場所

【Vol.41 木曽駒ヶ岳・空木岳縦走】1日目 中央アルプス1番の縦走路!木曽駒ヶケ岳〜空木山を徹底レポート/バン旅百名山

前回は木曽駒ヶ岳〜空木岳のコース紹介やアクセスなどについて詳しくご紹介しましたが、今回は実際に歩いた写真とともにこのコースの魅力や、見どころなどをご紹介していきます。また、ロープウェイを使っての登山が一般的ですが、ロープウェイを使わないルートもあるのでそちらも併わせてご紹介していきます。

木曽駒ヶ岳・空木岳縦走 全ルート

今回のコースをご紹介

今回私たちは、ロープウェイを使わずに頂上まで登るルートで行ってきました。ロープウェイを使わないこちらのルートでは、少々林道歩きが長くなりますが、初日から圧巻の稜線歩きを楽しむことができる超おすすめルートです。千畳敷に行ったことがあり、違うルートから登ってみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

1日目のコース

出典:YAMAP

バスで登山口へ!北御所登山口から大迫力の稜線へ

まずは菅の台バスターミナルでバスの運賃を支払います。バスターミナルはバスの始発から30分前にオープン。夏のハイシーズンはかなり混み合うため早め早めに行動するのがおすすめ。私たちが降りる北御所登山口までの運賃は590円。

バスに乗ること15分、北御所登山口に到着です。基本的にバスに乗車する人はロープウェイ利用者がほとんどなので、途中下車すると物珍しそうに見られます。

北御所登山口から林道取り付きの蛇腹沢登山口までは1時間ほど。それまでは砂利のロードを歩きますが、大雨の影響により土砂崩れが起こっているところもしばしば。注意して進みます。

北御所登山口から約1時間で蛇腹沢登山口(林道取り付き)に到着です。ここから少々きつい上り坂が続きます。

蛇腹沢登山口から40分ほどで清水平に到着です。ここがこの縦走路最初で最後の水場になります。(頂上山荘で水の販売あり)

8合目手前、蛇腹沢登山口から2時間半ほどで視界が開けてきます。ここから写真奥に見える伊那前岳を経由して頂上山荘を目指します。ここからは森林限界なので視界を邪魔するものは一切なし!最高の稜線歩きです。

千畳敷を見下ろす!伊那前岳を経由し頂上山荘へ

スタートから3時間半で8合目に到着。ここまで上がってしまえばそれほどきつい登りはありません。あとは景色を存分に楽しむだけ!

伊那前岳を通過し、なだらかな稜線歩きを楽しんでいると右手にドカンと本日の大目玉である木曽駒ヶ岳が現れます。ここからはロープウェイの登山道と合流し、山頂を目指します。

ロープウェイの登山道と合流し、宝剣山荘・天狗荘を通ります。ここでも小屋泊できるので、テント泊しない方はこのどちらかで泊まるのもありですね。そして、宝剣山荘と頂上山荘の間にある中岳に到着です。ここまでくると頂上山荘までは下るだけ。目の前です。

目の前に頂上山荘と、木曽駒ヶ岳の姿が見えてきました。この中央アルプス随一の景色を堪能しながら頂上山荘まで降ります。

スタートから6時間半で木曽駒ヶ岳山頂直下の頂上山荘に到着です。この日はここでテントを張ります。テントを張り終えたら、晴れ間を狙って木曽駒ヶ岳山頂を目指します。頂上山荘から木曽駒ヶ岳山頂まではおよそ10分ほど。

山荘〜頂上ピストン 山頂は圧巻の大パノラマ

荷物をテント場に置き、木曽駒ヶ岳山頂を目指します。山頂まではおよそ10分ほど。

そしてついに1日目のゴールである木曽駒ヶ岳山頂に到着です。山頂には、木曽駒ヶ獄神社・伊那駒ヶ獄神社と呼ばれる2つの神社があり、登頂記念に参拝するのもありですね。

木曽駒ヶ岳から三沢岳を望む
茶臼山への稜線

山頂からは中央アルプスはもちろん、南アルプスや富士山まで見渡すことができる絶景スポット。ロープウェイでも簡単に来ることができるのもあり、人気のスポットというのも頷けます。
しばらく景色を堪能したあとは頂上山荘に戻り1日目が終了です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はロープウェイを使わないというちょっと変わったコースでチャレンジしてみました。ロープウェイからは見ることができない反対側の稜線を歩くことができるこのコースは、一度は登ってみたいコースです。次回は、縦走2日目の模様をお届けするのでお見逃しなく!

インスタグラムやYouTubeなどでも、私たちの日常や山行など多数投稿しているのでぜひフォローよろしくお願いします!

【Instagram】

【TikTok】

【YouTube】

シェアする
ライター:
イケダとコスギ