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【Vol.82 奥秩父・奥多摩縦走 】2泊3日の縦走コースとその魅力を大公開!/バン旅百名山

2人の大学生がバンライフを送りながら日本百名山制覇を目指すプロジェクト。今回は「山と道」が主催するULハイクのイベントに参加し、2泊3日で奥秩父・奥多摩エリアの2つの百名山を縦走してきました。そんな縦走コースの魅力や詳細を、4回に分けて詳しくご紹介していきます。

奥秩父・奥多摩エリアの魅力は?

【日本百名山】一気に2つ制覇可能!

ぱくたそ

今回の縦走路は総距離にして65kmほどありますが、奥秩父・奥多摩エリアの自然を堪能しながら2泊3日で日本百名山を2つ(雲取山・大菩薩嶺)制覇することができます。ピストンの山行ではあまり通ることがないルートを通り、普段感じることができないような奥秩父・奥多摩エリアの山域を楽しむことができます。また、道中で一度町に下りる機会もあり、道の駅などで補給もでき、ロングトレイルらしい体験もすることができます。

【丹波天平】広く平らな尾根で森林浴を楽しむ!

丹波山村にある丹波天平(たんばでんでいろ)はアカマツやカラマツが空に向かってまっすぐ伸び、解放的な広く平な尾根を歩くことができます。また秋になれば落ち葉が地面に落ち、ふかふかな登山道の上を歩きながら紅葉を楽しむことができます。途中には大きな倒木などもあり、それが自然のベンチになっていることもあるので、最高の休憩スポットでもあります。

※広大な森林が広がっており、落ち葉で道がわかりにくい可能性もあるので、道迷いにはご注意を!

【三条の湯】道中には、身体を癒してくれる温泉がある!

1日目の夜にテント泊した三条の湯には温泉があり、冷え切った身体や1日の身体の疲れを癒してくれます。2泊3日となると途中で温泉に入りたくなりますが、この縦走路ではその心配もありません。また、下山口である都民の森近くにも温泉があり、1回の山行で2回も温泉に入ることができるのも魅力となっています。

奥秩父・奥多摩縦走の2泊3日のスケジュールを大公開

今回の縦走では2泊3日をテント泊装備で登ってきました。登山口と下山口が違うため公共交通機関を利用しました。

コースタイムとスケジュールに関しては、自分の技量に合った山行を計画するのことをおすすめします。

【奥秩父・奥多摩縦走】2泊3日の宿泊場所

1日目のテント泊地である三条の湯では温泉に入れるので、早めの到着をおすすめします。また2日目には丹波山温泉へ下りて補給も可能となっています。

コースの詳細を詳しく解説!

1日目から3日目までの山行タイムとコースを一挙大公開します!

1日目 :【三峯神社~三条の湯】

出典:YAMAP

1日目は三峯神社から始まり白岩山、雲取山を登るスケジュールとなります。三峯神社まではバスを使って向かい、初めは信仰登山を感じる道を進んでいきます。白岩山までいけば、標高差は少なく、雲取山を登り切れば下り基調の道を歩きます。特に危険な箇所はなく、3日間の中でも一番ゆったりと歩くことができるスケジュールとなっています。三条の湯で温泉に入り身体を温めることもできます。

2日目 :【三条の湯~福ちゃん荘】

出典:YAMAP

2日目は三条の湯をスタートし、丹波天平を経て丹波山温泉のある町へと一度下りていきます。丹波天平は秋の紅葉が進み、落ち葉のカーペットのようにふかふかな道を歩くことができ、途中富士山を見ることができるスポットも通ることができます。町に下りたあとは大菩薩峠へと標高を一気に上げ大菩薩嶺を目指します。また大菩薩嶺から福ちゃん荘は下りで歩きやすい道となっています。

3日目 :【福ちゃん荘~数馬の湯】

出典:YAMAP

3日目は福ちゃん荘をスタートし、大菩薩峠を通り鶴寝山・奈良倉山・三頭山を経て都民の森の入り口へと下山していきます。鶴寝山から三頭山はトレイルランニングコースのセクションなどもあり、歩きやすい平な道が進みます。最後の登りの三頭山にかけてはアップダウンのある道を進み、最後は一気に下っていきます。都民の森からは少し道路や登山道を歩き、数馬の湯へ向かいます。数馬の湯の前にはバス停があるため、事前に時刻表を確認してからゆっくりと3日間の疲れを癒しましょう。

まとめ&次回予告

いかがだったでしょうか。今回は奥秩父・奥多摩縦走のコース紹介や魅力、ざっくりとしたスケジュールなどをご紹介していきました。次回から1日ごとの詳しい山行レポートを写真も含めながらご紹介していきます。ぜひご覧ください!

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ライター:
イケダとコスギ