キャンプやツーリング、登山等のアウトドアな夜を快適に過ごすには欠かせない「エアーマット」。快適に眠れるだけでなく、地面からの底冷えも防いでくれる優れものです。今回は、そんな「エアーマット」の選び方とおすすめの商品をご紹介いたします。
「エアーマット」ってよく聞くけど、実際どれくらいの人が使っているのだろう?そんな疑問をもった.HYAKKEI編集部は、読者の皆様にキャンプ用エアーマットを使っている人がどれくらいいるのか、アンケートをとってみました。
気になる結果は…。
エアーマットを持っている人と持っていない人が半々でした!おそらく、この記事を読まれている方も、持っていない派ではないでしょうか。
キャンプ用寝具はエアーマット以外にも様々な種類があります。そのためキャンパーの中でも、どの寝具を選ぶかは人それぞれ好みや用途によって分かれていそうですね。
そもそも「エアーマット」とは、マットタイプの寝具の1つです。キャンプ用には他に「インフレーターマット」と「クローズドセルマット」があります。
これらの違いを例えるならば、「エアーマット」は浮き輪、「インフレータブルマット」はスポンジ、「クローズドセルマット」は折り畳み式マットといったところ。
種類 | エアーマット | インフレーターマット | クローズドセルマット |
どんな人におすすめ? | 荷物を減らしつつ快適に寝たい人 | 手間がかかっても快適に眠りたい車移動の人 | かさばるけど手軽に使いたい人 |
中の材質 | 空気 | ポリウレタンなどの断熱発泡素材と空気 | ポリウレタンなどの断熱発泡素材 |
使い方 | 空気を手動で入れて 膨らませる | 20分程放置して 自動で膨らませる | 広げるだけ |
片付けの手間 | ○ | △ | ◎ |
収納性 | ◎ | ○ | △ |
寝心地 | 調整可 | ふかふか | 固め |
防寒性 | ○ | ◎ | △ |
軽量性 | ◎ | △ | ○ |
耐久性 | △ | ○ | ◎ |
荷物を減らしたいキャンプやツーリング、登山等では、携帯性が高くある程度快適な寝心地が得られる「エアーマット」がおすすめです!
空気を入れるのが大変なイメージのあるエアーマットですが、こちらの商品は、約40-60回ほど足で踏むだけで膨らませることができます。また複数のエアーマットをボタンで連結することができるので、ダブルサイズのエアーマットを買うよりも、パンクのリスクを分散させることができます。家族キャンプ用にいかがでしょうか。
「エアーマットは自力で膨らませるもの」そんな常識を覆すこちらの商品は、注入口を手や足で押すだけで2〜3分で膨らむというエアーマット界の革命児!寝返りなど体の動きに合わせた設計になっており、寝心地も抜群です。
このエアマットの最大の特徴は「空気を入れるのは1分、抜くのはなんと1秒!」という設営の簡単さです。また、エアマットに内蔵しているピローは単独の空気入れ口があるので、お好みの高さに調整できます。190cm×60cmと男性でも十分な大きさを担保しつつ、収納時はわずか27×8cm、約570gとコンパクトになるのも嬉しいポイントです。
最後にご紹介するのは、みなさんご存知 コールマンのエアーマットです。見た目通りしっかり地面の凸凹から守ってくれそうな厚みは、なんと20cm!どんな環境でも、ぐっすり眠れること間違いなしですね!エアーマットにありがちなパンクを防ぐため、マットは安心の二重構造になっています。強度を高めるために作りや素材がしっかりしているので、硬めのベッドがお好み方におすすめです。
エアーマットだけでなく、空気入れが必要なSUP(サップ)や浮き輪にも使えるエアーポンプ。電源不要の充電式でアウトドアに最適なアイテムです。重さは僅か270gと、荷物の邪魔になりません。空気入れが不安な方や楽に膨らませたい方は、エアーマットのお供にいかがでしょうか。
エアーマットは浮き輪のような素材で出来ています。そのため汗をかく夏場のキャンプではエアーマットの上に1枚タオルやブランケット等を敷くことで、より快適に過ごせます。寝返りを打った時に肌とマットが擦れる「キュッキュッ」といった音も防いでくれる有能アイテムです!
冬場や高山でのキャンプであれば寒さ対策もプラスしたい…。さらに寝心地も、携帯性も、耐久性も…と欲張りになると、エアーマットだけではカバーしきれない場合も。 そんなときは、スーパーや100均にも売っている銀マットを1枚、マットの下に敷くだけで断熱性が格段にUPします!
キャンプでの睡眠を快適にしてくれる寝具は様々なものがあり、アンケート結果にもあったように、キャンプ好きの中でも好みが大きく分かれるものです。荷物を減らしたい、お家でコンパクトに収納したい方は、エアーマットをキャンプギアに取り入れてみてはいかがでしょうか。ぐっすり眠って、翌日まで丸っとキャンプを楽しみましょう!