”おしゃれな水筒”というとカラフルでポップな水筒を想像してしまうかもしれませんが、機能性満載のシンプルで洗練された水筒も増えてきており、アウトドア派の人でも自分の個性を演出するための重要なアイテムの1つ。今回は登山歴5年のガジェット好きである私が、水筒の選び方とおしゃれだと思う水筒TOP3をご紹介いたします。
まず水筒を使うメリットを整理していきましょう。
ペットボトル派の人からすると圧倒的な節約になります。
1日1リットル飲む人だと200円/1日節約になりますし、月だと6,000円の節約が可能です。水筒を使うことで、積立型の投資信託が始められますよ!
きちんと保温機能のある物を選べば、1日中適温の飲み物を飲むことが可能です。とある調査結果では 冷たい飲み物は0度から10度、暖かい飲み物は80度から90度が適温だという統計的な結論が出ています。(参考:ITメディア) 水筒には保温性の表記が必ずあるので確認しておきましょう。
私たちが普段私用しているペットボトルのゴミの量を減らすことができます。ペットボトルリサイクル推進協議会の調査によると2017年度のペットボトル販売量587千トンのうち、212千トン(36.1%)は海外へ輸出という形で廃棄されています。(参考:PETボトルリサイクル推進協議会) 環境を意識した消費活動で高まる自己肯定感は、読者の皆さんにも感じてほしいです。
そんな私が水筒を選ぶときに実際に重要視したポイントを3つお教えします!
今回はシンプルな工業的なデザインの物も選定しています。工業的なデザインは機能を最大限生かしたデザインが多く、無駄を削いだそのままの形に魅力を感じます。
メリットの箇所でも説明しましたが、保温性は重要です。私は冬でもキャンプや登山をするので、「せっかく淹れたコーヒーが冷めてしまっていた」なんて経験はしたくないので持続性も重要視してます。なので6時間は持続するものを選びました。
個人的には鞄に入りやすいサイズ感は大切です。登山用のザックもプライベート用のリュックも500mlのペットボトルが入る物を使っていますが、そこに収まるサイズで選びました。
・保温効力:53度以上→6時間
・保冷効力:9度以下→6時間
スタンレーのこのアイテムは、保温性の高さとガジェット感の強いデザインが好みで、以前から購入しようと狙っていました。普段から愛飲しているスタバとのコラボ商品を見たときは、衝動買いしたい気持ちをグッと堪えるも、結局3日後には購入していました。
実際、夏には冷たい・冬はホットのコーヒーを入れて使用していますが、層構造のおかげで結露で机を汚すことはありません。デメリットとしてあげるなら、逆さにすると蓋から中身がこぼれてくる点。ただキャンプと仕事用に持ち歩いているのであまり困っていません。
・保温効力:63度以上→12時間 76度以上→6時間
・保冷効力:11度以下→25時間 5度以下→6時間
「コルク(cork)の先に溶けない氷柱(Icicle)がくっつけば、保温保冷性の高いドリンクが飲める」創業者がそう思い立ち上げたブランドがこの”CORKCICLE”。
シンプルなデザインがかっこいい。また保温保冷効果は他の水筒を大きくしのぐ性能です。スクリュータイプの口も広く、冷蔵庫の氷もラクラク入るサイズ。北米では品薄状態が続いているアイテムで、その波は日本にもやってくるかもしれません。
・保温効力:73度以上→6時間
水筒といえばこのブランド!と思いつく人も多いと思います。サーモスからステンレスボトルの水筒です。無骨なデザインがかっこいいコチラはコップ付き。シンプルでどこかアンティークなシルエットが個人的にツボです。コップ付きの水筒のいいところは飲み物を適温に調整しやすいところだと思っています。ですのでお子さんがいる方や猫舌の方に、ぜひおすすめです。
私が海外で登山した際に1日だけロッジで一緒になった香港出身のデザイナーの方が持っていたボトルです。その女性は洗練されたアイテムをいくつも身に着けてましたが、中でもこのボトルが際立っていました。
ただその時は厳冬期でマイナス20度の夜が続いており、寝るときに寝袋に入れて寝ないと何もかも凍ってしまっていた環境下だったので、そのボトルが無事だったかどうかは今となっては定かではありません。
身に着けるものの意味は、「必要だから」だけではなく「自分のスタンス」を表現するものに変化しています。その中で人から見られる「水筒」というアイテムにもしっかりこだわっていきたいと思う人は多いのではないでしょうか。ぜひ自分のライフスタイルに合わせた水筒をこの機会に検討してみてください。この記事がそんな方の参考になれば幸いです。