カテゴリー: 体験レポート

材料費は1,000円!ランチボックスにもなる折りたたみ式ミニテーブルをDIY!

材料はホームセンターでも手に入ります!

材料は以下の寸法にノコギリでカットしてください。

① スギ材 210×40×15mm 4本
② スギ材 150×40×15mm 4本
③ スギ材 226×40×15mm 2本
④ スギ材 250×40×15mm 4本
⑤ シナ合板 300×225×5.5mm 2枚
⑥ ビス 40mm 適宜
⑦ ネジ トラス M6 40mm 4本
⑧ ワッシャー M6 4枚
⑨ ナット M6 4個
⑩ 留め金具 1個
⑪ 蝶番(小) 2枚
⑫ 木工用ボンド

ミニテーブル作りに必要な道具は?

ネジ穴の穴あけと、ビスの固定に電動工具のドライバドリルを用意してください。DIYのもっとも基本的な工具で、ひとつ持っておけばいろいろ役に立ちますよ。

① ノコギリ
② サシガネ(なければ定規でも可)
③ 木工用ドリル6.5mm
④ 鉛筆
⑤ プラスドライバ
⑥ ノミ
⑦ ドライバドリル
⑧ サンドペーパー(80番、120番)

STEP1:まずはテーブルのフレームから

まずはテーブルの側板となる材料①に、木工用ドリルで穴をあけます。一方の端から45mmの位置です。4本すべて穴をあけます。これが、あとから可動式の脚をつけるための穴になります。

穴をあけた材料①2本と、材料④2本でテーブルの枠を組み立てます。材料は付き合わせてビスで固定してください。枠は2つ作ります。

STEP2:脚を加工

材料②に鉛筆で写真のように寸法を記してください。上部の半円状のラインは丸い缶の底などを置いてなぞると、きれいに書けます。

まず、脚をスムーズに稼働させるためにAの部分を半円状にカットします。鉛筆で描いたラインに沿って、ノコギリで大ざっぱにカットしてから、80番のサンドペーパーで曲線を整えてください。最後は120番のサンドペーパーで仕上げます。

次にBの部分に木工用ドリルで穴を開けます。これが、側板に脚をつけるためのネジ穴です。

脚の補強になる木材を留める部分を、ノミで3mmほど切り欠きます。

ここまでできたら完成した脚をテーブルの枠に仮留めします。そして側板のラインを脚に移し取ってから脚を外し、脚の端に今写し取った天板のラインの平行線を記します。この脚の端に引いたラインに沿ってノコギリでカットすれば、天板と、脚の底が平行になり、平らな地面に落ち着いて置くことができます。

STEP3:加工した材料を組み立てて完成!

加工した4本の脚をノミで切り欠いた部分を内側にして、ネジとナットで側板に取り付けます。ナット側にはワッシャーをかましてください。ネジは強く締めすぎると脚が開閉しにくくなるので、適度な強さで留めます。ノミで加工した切り欠き部分には、脚と脚の間の補強になるように材料③をビスで固定します。

脚を取り付けた2つのフレームを2枚の蝶番でつなぎます。蝶番と反対側に留め金具も取り付けてください。折りたたんだときにフレームを固定するための金具です。

フレームに木工用ボンドで天板を取り付けたら完成です。
このミニテーブルは2つに折りたたむと、バックパックや自転車のかごに収まるサイズになり、また天板の裏側にはコーヒーやスナックなどちょっとしたものを収納できます。

工程はやや多いですが、比較的簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。公園でのランチや春のお花見にもぴったりですよ。

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ライター:
和田 義弥