第1回の土づくりはコチラ!
これは何?懐かしのBB弾?
はい、にんじんの種です。
この小さな小さな種をひとつずつ植えて数週間。
こうして畝に生えてくる雑草を抜いたり、間引きをしてあげるなどのケアをし、
こうしてしっかり芽が出てきて、スクスク育ってきてくれていました。
そしてまたその数週間後の今回。
後方に見えるが現時点でのにんじん。大きくなりました。
そして手前に見えるのがインゲンです。ここから数百のインゲンができるというから驚きです!
今回は、カメラマンの編集長含め9名で参加!アンバサダーの皆様にたくさん集まっていただきました。
シェア畑では、野菜づくりの節目で講習会が行われ、アドバイザーの方から直接指導を受けることができます。GWの終盤となった今回は『夏野菜の植え付け』。6月末の収穫目指して、ミニトマト・ナス・ピーマン・キュウリ・オクラ・枝豆の植え付けを一気に行いました。
シェア畑深大寺では、3つの畝が作れるスペースを1区画として契約ができます。にんじんとインゲン(+キュウリ)用の畝は既に第1回の時に作っているため、今回は参加者でゼロから畝づくり。もちろん皆さん初めての体験です。
ピーマン・ナス・ミニトマトを育てるこの畝では、中央を掘り、そこに施肥していきます。にんじんなどの畝は表面に肥料を撒いたのに対し、こちらは20〜30cmほど掘って撒くわけですがそれには理由がもちろんあります。野菜に一番栄養が必要な時期に合わせて肥料を与えるため、株が生長して根が伸びた先の、地中深くに敢えて事前に肥料を入れておくのです。
掘ったところに肥料を撒き、
掘り起こした土を再度埋めて、畝を整えていきます。
マルチを張って完成!これだけ人数がいると作業が早いこと早いこと。
さぁ、ここから植え付けです。
苗ももちろんシェア畑の方であらかじめ用意してくれいますが、夏野菜の苗はすぐにダメになってしまうそうで、植え付けは時間との勝負なんだとか。この日はまだ届いてから数日だったので問題なし。
植え付ける前に、たっぷりの水を入れたバケツにしっかりと浸けます。この際、ブクブクと苗から泡が出るのですがそれは空気が含まれているから。このブクブクが止まるまで水に浸けておきます。そしてバケツから出し、10分ほど置き吸水した水を落ち着かせます。
穴あけ機でマルチと畝に穴を開けたら、ここでもたっぷりの水を土に含ませてあげます。
そして苗を植え付け。
この際のポイントは苗の根元が畝の地表面よりも低くならないように浅めに植えること。
植え付けたら、支えと苗を縛りつけてあげます。
この際、支えは斜めにして苗に寄り添うようにして苗の2/3あたりの高さで縛ってあげます。植え付けたばかりの苗は弱いのでこうして寄り添ってあげることが大事なんだとか。
キュウリは、高いところまで背が伸びるのでこのようにネットを周りに張ります。
そして最後に、コンパニオンプランツを。
コンパニオンプランツとは、隣どうしに植えると相性が良く、お互いの生長に良い影響を与え合って共存共栄する植物の組み合わせのことを言います。
今回は、バジルをミニトマトの隣に。マリーゴールドをミニトマトとナスの間に植え付けます。
バジルは害虫を遠ざける効果があり、マリーゴールドは土壌中の悪い微生物の増殖を抑える効果が根にあるんだそうです。
畝づくりも2回目となると、皆の連携も阿吽の呼吸でスムーズに。自然の中での活動はこうして皆が連携して一つのことに没頭できるのも魅力の一つですよね。
小さな小さな種を、丁寧に植え付けていきます。
それにしても……
「滝姫」に「湯あがり娘」……独特のネーミングセンスに場が和みます(笑)
防虫ネット・トンネルを設置して植え付け完了!元気にすくすく育ってくれることを祈ります。
今回の講習会はここまで。これから6月末の収穫に向けて、週単位でのケアが始まります。その様子は第3回の記事にて。
自分たちで育てた野菜でキャンプ飯・BBQ!ゴールに向かって引き続き自然との触れ合いを楽しみたいと思います。
*週末を楽しむ市民農園「シェア畑」
http://www.sharebatake.com/