で動画制作を行っているだけあって、モブさんの撮影は本当にあっという間!
カメラを固定し、キャンプを楽しみながら撮影に興じるモブさん。移動中に考えておいた画角で撮影するため、撮影時間は合計でも15分ほどで終了。ショートムービーにすると割り切っているのも時短のポイントで、短い動画ならばたくさんのコマが必要ないためアレコレ撮る必要がないんだそう。
撮った映像の編集はテント脇に停めたクルマのなかでおこない、なんと投稿まで完了させてしまうのがモブさん流。なんでも「キャンプのテンションを維持したまま、その場の温度感で作り上げたいから」とのこと。
キャンプ場に着くまでの間にすでにいろいろなことを進めているので、到着してからは余計な作業が少なく、それが時短撮影を可能に。撮影時間はたったの15分、編集時間も数分ほどで済むそうなので、十二分にキャンプのフリータイムを楽しめるのです。
とにかく時間ロスが少ないモブさんは、キャンプ中もバッテリーがなくなったものから「Anker PowerHouse ll 800」につないでおきます。帰りの車内でも、各種バッテリーを満タンになるまで充電。そのままクルマに積みっぱなしにしておき、次回キャンプのフットワークを軽くしているそう。
これは仕事が忙しく、前もって休日が決まらないワークスタイルのモブさんならではの策。忙しくてもキャンプには行きたいし、大好きな動画も作りたい。その熱意こそがモブさんの秒速キャンプ術! というわけです。
4人乗りの後部座席をつぶして、大きなコンテナをメインに道具を収納しているモブさん。キャンプ道具にカメラ道具と散らかってしまいそうですが、きちんと整理できる秘訣は大小のコンテナにあり。
大きいコンテナのなかにこまごま入れると探すのが大変だし、かといって小さいコンテナを複数使うとフタを開け閉めしたり、運んだりするのが面倒。そのため、大きいコンテナのなかに小さいコンテナを入れ、カメラ機材とキャンプ道具をしっかり仕分けています。こうすることで、必要なものを必要なときにパパっと取り出すことができるそう。
また、隙間があると走行中に揺れてガチャガチャと動いてしまうことがあるので、各コンテナのなかはぴっちりと収納するのが重要とのこと。
消耗品である燃料や洗剤などは、あえてクルマのハッチバックを開けた際に目に入るところに。これならいちいちコンテナの中をチェックせずに残量がわかるため、時短にもなるし買い忘れも防げるそう。モブさんの時短テクはあらゆるところに散りばめられています。
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