2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は徳島県に位置する冬の剣山(つるぎさん)へ。四国で2番目に高い山とされている剣山はリフトもあり、山頂へのアクセスも簡単!そんな剣山の特徴や登山ルートに加え、1月の実際の山行レポートなどを紹介していきます!
剣山は徳島県に位置する標高1,955mの山で、四国で2番目の高さを誇ります。そんな剣山はロープウェイで山頂付近までいくことができるなど、初心者の方でも楽しむことができる山です。また、剣山は山岳信仰の歴史を受け継いでいる山でもあり、道中も歴史を感じることができます。
こちらは、ロープウェイは使わず、自力で山頂まで登ることができる最短のコースになります。登山口のある見ノ越駐車場は標高が約1,400mの位置にあり、山頂までの距離も遠くないため、初心者の方でも安心して登ることができます。また山頂からの景色は圧巻で、360度パノラマの景色を楽しめます。
こちらのコースはリフトを使って山頂近くにある西島駅まで一気に標高を上げて登ることができるため、初心者の方でも楽々登ることができます。山頂までの標高差は600mほどで家族連れの方でも楽しまれています。リフトは冬季の営業はしていませんので、ご注意ください。
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。今回は四国で2番目の標高を誇りながらも、山頂までのアクセスが比較的容易で、お手軽に冬の絶景を見ることができる剣山をご紹介していきます。
夏場はリフトを利用して軽々と山頂へいくことができますが、今回は冬季登山のため、登山口から徒歩で山頂を目指します。まずは駐車場からすぐの劔神社の鳥居を潜り登山スタートです。
登山口からしばらくはなだらかな樹林帯の道が続きます。斜面をトラバースするような形で登っていき、リフトの駅である西島駅を目指します。
登山開始から40分ほどで西島駅に到着です。西島駅から後ろを振り返ると、四国の山々を見渡せる絶景スポットとなっています。
西島駅からしばらく歩くと見えてくるのが「刀掛の松」昔、安徳天皇が剣山に登る際ここで休んだとされており、この松に宝剣を掛けて汗を拭うよう従者に声をかけたことからこの名前がついたとか。
登山開始から1時間20分ほどで山頂エリアに到着です。剣山の山頂は平になっており、高山植物を傷つけないよう木道が設置されています。冬場に登る際は、この木道からアイゼンをとって歩いていきましょう。
剣山山頂からはお隣にある次郎笈など360度の大パノラマを見ることができます。また、山頂エリアにはたくさんの展望スポットが設置されており、さまざまな角度の絶景を見ながら休憩することができます。
見ノ越登山口(8:20)
剣山(9:39)
見ノ越登山口(10:40)
いかがだったでしょうか。今回はついに四国エリアに突入し、徳島県にある剣山に登ってきました。剣山の登山口のある見ノ越駐車場までの道のりは、冬季閉鎖されている道や凍結の恐れがある道がありますので、スタッドレスタイヤやチェーンなどを装着できるよう準備をしておきましょう。
次回は、愛媛県に位置する西日本最高峰の山、石鎚山へ。鎖場や豊かな自然の姿などバリエーションの富んだ山でもある、石鎚山の1月の実際の山行レポートや登山ルートなどもご紹介していきますので、次回もお楽しみに!
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