「デイキャンプ」とは日帰りのキャンプのことで、泊まりよりも持ち物が少なくて済み、キャンプ初心者でも気軽に楽しめます。しかし気軽にできるとは言っても、何を持っていけば良いのだろう…?
今回は、そんなデイキャンプに必要最低限の持ち物から、料理や雨天時、寒いときなどシチュエーション別に、持ち物をまとめました。
キャンプを始める第一歩「デイキャンプ」に必要な持ち物をまとめました!お出かけ前、準備のチェックリストにご活用ください。
● デイキャンプの必須の持ち物
□ タープ&ペグ or テント(日陰空間を作るもの)
□ アウトドアテーブル
□ アウトドアチェア
□ ウェットティッシュ&タオル
□ ゴミ袋
● 料理を楽しむための持ち物
□ 包丁&まな板
□ 食器・カトラリー
□ 食材&調味料
□ バーナー&クッカー or グリルセット(炭&トング&チャッカマン&着火剤)
□ クーラーボックス
□ 洗剤&スポンジ
●雨に備えて持っておきたい持ち物
□ レインコート&レインブーツ
□ タオル
□ 傘
● 虫や怪我対策に持っておきたい持ち物
□ 蚊取り線香
□ 虫除けスプレー
□ 救急セット
□ 常備薬
● 寒さに備えて持っておきたい持ち物
□ ブランケット
□ カセットコンロ
□ カイロ
□ 防寒着
● ファミリーキャンプに持っておきたい持ち物
□ レジャーシート
□ 遊び道具
□ 着替え
□ 日焼け止め
それでは、上記のリストでご紹介した持ち物についてそれぞれ紹介していきます。まずは、デイキャンプに行くときに最優先で揃えたい必要最低限の持ち物です。
デイキャンプを快適に楽しむのに何よりも重要なのは、直射日光を遮るスペースを確保することです。日陰空間を作れるタープとペグ、もしくはテントは必需品。ただし寝泊まりするわけではありませんので、本格的なものでなくても構いません。
キャンプ用のテーブルはバリエーションが豊富。デザインに目が行きがちですが、高さが椅子と合っていることや全員で使える大きさであること、持ち運びがしやすいことも大切です。キャンプ用として販売されているテーブルには、高さを変えられるものもあります。
食事用のチェアはテーブルの高さやサイズに合ったものを選びましょう。一方で体が深く沈み込むようなリクライニングチェアはリラックスできますが、食事をとるのにはあまり向いていません。購入する前に実際に腰かけてみて、座ったときの姿勢や使い勝手を確認しておくと安心です。
汚れた手を拭いたり、汗をぬぐったりするためのものです。布のタオルはいざというときの防寒や日差し避けにも使えますので、少し多めに用意しておきましょう。使い捨てできるペーパータオルは、テーブルの上を拭いたり、洗った食器の水分をぬぐったりと幅広く使えます。
ゴミを持ち帰るための袋です。あらかじめ何枚か用意しておいて、現地で片づける際に「燃やせるゴミ」「不燃物」「プラスチックやペットボトルなどの資源」など市町村の区分に従って分別すると、自宅で簡単に処理できます。
青空の下で味わうキャンプ飯もデイキャンプの楽しみのひとつです。キャンプ場で料理するときに必要な持ち物をご紹介します。
食材をカットしたり、果物をむいたりするのに使います。包丁やナイフは安全第一。持ち運びに適した、ケースや鞘に収納できるものを選びましょう。まな板とセットで収納できるタイプだと、どちらかを忘れてしまうミスを防げます。
食器はメラミンやステンレス、プラスチックといった軽くて丈夫な素材で、なおかつスタックできるデザインのものがおすすめです。人数が多いときは、使い捨て可能な紙コップや紙皿が活躍します。多人数で同じデザインの食器を使うときは、お名前シールや目印になるマスキングテープを貼っておくと取り違えを防止できます。
デイキャンプでの食事は、あらかじめメニューを決めて自宅で下ごしらえしておくと手間が省けます。野菜はカットし、肉は味付けをしておきましょう。調味料は、密封できる調味料ボトルに小分けにしておけば持ち運び中もこぼれません。
キャンプ場でどの燃料を使うのか、何人分の調理をするのかを考えておきましょう。ソロキャンプなら小型軽量の一体型シングルバーナーとクッカーがあれば十分ですが、人数が多いのであれば一度にたくさん調理できるグリルセットが便利です。
クーラーボックスは、肉や野菜など要冷蔵の食材や冷たい飲み物を入れて持ち運ぶためのものです。デイキャンプでは食材を保冷しておく時間が短いため、長時間保冷できるものでなくても構いません。保冷したいものが入る大きさであることが重要です。
食事の後片づけに必要なものですが、多くのキャンプ場では合成洗剤が禁止されています。あらかじめキャンプ場の規約を確認してから用意しておきましょう。
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