DIYメディア、DIYer(s)との共同企画第2弾。今回は手作りコテージが魅力のサンタヒルズでDIYキャンプを敢行!話題のミニマルギアも検証した前編をお届けします。
コットン生地の重厚で快適なテント。
視界を限定する広範なタープ。
自身の「ハコ」を作るのも良いけれど、
たまにはキャンプ場、自然、そのものの「ハコ」を楽しんでみるのも良いかもしれない。
相手は大自然、どこにも同じものは存在せず、それぞれの魅力が必ずあるのだから。
DIYer(s)との共同企画第2弾は、
そんなキャンプ場自体を楽しむDIYキャンプを栃木県サンタヒルズで決行!
サンタクロースは束の間の穏やかな時間を過ごしているのでしょうか?
ツリーハウスや手作りコテージで有名なサンタヒルズは、静かに、けれども優しい空気をもって私たちを迎え入れてくれました。
訪れたのは徐々に暖かくなり雪解けも終えた、2月末。
厳しい冬を乗り越えた木々たちは、まっすぐに立ち上がり、ツリーハウスに幻想的な陰影を与えます。
センターハウスからちょっと歩くと見えて来るコテージの屋根。
今回は、コテージ泊。
テントやタープを張る必要もないので、ゆっくりと森の中を散策。雪景色ないけれど、冬ならではのスッキリとした青空と木々のコントラストは自然界からの贈り物。じっくり堪能しましょう。
林間サイトでの射し込む木漏れ日。こうしたキャンプ場を散策していると、日本ではないどこかにいるような錯覚に陥ります。
キャンプ場についたら皆さんは先ず何をしますか?
今回はありのままの「ハコ」を満喫するというコンセプト。
キャンプ場内を散歩した後、テントやタープは設営しないので乾杯モードへ。
ただスーパーで買ってきたお酒では味気ない。
オリジナルの日本酒ドリンクをDIYしました。
詳細な作り方はDIYer(s)のこちらの記事をご確認ください。
お酒のつまみにちょうどいい、豚肉のスキレット料理をサクッと。
お酒も進み、良い感じのほろ酔いになったところで次のDIY!
みなさんは最近、土に触れたのはいつ頃ですか?
ふと考えてみるとずっと前かも……という方も多いのではないでしょうか。
観葉植物も人気ですが、今ホットなのが苔。
自然豊かなキャンプ場では苔を見つけるのに大した時間を要しません。ただし、キャンプ場を荒らさないように注意してくださいね。
自然の恩恵に感謝し、見つけた苔たちで苔玉をDIYしました!
詳細な作り方はコチラ。
日も落ち始め、ゆったりとした時間。特別やることなどはありません。
それこそが最大の贅沢ではありますが、自然の中というロケーションを活かした遊びをひとつ。
誰でも簡単にできる即席アウトドアシアターをDIYしちゃいました。
こちらは紐の結び方が一番のポイント。詳細はDIYer(s)のこちらの記事をご覧ください。
映画も見終わり、夜も更けてきたので焚き火の準備。キャンプ場そのものを楽しむべく、携帯性が優れた焚き火が必要ということで編集部が用意したのは、MONORALのワイヤフレーム。
サイズ感はこの程度。付属の袋におさめれば片手での携帯も余裕です。
袋から取り出したら、折り畳んであるフレームをこのように拡げ、枠組みを作っていきます。
2本のフレームを拡げたら、クロスする形ではめて焚き火台の土台が完成。
この土台に耐熱クロスをかぶせてワイヤで固定すれば、
ミニマルな焚き火台の完成。慣れれば数分で組み立てることができます。
途中、雨が降ってきて落ち葉が湿気ってしまったので着火剤を使用。耐熱クロスの無垢な雰囲気と落ち葉の相性が素敵ですね。
夜は冷え込むので、がっつり火をおこしても問題なし。耐熱クロスは消耗品でどれだけの火をおこしたかにもよるそうですが、おおよそ50時間を目安に取り替えが必要です。
▶︎MONORALのワイヤフレームの詳細はMONORAL公式サイトをチェック
サンタヒルズでの1日はこれで終わり。
キャンプ2日目の早朝が大好きな編集部が次にチャレンジしたものは?!後編に続きます。
*取材協力
サンタヒルズ
http://santahills.co.jp
オーナーの中村郁夫さんへのインタビューも是非ご覧ください。
▶︎都会の若い人に自然体験を。手作りコテージ溢れるキャンプ場、サンタヒルズが抱く想いとは?