大空の下で味わう「キャンプ飯」は、キャンプの楽しみのひとつです。誰でも手軽においしくできるキャンプ飯といえば、好みの具材を挟んでこんがりと焼くだけのホットサンド。ここでは、可愛くておしゃれなホットサンドが作れるチャムスのホットサンドメーカーをご紹介します。
チャムス(CHUMS)は、アウトドアファッションやキャンプグッズを中心に展開するアウトドアブランドです。マスコットキャラクターの「ブービーバード」(カツオドリ)がデザインされたグッズはおしゃれかつ実用的で、性別や世代を問わず多くのキャンパーに愛されています。
チャムスにはテントやシュラフ(寝袋)などの必需品のほかにアウトドアで使える調理器具もあり、ホットサンドメーカーは「ホットサンドイッチクッカー」というネーミングで販売されています。さっそく特徴をみていきましょう。
ホットサンドメーカーで気になることといえば、ホットサンドの火の通り具合や焼き加減です。焼き上がりについてご紹介します。
チャムスのホットサンドメーカーはプレートのサイズが約15cmで、市販の食パン(一辺が約12.5cm)であればすっぽりと収まります。全体にしっかり火が通るもののパンの耳がプレスされないタイプなので、圧着具合は全体的にゆるめです。そのためナイフでカットする際にズレやすく、具材によってはカットしづらいこともあります。
火の通りがいいのでパンの耳まできれいに焼けますが、圧着はされないため耳はふんわりとなり、カリカリにはなりません。ホットサンドによくあるギュッと圧着された形ではなく、一般的なトーストに近い状態に焼き上がります。中央に仕切りがあるダブルタイプは耳がカリカリに焼けますが、すぐに売り切れてしまう人気商品のため、購入を考えられている方は常にチェックしておいた方が安心です。
シンプルで可愛いチャムスのホットサンドメーカーは、キャンプ初心者からベテランまで使える便利なアイテムです。具体的なメリットをまとめてご紹介します。
プレートの素材はフッ素樹脂膜加工済みのアルミニウム合金で汚れにくく、お手入れに手間がかかりません。上下のプレートを分離できるので、洗いやすいのもポイントです。分離させることでフライパンのように使うこともでき、目玉焼きやなどホットサンド以外の料理も作れます。
またシングルは、オモテにはチャムスのロゴ、ウラにはブービーバードの焼き印がつき、見た目も楽しめます。キャンプにはこういった遊び心も大切。お子さまのいる家庭でも重宝します。
さらにプレートサイズが大きめで食パンを入れても余裕があり、大きな具材も挟みやすい点も高ポイントです。火の通りもよく、短時間できれいに焼き上がります。
チャムスのホットサンドメーカーはキャンパーの人気アイテムですが、買ってから後悔しないために、デメリットもチェックしておきましょう。
一番のデメリットとなり得るのは焼き上がりについてです。食パンの耳が圧着されないタイプなのでホットサンドをカットしづらく、また耳をカリカリにして食べたい人にはもの足りないでしょう。
焼き印は可愛いもののプレートの凹凸に汚れがつきやすいため、洗うときは少し手間です。
さらに、IHには非対応です。キャンプ場でバーナーやコンロの直火で焼くだけなら気にする必要はありませんが、家庭でも使いたいときは注意しておきましょう。
プレートはフッ素樹脂膜加工がされているので、お手入れで重要なのは「空焚きしない」「料理を入れたまま長時間放置しない」「急激に冷やさない」という3点です。
コーティングが劣化すると、食材がくっつきやすくなってしまいます。洗うときはやわらかいスポンジを使い、台所用の中性洗剤でやさしく汚れを落とします。キズがつくような使い方・洗い方は避けましょう。
可愛い焼き印を付けられるチャムスのホットサンドメーカーは、キャンプにぜひ持っていきたいお役立ちアイテムです。好きな具材を挟んだホットサンドを味わいながら、キャンプライフを楽しみましょう。