各社から様々なタイプが展開されているハンモック。中には、自分に合わないものを購入してしまい後悔するなんてことも…。今回は、ハンモックを「自立式」「吊り下げ式」の2種類に分け、それぞれのメリットデメリットや素材の話を交え紹介します。正しく選んでハンモックライフをエンジョイしましょう。
ゆとりのある生活を彩る「ハンモック」は、アウトドアを気軽に日常に取り込める人気のアイテム。
ハンモックを選ぶ際には、種類と素材のチェックが重要です。買ったあとに後悔しないよう、ハンモックを選ぶポイントをしっかり確認しておきましょう。
ハンモックは大まかに分けて2種類のタイプがあります。ハンモックを吊り下げるスタンドがセットになった「自立式タイプ」とスタンドが付属しない「吊り下げ式タイプ」です。
それぞれ利点と気になるポイントを解説していきます。
自立式のハンモックの一番の利点は、ハンモックを吊るすスタンドがセットになっていること。ハンモックを設置する平らな床さえあれば使えるので、室内や室外を問わず幅広いシーンでハンモックを楽しめます。
自立式のハンモックはスタンドを広げるだけでセッティングできるので、木などへの取り付けや張り具合などの調整が不要。手軽に使えます。
地面からの高さが低めに抑えられているので、落下によるケガのリスクも少ないです。小さなお子さんがいる方も安心して使えます。
自立式のハンモックの気になる点は、スタンドがある分、重量と大きさがあるため、保管場所や持ち運びがネックになります。
2本の木や壁や柱に取り付けた金具に吊るして使う、吊り下げ式ハンモック。スタンドがついていない分、軽量でコンパクトな傾向にある点が魅力です。荷物が限られるバックパッカーやツーリングキャンプにも最適です。
設置する高さや傾斜を自由に決められるため、自分好みのポジションで寝られます。
2人同時に寝られるものもあります。大きさや形状の選択肢の広さも吊り下げ式を選ぶメリットです。
吊り下げ式ハンモックの弱点は、ハンモックを渡す2本の支柱がないと設置ができない点です。設置の手間もあるので、最初は慣れが必要です。そういった気になる点はありますが、木々に吊り下げたハンモックは自立式にはない特別な解放感があります。
ハンモックの素材の主流は、コットン素材、ナイロンネット素材、パラシュート素材の3種類。それぞれ好みが分かれるポイントですので、メリットとデメリットを解説します。
コットン素材のハンモックの利点は、素材の持つ肌触りの良さと温かさです。また難燃性にも優れているので、焚き火の近くでハンモックを楽しみたい方にもおすすめです。
難点は、水にぬれた際に乾きにくい点と重量です。
ナイロンネット素材の魅力はなんといても通気性の良さ。汗をかきやすい季節にぴったりです。さらにコットンに比べて軽量な点も利点です。
デメリットは、火に弱いこと。焚き火など、火に近い場所での使用は避けましょう。
パラシュート素材の特徴は、軽量さと水への強さ。手のひら大にまとめられるものも多いので、荷物を少なくしたい方におすすめです。
デメリットは、ナイロンネット同様に火に弱いこと。
憧れのハンモックライフをこれから始めたいけど、何を買ったらいいのかわからない方に向けて、後悔しないためのハンモック選びのコツをご紹介しました。タイプや素材が決まったら、あとは色やデザインでビビッと来たのものを選んでOK!お気に入りのハンモックを手に入れましょう。