焚き火に強いソロ用のテントをお探しの方や、パップテントが気になる方、必見!おすすめのバンドック「ソロベースEX」の魅力や気になるポイントを解説。売り切れ続出テントの人気の理由に迫ります。
コストパフォーマンスに優れたキャンプギアを開発・販売するアウトドアブランド、バンドックの人気テントが「ソロベース」です。そして、その「ソロベース」からユーザーの意見を踏まえ、さらに進化したモデルが今回紹介する「ソロベースEX」。
「ソロベースEX」は、通称「パップテント(子犬のテント)」と呼ばれる米軍などでかつて使用された軍用テントの形や機能を踏襲しつつ、素材や細かいポイントをキャンパー向けにアップデートしたテントです。まさに現代版の軍幕。
今回は、その魅力や気になるポイントを解説していきます。
「ソロベースEX」は、コットンとポリエステルを混紡した生地を使用しているので、難燃性に優れ、焚き火の火の粉で穴が空きにくいです。さらに、結露が起きにくいので、冬キャンプも快適。ポリエステル混のため、フルコットンのものより濡れた際の乾きが早いです。
「ソロベースEX」は、メインの入り口を付属のサブポールでタープのように張り出して使えます。さらに、サブの入り口2か所をそれぞれをオープン状態にできるので、季節や状況に合わせてさまざまなアレンジが可能です。
インナーテントが付属する点も「ソロベースEX」の魅力。入り口が大きなメッシュになっているので通気性が良く、虫の侵入を防げます。フライシートをオープンの状態にすれば、夏場でも快眠です。
「ソロベースEX」には、前モデル「ソロベース」から追加された機能として、巻き上げ式のサイドウォールが備わっています。日中、入り口を張り出して、タープスタイルで使用している際に雨が降ったとしても、サイドウォールがあれば快適に過ごせます。
「ソロベースEX」には、冷気の侵入と室内の熱の逃げを防ぐ、スカートが付いています。こちらも、前モデルの「ソロベース」から進化したポイントです。スカートは巻き上げ可能なので、夏場は風通しを良くすることもできます。
さまざまな魅力を持つ「ソロベースEX」ですが、いくつか気になるポイントもあります。
「ソロベースEX」は、総重量5.2kgとソロ用のテントとしては重い部類に入るので、バックパッカースタイルのキャンパーの方は、体力との相談になります。収納サイズはコンパクトなので、車の積載に限りがある方や、バイクでキャンプを楽しみたい方にはおすすめです。
バンドック「ソロベースEX」は、設営時の高さが110cmと低めの作りなっています。日中タープとして使い、その下にいすを置く際は高さが足りない場合があるので注意。座高の低いいすや、ローコットとの相性が良いテントです。
ツーポールタイプのテントに共通する欠点ですが、室内に立った2本のポールが干渉して、室内空間のレイアウトが制限される点も気になるポイント。
それを解決するアイテムが、別売りの専用オプション、二又ポールです。ポールをこちらに置き換えることで、室内空間の使い方の幅が広がります。
至れり尽くせりの「ソロベースEX」ですが、地面のコンディションからインナーテントを守るグランドシートは付属しません。別途用意して、「ソロベースEX」の使い勝手をさらにアップさせましょう。
「ソロベースEX」はオールシーズン使え、さまざまな状況に対応できる現代版のパップテント。焚き火に強いソロキャンプ用のテントをお探しの方は、ぜひ選択肢に入れてください。