焚き火用の風防、焚き火リフレクター。あなたは使っていますか?まだ焚き火リフレクターの便利さを知らない方は必見!その利点や選び方、おすすめの焚き火リフレクターをご紹介します。焚き火リフレクターで、あなたの焚き火ライフをさらに充実させましょう。
焚き火リフレクターとは、焚き火を風から守る風防のこと。焚き火を囲うように設置して使うことで、さまざまな恩恵が得られます。まず、そのいくつかの利点を紹介していきます。
焚き火は風に吹かれると、火が不安定になります。また、炎や火の粉が風に流されて、服やテントなどに穴が空いたり、近隣のキャンパーとのトラブルにつながる恐れもあります。焚き火リフレクターがあると、そういったリスクを軽減できるので安心です。焚き火の火力が安定するので、焚き火での調理もしやすくなります。
焚き火の前に座ると、自分自身が風を遮る形となり、向かい風で煙が自分の方に流れてくることがよくあります。焚き火リフレクターがあると、そんな状況も減らせ快適です。
特に寒い時期や場所での焚き火で得られる、焚き火リフレクターの大きな恩恵が、輻射熱です。焚き火の熱がリフレクターに当たってはね返るので、ロスなく焚き火から暖を取れます。
陣幕タイプの焚き火リフレクターがあると、焚き火の周りを覆う形になるので、プライベートな空間を作りやすいです。ソロキャンプに取り入れ、独りの世界に没頭しましょう。
設置することで、風の影響を受けにくくなる焚き火リフレクターですが、決して万能ではありません。
川沿いや高原、開けた場所のキャンプサイトでは、焚き火リフレクターでは防げないほどの強風が吹く場合もあります。
毎年、焚き火と強風による火事が発災していますので、焚き火リフレクターを過信せず、強風時には潔く焚き火を諦めるのも、最低限のマナーです。
各かメーカーmさまざまな焚き火リフレクターが展開されているけど、どんなものを選んだらいいかわからない。そんな方でも分かるように、焚き火リフレクターを選ぶうえでのポイントを、形状と素材の観点から解説します。
焚き火リフレクターの形状は主に、焚き火台に直接設置する風防タイプと、サイトの一部を囲うように設置する陣幕タイプの2種類があります。
囲う範囲が焚き火台だけなので、コンパクトで設置の手間が少ないですが、カバーできる範囲は限られます。こちらは、荷物をコンパクトにしたい、バックパックスタイルのキャンプにおすすめです。
風防タイプより広い範囲をカバーできる反面、かさばるものが多く、ペグダウンが必要など設置の手間がかかります。一度設置すると場所を移動できない点も、注意が必要です。こちらは、車やバイクでオートキャンプをする方に向いています。
焚き火リフレクターの素材は、金属製か布製のいずれかに分けられます。
金属製の利点は、汚れの手入れがしやすく、設置が容易なものが多いこと。光も反射するので、焚き火による明るさがアップします。金属製なので、焚き火周り全体を囲うほどの大きさのものが少ないので、ソロキャンプや焚き火調理に向いています。素材は、丈夫でメンテナンスがしやすいステンレス製のものや、携帯性に優れたアルミ製のものなどが主流です。
陣幕タイプの焚き火リフレクターのほとんどは布製です。布製の利点は、広い範囲をカバーできるものが選べること。その反面、ペグダウンが必要なため、設置に手間がかかる点がネックです。火の粉で穴が開きにくいコットン製のものや、難燃コーティングがされた化学繊維製のものがあります。
高品質かつコストパフォーマンスに優れたキャンプギアを豊富に展開する新潟燕三条のブランド、キャプテンスタッグのステンレス製の焚き火リフレクター。メンテナンス性と携帯性に優れ、最大幅93cm、奥行き45cmと金属製ながらもカバー範囲は広いです。風がないときは、焚火台の下に敷く灰受けとして使える2way使用です。
コストパフォーマンスに優れたキャンプギアを数多く展開する、ネイチャーハイクの陣幕。難燃性の高い綿混素材でできており、高さ1m、横幅3mとカバー範囲が広いです。4つの面と5本のポールで構成されているので、状況に合わせたアレンジもしやすいです。
関西のアウトドアブランドロゴスの陣幕タイプのコンパクトな焚き火リフレクター。ポールも2本と少ない分、設営の手間が少なく、収納時もかさばりにくいです。焚き火を楽しみたいソロキャンパーにおすすめ。
風や煙を防げ、焚き火調理がはかどり、暖かさもアップする焚き火リフレクター。火をコントロールする楽しさを教えてくれるアイテムです。ぜひ、あなたのキャンプスタイルに取り入れて、焚き火ライフをさらに充実させてください。