コールマン × モンロが放つINDIGO LABEL、新たな体験に繋がる「機会」の創出

6月にリリースされたコールマン × モンロによるINDIGO LABEL。当初から注目を集め、すでに人気を博している同レーベル。

コールマンの歴史あるギアと、モンロのデザイン。それらが融合したモノとしての革新性から、コトの体験の提供へ。

そんなことを感じた「INDIGO LABEL DINER」の夜。

開催場所は表参道のWIRED CAFE Commune 246。大都会東京にあり、トレンドの中心となるこの場所での開催は、良い意味でコールマンらしくない。

会場に招かれたのは、普段のアウトドアイベントではあまり見かけることのない印象の方々。今回はモンロが中心となって各界に呼びかけ集まったという。著名人やインフルエンサーなど100名あまりが会場を自由に出入り。

振る舞われた料理は快適生活研究家・田中ケン氏によるもの。決してアウトドア従事者が多くはない会場では、この料理に驚き「こういうご飯が出るならキャンプも良いよね」という声が聞こえてきた。

「キャンプへのハードルを下げたい」

そう語ってくれたのはモンロを手がける中野ハジメ氏。集まってきたインフルエンサーなどもおそらく本格的なキャンプなどはしたことがない。けれどもこうして、大都会ながら屋上で風を感じながら本格的なアウトドア料理を食べ、ギアに触れてもらうことでキャンプへの入り口になる。

そして9月末には、「INDIGO LABEL CAMP@AOSHIMA BEACH CAMP」というキャンプイベントも開催予定。以降も積極的に様々な仕掛けを行っていくという。

とりわけ、会場ではこの「IL レイチェア」に対して評価するコメントが多かった印象だ。3段階までリクライニングができインドア/アウトドア双方にマッチするデザインは、家の中から気軽に外へと私たちを誘ってくれそうだ。

一見華やかで、非現実的に見える空間かもしれないが、よく見ると会場に存在するのは、タープ・椅子・ランタン・美味しい料理とお酒のみ。

それでもこうして時間を楽しむことができるのは、INDIGO LABELから生まれた絶妙な空気感ゆえなのかもしれない。

「僕らのギアを携えてさえくれれば、その時間と空間は特別なものになるよ」

そんなことを伝えられたような感覚。

BORDERLESSという言葉がひとつのキーになっているINDIGO LABEL。

インドアとアウトドアというボーダーをなくす存在であることはもちろん、それによって新たな体験へのボーダーをも解消してくれる。そんな「機会」を提供してくれるのではないか?

期待が膨らむINDIGO LABELの今後の展開がとても楽しみだ。

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ライター:
羽田裕明