ペットボトルの水を購入せずに1ヵ月生活することができますか?バンライフをするうえで、水や電気はなくてはならない存在です。そんな水や電気を自然の力を利用しながら、バンライフでオフグリッドな旅をする2人の大学生が、オフグリッドな生活を知ったきっかけやその魅力などを解説していきます!
まず初めにオフグリッドとは何なのか。オフグリッドとは「電気や水など公共のライフラインに依存しない生活、自立した生活」を指します。
詳しい説明などはこちらの記事から↓
オフグリッドという言葉を知ったきっかけは、海外のYouTuberがアップしていた水、電気、料理をすべて山の中で完結する生活風景の動画を見たことです。水は川から、電気は太陽光から、火は薪木で起こすといった、ほぼ自給自足のような生活を一度はやってみたいと思っていました。そんな時にバンライフを始めることが決まり、自分たちのバンライフのスタイルはできるだけ公共機関に頼らず自給自足に近い生活、オフグリッドな生活に挑戦しようとなりました。
必要なものは、太陽光パネル、ポータブル電源と浄水器。初めは、そんな製品は持っていませんでしたが、なんとしてでもオフグリッドのすばらしさやその意義を知ってほしいと思い、メールで自分たちの企画書を添え企業へ協賛の依頼をしました。結果的にEcoFlowというポータブル電源を扱うEcoFlow Technology Japan様からご支援をいただき、最強の太陽光パネルとポータブル電源を使うことができています。
また、アウトドア製品を輸入販売するスター商事様からは、3Lの水を一気に浄水できるKATADYNの浄水器やSIGGの水筒など、オフグリッドな生活には欠かせないアイテムをご支援いただいています。
でも、実際オフグリッドな生活をしてどんな得があるのか?
ここからは、オフグリッドな生活を送る2人が感じる、2つの魅力に迫っていきます。
ではオフグリッドに生きるメリットってそもそも何があるのでしょうか。
実際にオフグリッド生活真っ只中の2人がその魅力について迫ります。
オフグリッド生活はすべてのライフラインを断ち切り、生活をしなければならないわけではありません。家庭であれば、電化製品の何か一つを太陽光で動かしてみたり、夜灯す明かりを太陽光で充電したりと、ごく身近なところからでもオフグリッド生活ができます。
例えば最近、キャンプにポータブル電源という組み合わせは当たり前のようになってきています。ポータブル電源には家庭で充電できるAC出力だけでなく、太陽光でも充電が可能な機種もあるので、キャンプに行く道中、またはキャンプ中に太陽光パネルを広げポータブル電源に蓄電すれば電気を使うことができるのです。
電気代はかからないし(初期投資は大きけれど継続的にみたらお得?)何よりエコ!エコな電気を使うキャンプも、日常生活も何だか気持ちがいいですね。
また、キャンプ中のお水もペットボトルを買うのではなく、水を汲みそれを使う。少し面倒だけれど、水を買わなくて済むし料理にも精が出ます。
このようにアウトドアの照明から、ご家庭のちょっとした家電を動かすことまで太陽光パネル一台から始めることができます。
近年、自然災害が増えてきています。災害時に必要不可欠なものは水、食事、そして電気です。その中でオフグリッド生活では、水は浄水器で入手し、電気は太陽光で発電する。このように自立した生活を送ることが当たり前になってくれば、災害時の不安要素が少しは軽減されるかもしれません。
バンライフをするうえで、必要なものは多くあります。水、食料、電気、ガソリン。すべて自分たちの力だけでまかなうことはできませんが、自然の力や自然の恵を利用することで、ペットボトルの水を買う頻度が減ったり、エコに電気を発電できたりと、工夫すれば買わずに済むものはたくさんあります。
実際、2人の大学生がオフグリッドな生活をするだけでは、環境に対する影響は微々たるものだとは思います。しかし、私たちを通じてオフグリッドという言葉を知り、将来的に自治体レベルでオフグリッドな生活が普及していけば環境への影響も大きく変わっていくのではないでしょうか。そんな社会が来るような気がします!
以上!「大学生2人がオフグリッドなエコ旅に挑戦する理由」でした!
次回のコラムは「実際バンライフってどうなの?」の疑問にお答えするべく、その実態についてバンライフ中の学生2人が、費用や住み心地など詳しく紹介していきます!
次回もお楽しみに!
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