材料は以下の寸法にノコギリでカットしてください。
ネジ穴の穴あけと、ビスの固定に電動工具のドライバドリルを用意してください。DIYのもっとも基本的な工具で、ひとつ持っておけばいろいろ役に立ちますよ。
まずはテーブルの側板となる材料①に、木工用ドリルで穴をあけます。一方の端から45mmの位置です。4本すべて穴をあけます。これが、あとから可動式の脚をつけるための穴になります。
穴をあけた材料①2本と、材料④2本でテーブルの枠を組み立てます。材料は付き合わせてビスで固定してください。枠は2つ作ります。
材料②に鉛筆で写真のように寸法を記してください。上部の半円状のラインは丸い缶の底などを置いてなぞると、きれいに書けます。
まず、脚をスムーズに稼働させるためにAの部分を半円状にカットします。鉛筆で描いたラインに沿って、ノコギリで大ざっぱにカットしてから、80番のサンドペーパーで曲線を整えてください。最後は120番のサンドペーパーで仕上げます。
次にBの部分に木工用ドリルで穴を開けます。これが、側板に脚をつけるためのネジ穴です。
脚の補強になる木材を留める部分を、ノミで3mmほど切り欠きます。
ここまでできたら完成した脚をテーブルの枠に仮留めします。そして側板のラインを脚に移し取ってから脚を外し、脚の端に今写し取った天板のラインの平行線を記します。この脚の端に引いたラインに沿ってノコギリでカットすれば、天板と、脚の底が平行になり、平らな地面に落ち着いて置くことができます。
加工した4本の脚をノミで切り欠いた部分を内側にして、ネジとナットで側板に取り付けます。ナット側にはワッシャーをかましてください。ネジは強く締めすぎると脚が開閉しにくくなるので、適度な強さで留めます。ノミで加工した切り欠き部分には、脚と脚の間の補強になるように材料③をビスで固定します。
脚を取り付けた2つのフレームを2枚の蝶番でつなぎます。蝶番と反対側に留め金具も取り付けてください。折りたたんだときにフレームを固定するための金具です。
フレームに木工用ボンドで天板を取り付けたら完成です。
このミニテーブルは2つに折りたたむと、バックパックや自転車のかごに収まるサイズになり、また天板の裏側にはコーヒーやスナックなどちょっとしたものを収納できます。
工程はやや多いですが、比較的簡単にできるので、ぜひ挑戦してみてください。公園でのランチや春のお花見にもぴったりですよ。