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【Vol.75 那須岳(茶臼岳)】初心者やファミリーにもオススメしたい那須岳へ/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、栃木県にある那須岳(茶臼岳)へ。ロープウェイもあり、初心者や家族連れにも大人気な百名山。紅葉の季節には駐車場待ちの大渋滞ができるほど多くの人が訪れる那須岳の特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!

「那須岳(茶臼岳)」の特徴は?

ぱくたそ

栃木県に位置する那須岳(茶臼岳)は標高1,915mの山で、那須連峰の主峰が茶臼岳。ロープウェイで簡単に登ることができ、紅葉のスポットとしても人気のため初心者の方にもおすすめの山となっています。また茶臼岳のみならず朝日岳など周辺の山との距離も近いため、日帰りでも存分に那須岳を楽しむことができます。紅葉シーズンは駐車場やロープウェイも混雑しますので、早めの到着をおすすめします。

那須岳(茶臼岳)に登るコースをご紹介!

ロープウェイで楽々山頂へ!|ロープウェイコース

こちらはロープウェイを使って茶臼岳を目指すコースとなっており、コースタイムや距離も短いため、初心者の方でも安心して登ることができます。急登などはありませんが、頂上に向かうにつれ森林限界が広がり、ザレ場や岩場などもありますので注意しましょう。時間や体力に余裕がある方はお隣の朝日岳を目指してみるのもおすすめします。

ロープウェイの麓から山頂へ目指す|峠の茶屋コース

こちらは峠の茶屋からスタートし、歩きやすい登山道を進みます。ロープウェイを使わずとも、比較的簡単に登れるコースとなっているため初心者の方でも安心です。また樹林帯を抜けた先は森林限界が広がっており、途中の分岐からは山頂の姿を目にすることができます。山頂からの景色は360度見渡す限りの絶景が広がっており、紅葉のシーズンには美しい自然が望めます。

初心者や家族連れにおすすめしたい!那須岳(茶臼岳)を実際にレポート

ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。今回はロープウェイを使わない自力ルートをご紹介します。自力ルートとは言え、それほど難易度は高くないので初心者でも安心して登ることができます。

標高1,462mの駐車場からスタート!

標高1,462mに位置する峠の茶屋駐車場からのスタートのため、茶臼岳山頂までは標高差約450mほどしかありません。駐車場からしばらく歩くと鳥居のある登山口に到着。ここから本格的な登山が始まります。

登山口から10分ほど進むと視界が開け、左手に那須岳を見ることができます。那須岳登山は、このダイナミックな山肌をお手軽に見ることができる超おすすめスポット。

そのまま緩やかな登りを進んでいくと、前方に避難小屋が見えてきます。斜面を横切るようにして避難小屋へと登っていきます。

登山開始から30分ほどで避難小屋に到着です。避難小屋は、朝日岳と茶臼岳の分岐点となっており、登山口側から見て左側が那須岳、右側が朝日岳となっています。ここを起点に茶臼岳と朝日岳を巡るのも人気のコースとなっています。

山頂ではお鉢巡り!茶臼岳山頂へ

避難小屋から茶臼岳山頂までは、ゴツゴツとした岩場の登山道が続きます。10月中旬には雪もちらつき始めました。また、茶臼岳周辺は強風が吹くことで有名で、容易にアクセスできる山とはいえ、しっかりとした服装で登るようにしましょう。

登山開始から約50分で山頂に到着です。山頂付近はかなり風も強く、10月中旬でも気温は0度に。紅葉シーズンには紅葉のパノラマを見ることができる絶景スポットになります。山頂付近は円を描くようにお鉢巡りをすることもできますよ!

茶臼岳山頂からの景色

本日のスケジュール

※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。

峠の茶屋駐車場(8:28)
茶臼岳(9:11)
峠の茶屋駐車場(10:14)

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、栃木県にある那須岳に登ってきました。ロープウェイなどもあり、初心者の方から上級者向けのコースまで様々なジャンルの方が楽しむことができるような山に感じます。また、登山口からすぐに視界が開けて、壮大な景色を楽しみながら登れるのも魅力です。

次回予告!信仰の山「男体山」

次回は、山岳信仰で有名な栃木県に位置する男体山へ。男体山は日光二荒山神社の御神体山でもあります。境内地となるため登拝期間のみ登山が可能。登山道自体は急登に次ぐ急登ですが、山頂からは日光白根山や、尾瀬の山々を見渡すことのできる大展望が待っています。次回もお楽しみに!

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ライター:
イケダとコスギ