カテゴリー: 道具

アウトドアギアを日常使いに!参考になるniko and …のディスプレイ

アウトドアギア、買いたいけどけっこう高い……

そんな初心者の方も多いのではないでしょうか?
でもそのアウトドアギアが普段使いできるなら、一気にハードルが下がりはしませんか?

どこで使ってもおかしくない。

ナカでもソトでも使える『ミックスドア』をコンセプトに、ライフスタイルに組み込んだアウトドアギアの提案をしているのが、ファッションブランド、niko and …(ニコアンド)。

今回はそのミックスドアを展開する東京・原宿にある路面店、 niko and …TOKYOにお邪魔してきました。

エントランスからキャッチなーディスプレイ!colemanとのコラボアイテム

店舗に入り(むしろ入る前から)、真っ先に目に入るのが緑化された店内で展示されているcolemanのビンテージテント。1Fはこのテントを軸にcolemanとのコラボ商品を中心としたアウトドアギアが置かれています。

アステカ柄×幾何学模様のアイテムが、コラボ商品の目印。バッグの他にもランタンやチェア・テーブルなども同様の柄で展開しています。

そしてもう一つ、キャンプ好きが唸るであろうアイテムが、こcolemanとのコラボガチャ。全6種のアイテムを並べるとミニチュア感が増して可愛らしい。こちらのガチャガチャはniko and …の各店舗に置かれているため、是非コンプリート目指して挑戦してください!

colemanとのコラボアイテム以外にも、厳選されたブランドのアイテムが並びます。中でも編集部が唸ったのは、マーシャルのポータブルスピーカー。キャンプでここから音を流したらどれだけ心地いいことでしょうか(もちろん、周りの方に迷惑をかけないのが大前提)。これはアウトドアショップにはなかなか置かない、アパレルブランドならではのスタイリングであり提案でしょう。音楽好きのキャンパーは必見のアイテムです。

キャンプのまったり時間に意外に活躍する、オリジナルのケン玉もあります!

2FはUNBYを中心に、ファッションブランドならではのスタイルの提案

1Fはcolemanとのコラボアイテム中心で、まさにアウトドアのイメージが湧きやすい空間でしたが、2Fに行ってみると「これぞファッションブランドが提案するスタイル」という展開が。

UNBY GENERAL GOODS STOREによるポップアップ

2Fでメインに行われているのが、ご近所裏原宿にあるUNBY GENERAL GOODS STOREのポップアップ・イベント。同店のオリジナルブランドであるアッソブのバックパックをはじめ、ハイセンスにセレクトしたプレイ、キャビンゼロなどのアイテムが揃います。

ペグボードにレイアウトされたアイテムたち。実はこれらアイテムはただ並べられているだけではありません。それぞれのペグボードごとに明確なコンセプトがあり、それごとにスタイリングされたアイテムなのです。

例えばこちらのボードは、『Classic Camp』というコンセプト。目の肥えたキャンパー向けに見た目はもちろん、機能性やストーリー性のあるアイテムをセレクトしています。バックパックからチェア、グローブ、エプロンまで。ファッションブランドだからこそできる、トータルコーディネートされたボードを見ると、一式まとめ買いしたくなっちゃいます。

こちらは女性向けのアウトドアギアをセレクトした『HAPPY PICNIC』。アウトドアギアというと、徐々に女性向けで可愛らしいものも出てきていますが、まだまだ男性っぽいものが多い。このボードでは、機能性は保ちつつ女性でもオシャレに楽しむことができるギアが提案されており、これであればアウトドアを楽しんでみたい!という女性もいるのではないでしょうか。

インテリアにも溶け込むアウトドアギアという気づき

アウトドア好きにとっても馴染みの深いギアももちろん販売。けれどもいつも見るギアの光景と様子がおかしい?

niko and …はインテリアも扱っており、『FURNITURE & SUPPLY』というインテリアコーナーには、多くのアウトドア好きを魅了するヘリノックスのチェアが。こうしてナカの空間に置かれても何ら違和感はなく、ヘリノックスの特長でもある軽さと小型化を活かして「ちょっとした来客の時にセット」みたいなことが実現します。

コットだって、ものを選べばこのようにインテリアとしても映えてくれます。

注目のレタープレスのアーティスト『A TWO PIPE PROBLEM』の作品も展示

アウトドアとは直接的には関係がありませんが、これまでご紹介したアウトドアギアとマッチする注目のアートも展示。ロンドンを拠点に活動するレタープレスのアーティスト『A TWO PIPE PROBLEM』の作品たちです。前述したヘリノックスのチェアやコットのある空間にも自然に溶け込んでいたこのアート。ソトで使うアウトドアギアと相性の良いインテリアをセレクトする、そういう選択があっても面白いですよね。

ファッションブランドだからできるライフスタイルとしての提案

当たり前ですが、niko and …TOKYOの店舗内はこれだけではありません。通常通りの日常使いの洋服や雑貨、家具などが置かれております。つまり、フラッと洋服を見に来た人にもこうしたミックスドアのスタイルが触れられ、アウトドアの入り口になる可能性がある。アウトドアをライフスタイルの一つとして提案できるのが、ファッションブランドである力だと思います。

これをアウトドアブランドがやろうとしてもなかなか難しい。どうしても「ハードルが高く見えるアウトドア」となりがちです。

niko and …のミックスドアの良いところは、オシャレなだけではなく機能性を考えたアイテムを揃えてスタイルを提案したり、アウトドアメーカーともコラボをしたアイテム展開をしているところでしょう。

アウトドア、そして自然に入るきっかけを作っているniko and …のライフスタイル提案。このディスプレイやギアの選び方をぜひ参考にしてみてくださいね!

niko and …TOKYOへのアクセスはコチラ

シェアする
ライター:
羽田裕明