これからソロキャンプを始める方、ソロキャンプのレイアウトやギア集めの方向性に悩んでいる方は必見!ソロキャンプのレイアウトの基本と人気のレイアウトスタイルの例を紹介します。理想のソロキャンプサイト作りを楽しみましょう!
キャンプをする上で、悩みがちなサイトのレイアウト。あなたは、どんな風に決めていますか?どう配置したら良いか迷いがある方に向けて、レイアウトの基本とスタイル例を紹介します。
ソロキャンプのレイアウトは、キャンプで何をしたいか、何を重視したいかで変わってきます。
・焚き火や料理がメインか
・自転車や釣りなどの他のアクティビティも楽しみたいか
・荷物の軽量コンパクト化と快適さ、どちらを重視するか
・写真映えを狙いたいか
など、まずは自分の理想のソロキャンプのイメージを固めましょう。
自分の理想のソロキャンプのイメージが固まったら、それに合わせて必要なギアを選びましょう。テント、チェア、テーブル、焚き火台、寝具など、機能性や快適さ、デザインなど自分の物選びのものさしを決めておくと迷いにくくなります。
次に決めたいポイントが、椅子やテーブルの高さです。ゆったりとくつろぎたい方は、ロースタイル。キャンプでワーケーションをしたい方はハイスタイル。より自然と一体になりたい方は座椅子スタイルがおすすめです。テーブルは椅子に合わせて、メインテーブル、サイドテーブル、焚き火テーブルなどを必要に応じて揃えましょう。
▼ソロキャンプにおすすめの焚き火ローチェア
現地に着いてレイアウトをする上で、大事なポイントが、サイトを作る場所選びです。区画サイトであれば、整備されている場合が多いですが、フリーサイトの場合、斜めな場所や、石の多い場所、水捌けの悪そうな場所などを避ける必要があります。
焚き火をする場合は、低い位置に木の枝が伸びていないかの確認や、引火する可能性がある落ち葉の掃除をしましょう。開けた場所では、木の近くは落雷のリスクがあるので、雨予報の際は避けましょう。
レイアウトのコツは導線やロケーションを考え配置することです。ここで食事を作り、ここで食べる。あの景色を見ながら過ごしたいから、椅子やテーブル、テントの向きをこっちに向ける。よく使うものは手の届く場所に置こう。そんな風にして物の配置を決めていきます。
まずは、ソロ向けの小型テントとタープ組み合わせた王道スタイル。タープは日中のリビングダイニングキッチンとして、テントは寝室として使います。設営の手間はありますが、タープがあることで雨や日差しをしのげる、快適なスタイルです。
テントやタープは、ソロ用のものであればコンパクトなものも多いので荷物の軽量化がしやすい点も魅力。この場合のテントは風や雨に強く、設営撤収がしやすいドームテントや小型のワンポールテントがおすすめです。
キャンプ初心者の方におすすめしたいのが、小型のツールームテントを使ったキャンプレイアウト。ツールームテントとは寝室と前室の2室に分かれたオールインワンタイプのテントです。
タープとテントを別々に設営する必要がないので設営撤収が簡単な点が魅力。コンパクトさよりも快適さを重視する方にはおすすめのスタイルです。
寒い時期にソロキャンプを楽しむ方には、カンガルースタイルがおすすめです。カンガルースタイルとは、シェルターやテントの中に、小さなテントを入れるサイトレイアウト。
魔法瓶と同じ原理で、テントを二重にすると内部の暖かさをキープしやすくなるメリットがあります。また雨などの悪天候にも対応でき、雨天時の設営撤収がしやすい点も便利です。デメリットは荷物が多くなることが挙げられます。
コックピットスタイルとは、飛行機のコックピットのように、チェアを囲んでテーブルやかまどをコの字型に配置するスタイルです。座ったまま料理や食事などの作業ができるので、リビング、ダイニング、キッチンをコンパクトにまとめたいソロキャンプに最適。チェアの前方に焚き火台と小型の陣幕を配置するスタイルも人気です。
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