近年盛り上がりを見せているアウトドア業界ですが、中でも最近密かなブームとなっているのがテントサウナ。しかし日本では、テントサウナができるキャンプ場はまだまだ少ないのが現実です。そこで今回は、テントサウナのやり方やテントサウナができるおすすめのキャンプ場について紹介します。テントサウナデビューしたい方必見です!
テントサウナとは名前の通り、テントの中に薪ストーブを置いて室内を温める新しいサウナの形です。一般的にはまだまだニッチな存在ではあるものの、キャンパーやサウナーの中では話題沸騰中!一度テントサウナの魅力を知ってしまったら、癖になるので要注意!筆者はテントサウナにハマりすぎて、最近は月に1回以上テントサウナをしています。まずはテントサウナの手順や基本的な道具について説明します。
サウナの基本的なやり方は、サウナ→水風呂→外気浴を1セットとして複数回繰り返します。外気浴で心身ともにリラックスしている状態のことを、サウナ用語で“ととのう”と言います。
テントサウナの場合、水風呂の代わりに湖や川などに入るのが一般的です。1分ほど体を水に浸けてサウナで火照った体を冷やします。そのあと外に用意したイスに座り静かに目を閉じます。一度テントサウナを経験すると、「ととのう」という言葉の本当の意味が理解できるでしょう。
基本的な道具は、テント、薪ストーブ、サウナストーンの3つ。テントは、煙突が通せるテントサウナ専用のものになります。また室内を温めるために薪ストーブとサウナストーンが必要です。サウナストーンとはサウナ専用の溶岩石のことで、そこに水をかける“ロウリュ”をすることで蒸気が発生し、テント内が高温になります。
通常の石をサウナストーンとして利用するのは絶対にNGです。高温の状態で水をかけるため、普通の石だと割れてしまったり、弾かれた水滴が人間に跳ね返ってくることがあり、とても危険です。万が一、目などに入ったら失明する恐れもあるため必ずサウナストーンを用意しましょう。
テントサウナは現在日本のメーカーのものはありません。そのため購入する場合、ロシアやフィンランドから直輸入となり、その分どうしても価格が高くなりがちです。また、テントサウナはさまざまな備品を揃える必要があります。テントサウナだけでなく、室内に置くイスや薪ストーブ、サウナストーン、ととのいイス(外気浴に使うイス)などなど。
総額で最低でも20万円ほどお金がかかるので、個人で所有するにはハードルが高めです。
テントサウナの室内温度は100℃近くになるため、うっかり薪ストーブや煙突に触れてしまうと火傷をする可能性があります。また、テントサウナは大量の薪を燃やすため、たくさんの煙が発生します。それを室外に逃がすために煙突を付けるのですが、取り付け方を誤ると一酸化炭素中毒になって最悪死に至る恐れも。
テントサウナ初心者はいきなり購入するのではなく、まずはレンタルしてみることをおすすめします。不安があればレンタル会社に注意点を聞くこともできるので、安全に楽しめます。
万が一、テントサウナを壊してしまったという場合に新しく買い直すとなると、さらにお金がかかります。しかしレンタルであれば、事前に保険料を払っておけば安く済ませられます。そういった観点からも、テントサウナはレンタルして楽しむほうがおすすめです。
千葉県の稲毛海浜公園内に位置する同施設は、『自然環境と人が共存、循環する』をテーマにした首都圏で唯一サステナブルな概念をコンセプトにしたグランピング場。2021年4月に新しくオープンし、グランピングエリア、バーベキューエリア、カフェエリアの3つで構成されています。
敷地内にある「星空アウトドアバス」と呼ばれるエリアでテントサウナを体験できるのはもちろん、すぐ隣には自由に使えるシャワーと浴槽も。そのほか、ヨガやハーブポット作りなども体験できます。
住所 | 〒261-0003 千葉県千葉市美浜区高浜7-2(GoogleMap) |
電話番号 | 080-3541-7187 |
アクセス | <車の場合> 京葉道路「幕張IC」より「幕張1丁目」交差点を右折。 突き当たりの「メッセ大橋」を左折。 海浜大通りを直進し、第2駐車場に向かう場合は「管理事務所入口交差点」を右折。 第1駐車場に向かう場合は「海浜公園プール入口」を右折 <電車の場合> JR「稲毛海岸駅」南口2番バス乗り場より千葉海浜交通バス「海浜公園入口行き」に乗車し「海浜公園入口」下車 |
公式サイト | https://sunsetbeachpark.jp/smallplanet/ |