日没が早いと損した気分になるのは私だけでしょうか?
樹林帯は15時を過ぎたあたりから暗くなり、あっという間に真っ暗になります。
以前にも書きましたが、寝坊、渋滞などで登山口への到着が遅れると山頂でのんびりできず、慌てて下山することになります。
そこで今回は、失敗の副産物として見ることができた絶景の山を紹介します。
関東エリアで超人気の山として知られる、丹沢・塔ノ岳。
山頂では場所取りに困るぐらい、つねにワイワイしています。しかし、ほどほどでないと萎える場合も。
死ぬほど見ている富士山なのに、なぜか気になってしまうのは謎です。
ぽかぽか陽気だと山頂で昼寝をするのも至福のひと時で、まして寝不足だと、帰りの渋滞に備えて、寝ることもあります。
ですが、アラームをかけずに寝ると下山が大変なことになります!
でも日が傾くと写真映えするようなシーンが増え、カメラを向けたくなります。
調子にのってシャッターを押していると太陽は容赦なく沈んでいきます。
見惚れてしまう富士山と夕日ですが、刻々と暗闇に案内してくれます。
またこの丹沢山塊では、富士山の山頂に日が沈む“ダイヤモンド富士”が見られるスポットでもありますので、日時を調べて訪れるのも良いでしょう。
私たちはヘッドライトを忘れてしまい、ただの苦行でしかありませんでした。危険もともない、ハイカー失格です。みなさんはくれぐれも山登りのマストアイテムとしてザックに必ず忍ばせておいてください。
山登り初心者がいるにもかかわらず、ヘッドライトを忘れたのは、山登り人生で二回あり、これが一回目です…。
携帯のライトとカメラのフラッシュをたきながら、慎重に下山しましたが、初心者には怖い思いをさせてしまいました。その後、彼女が山登りを続けているかは不明です。
失敗の副産物としてこれだけの絶景を丹沢エリアで見ることができるとは思っていませんでしたので、反省はしましたが後悔はしていません。
この景色に興味をもったなら、山の気象や状況を確認したうえで登山届を提出し、ヘッドライトをしっかり頭に付けていきましょう!