かつて航海で使われたと言う「ネルソンランプ」、そして炭鉱夫が使ったと言われる「マイナー(miner)ランプ」、それぞれをモチーフにしたインド製のオイルランプが2020年11月に、『Hilander(ハイランダー)』から登場しました。
キャンプサイト映え、写真映え抜群のオイルランタンの使い方とレビューをご紹介します。
今回のランプの特徴は何と言っても、このアンティークなルックス!弊社でも、箱から取り出した瞬間に、”おしゃれー!”と歓声の声があがりました。
欧米に比べて輸入コストの比較的安いインドに着眼し、本体の使用素材やデザインを厳選したことで一般的な”ネルソンランプ”、”マイナーランプ”と呼ばれるものに比べて、販売価格を大幅に抑えています。
出典:Naturum
とのことで、Naturumさんの企業努力でこの低価格が実現!
それぞれ、6980円(ネルソンランプ)と4950円(マイナーランプ)。本場の骨董品を購入するとなると8000円〜2万円以上するので、お手頃価格で手に入るというのは大きなメリットだと思います。
ちなみにHilander は、キャンパーのみなさまにはお馴染みの方も多い、オンラインショップ Naturum(ナチュラム)のオリジナルブランドです。
それでは早速、ハイランダーのネルソンランプから使い方をご紹介します。使い方はとっても簡単です。
ネルソンランプは、ブラス(真鍮)を使用した素材で出来ているそうです。
まずはランタンの蓋を開けて、ランプにオイルを入れましょう。最初どうやって開けるのか(それっぽいパーツが複数あり)少し迷ったのですが、写真にあるフックを外すと、蓋が ぱかっ と開きます。
本体からランプを取り出します。ランプは、写真のように金具芯とボトルの二つに分かれており、芯の横から出ているネジを回すことで、芯の長さを調整可能です。
ボトルに燃料を入れていきます。今回はススが出づらいパラフィンオイルを使用しました。
着火します。ろうそくのように、静かに灯すことが出来ました。
ガスやガソリンランタンだと、着火の瞬間に”ボッ”と爆発するので、かなりドッキリしますが、オイルランタンだと安心ですね!
着火したランプを、ランタン本体の中に入れます。風が強い日は、写真のように直接火を着けても良いかと思います。
この日は外の気温が寒くガラス部分が曇ってしまいました。ゆらゆら揺れる炎の明かりが優しく周囲を照らし、チルな空間を創ってくれます。
次は、マイナーランプの使い方をご紹介!
マイナーランプは、カンブリアンランプとも呼ばれています。ジブリの名作「天空の城ラピュタ」の中で、パズーが使っているランタンと同じです。
先ほどのネルソンランプに比べて、一回りコンパクトなアルミボディーの「マイナーランプ」。しっかりした素材で出来ており、小さくてもずっしりとした重さがあります。シルバーのボディーにブロンズカラーのロゴが、可愛らしいですね。
マイナーランプの本体をねじると、底のボトルが外れます。
先ほどのネルソンランプとは違い、こちらは芯を調整するネジがないため、芯を指で引っ張って調整します。
ボトルの穴はかなり小さめですが、ファネル(じょうご)か注ぎ口があれば特に問題はありません。
オイルを注いで蓋をしたら着火します。写真は、芯を出しすぎて大きく炎が燃えてしまっています…。これで7mm程ですが、もっと短く(1-2mm)て大丈夫です。
最後に本体を被せて完了です。
使い方はとっても簡単なオイルランタン。それぞれの使い心地をレビューします。
パラフィンオイルは純度が高いため、そこまでスス汚れは出ませんが、灯油を使うと上記写真のように、すぐにススが発生します。
ティッシュ等で擦れば簡単に取れますが、マイナーランプの場合はガラスの中に手が届きません。ちぎれにくいキッチンペーパーを割り箸で押し込んで、お手入れしました。
お手頃価格のアンティーク ネルソンランプとマイナーランプ。
LEDランタンより手間がかかりますが、その手間暇かけてギアを愛でるのもキャンプの楽しみの一つ。ほんのり揺らめく炎を眺めながら、チルな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。
燃料もホームセンターやガソリンスタンド等で手に入るので、おしゃれキャンプを楽しみたい方は要チェックです!
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▼ランタン
ハイランダー ネルソンランプ
ハイランダー マイナーランプ
▼パラフィンオイル
キャンライト カラーリング ランプオイル 1L クリア
撮影:全国出張フォトグラファー 小村賢吾