アウトドアで炭を使った時の後処理、どうしていいか悩んでいませんか?
火消し壺があれば、炭の火消しも楽々。一口に火消し壺といっても、種類やタイプはいっぱいあります。まだ使ったことのない人に向けて、使い方と火消し壺のメリットを紹介します。
一度火起こしした炭の火を消すことは簡単ではありません。内部まで高温になっている炭には水をかけただけでは、完全な消火ができず、時間が経った後に再び火が起きることも。
そのため、正しい方法で消火しようとすると、燃え尽きるまで時間がかかってしまいます。火消し壺があれば短時間で安全な消火ができ、火事などの事故防止にもなります。
炭に水をかけて消火した場合、水分を含んだ炭を再利用するには時間と手間がかかります。火消し壺を使えば、そのまま炭を利用できるため、時間や手間もかからずコストを削減することもできます。
1.火消し壺の取り扱いには、革製や耐熱性のグローブを着用します。
2.残り炭を火消し壺の中に入れます。コンロなどから一度に流しこむと、火傷や事故の危険があるため、トングで炭を移してください。
3.炭を移動させたら、火消し壺の蓋を閉め消火します。
火消し壺は炭を入れると高温になります。芝生の上などは避け、加熱されても問題のない場所で利用してください。
炭の量はそれぞれの火消し壺の上限を超えないように入れましょう。蓋がうまく閉まらず正しく消火できないなど、事故やけがに繋がります。
野外での利用の他にも、家庭で七輪や囲炉裏としても使える雰囲気のある火消し壺。サイズはやや小さめで、その分1.0kgと軽量なので、試しに火消し壺を使いたい人におすすめです。
材質:陶器
重量:1.0㎏
サイズ:160×130mm
ポータブルサイズでファミリー層に人気の火消し壺。ねじ式の蓋になっているため、車の中で万一倒れてしまっても蓋が開きません。また、ハンドル付きのため荷物の多いバーベキューやキャンプの移動にも便利。
材質:アルミ
重量:1.5kg
サイズ:170×218mm
水で濡れることも多いアウトドア用品。さびにくいステンレス製なので、扱いに困りません。また軽量のため持ち運びが楽々。
材質:ステンレス
重量:785g
サイズ:200×200mm
本体の底に空気口が付いているため、火起こしとしても使える火消し壺。見た目はシンプルながらも、火起こしと火消しを両立させたおすすめの火消し壺です。
材質:鉄
重量:1.2kg
サイズ:260×170×300mm
芝生のテントサイトでもスタンドを使用すれば、芝生を傷めることなく火消し壺を利用できます。スタンドは収納の際、蓋のストッパーになります。
材質:アルスター鋼板、鉄
重量:1.0kg
サイズ:215×200×290mm
中に火を入れると外側が高温になってしまいますが、三河土を使った壺が熱を伝わりにくくするため、安全に利用することができます。他にはないデザインのため、人と被りたくない人におすすめ。
材質:陶器
重量:3.0kg
サイズ:210×170mm
十分なサイズ感とこの軽量さでコストパフォーマンスが高い。とにかく軽く持ち運びたい人におすすめです。
材質:鋼板、フェノール樹脂
重量:940g
サイズ:255×185×270mm
自然の中にも溶け込む、天然木の蓋つまみとプレートが特徴。シンプルなデザインが多い火消し壺ですが、デザイン性がほしい人におすすめ。
材質:アルスター鉄板、天然木(蓋つまみ・プレート)
重量:1kg
サイズ:175×310×190mm
ロックしているかどうか、しっかり目で確認できるのが安心。短いながら脚も付いています。
材質:ステンレス
重量:830g
サイズ:200×180mm
容量5.5Lと大きいサイズ。大人数でのキャンプやバーベキューが多い人向けです。
材質:アルミメッキ鋼板
重量:1.9kg
サイズ:185×185×285mm
火消しだけではなく火起こし器も一緒になった大型サイズのセット。これがあれば、ストレスなく火起こしと火消しが可能です。
材質:アルスター鋼板
重量:1.7kg
サイズ:215×200×290mm
取っ手が付いていないため、持ち運びには不向きですが、自宅用であれば問題なし。サイズが豊富なので、好みの大きさが見つかります。
材質:アルミメッキ鋼板
サイズ:210×260mm
火傷に気を付けたい火消しの作業。高温から手を守るため、必ず耐熱性のあるグローブを使用しましょう。
炭を移動する際に使うトング。通常のトングより長めに作られています。
火消し壺は高温になるため、芝や草を傷めてしまいます。耐熱性のあるたき火台シートを敷けば、地面へのダメージや延焼の防止にもなります。
バーベキューやキャンプの時に活躍する炭ですが、後処理には正しい知識が必要です。火消し壺があれば、誰でも簡単に火消しをすることができます。さらに、炭の再利用もできるため一石二鳥。一つ持っていれば重宝する、そんな道具です。
火起こし器が付いているものなら、短時間での火起こしも可能に。購入を検討している人は利用シーンから必要なサイズと重量を重視して選んでみてください。