キャンプの食事を彩る重要アイテム、カトラリー。わざわざ購入しなくても、割り箸やプラスチックフォーク、スプーンで間に合うからと、今まで購入しなかった方も多いのではないでしょうか。ここは一歩、上級者へ。カトラリーはオシャレであるだけでなく、環境にも優しく、キャンプ上級者はマストで使うアイテムです。本記事ではカトラリーの選び方と、おすすめをご紹介いたします。
「カトラリー」という言葉を聞いたことはありますか?食卓で使うナイフやフォーク、スプーンの総称を言います。ちなみに登山者界隈では、カトラリーのことを “武器”と呼ぶこともあるそうです!
カトラリーは素材によって特徴が異なり、どれをとっても一長一短。目的に応じて選ぶことが重要です。まずは、カトラリーによく使われる素材の特徴をご紹介します。
ステンレスのカトラリーは 値段が安く、頑丈で汚れが落としやすい という特徴があります。一方で、熱伝導が高いために熱いスープ系の料理には向きません。世の中のカトラリーの多くがステンレス製です。
素材自体が柔らかく口に入れても安全なので、お子様がいるキャンプにおすすめです。ステンレスと違って熱伝導が低く、火傷の心配もありません。傷やニオイが付きやすいので、お手入れのしやすさという観点では劣ります。
お洒落なキャンプ料理のお供といえば木製カトラリー!お子様にも安全に使えます。しかしながら、懸念すべきは湿気への弱さ。筆者も以前、梅雨時期のキャンプで、久々に取り出した可愛い木製カトラリー達にしっかりカビが生えていたことがあったので、みなさまもご注意を…。
チタンは飛行機にも使われており、手に持ったときはその見た目から想像できない軽さに毎回感動します。また、錆びにくく「料理の味を変化させない素材」とも言われています。他の素材と比べて高価ですが、一生モノのカトラリーは、チタンで揃えてみてはいかがでしょうか。
山も海も川も大好きな.HYAKKEI編集部が、キャンプに持っていきたいカトラリーを8個厳選しました!
スプーン、フォーク、ナイフ、お箸がセットになった折りたたみ式カトラリーセット。通気性バツグンのメッシュ収納袋とカラビナがセットです。他のカトラリーよりもやや重めですが、コンパクトになるので、普段のお弁当にも入れてキャンプ飯気分を味わいたい方にもおすすめです。
収納サイズ:13.5 × 8cm
素材:ステンレス製
重さ:141g
重量はたったの150g!小さなボディーで、ナイフ・缶切り・栓抜き・スプーン・フォーク・コークスクリュー・ピックと7つの機能がついた登山する方には必須アイテムです。使用時はバラして使えるというのもおすすめポイント。ザックに忍ばせておけば、いざという時に便利ですね。
収納時の高さ:11.5cm
素材:スプーン・フォークはチタン、ナイフ・栓抜はステンレス
重さ:78g
キャンプ用のカトラリーは機能性重視な見た目のものが多いなか、こちらは丸みを帯びた可愛らしいデザインのカトラリーセット。長年使い込まれたかのような風合いも特徴です。ナイフの中にスプーンとフォークをカチっとはめて、3本重ねて持ち運べます。
収納時の高さ:16cm
素材:ステンレス
重さ:93g
眺めているだけでも心ときめく竹製のカトラリーセットは、自然素材の優しい口当たり。金属製のカトラリーと違って、クッカーを傷つけることもありません。ケースは100%リサイクルペットボトル素材で出来ている、サステナブルで可愛いセットです。
収納時の高さ:17.8cm
素材:竹材
ナチュラルな木製の持ち手とシルバーの組み合わせが可愛い、コールマンのカトラリーセット。キャンプご飯の楽しみが倍になりますね!キャンプだけでなく、お家で使いたいという方にもオススメです。
収納時の高さ:20cm
素材:ステンレス、天然木
重さ:130g
ラグジュアリーを謳う王道ブランド「NORDISK(ノルディスク)」。ハンドルに印字されたの文字にテンションが上がってしまいます…!たったの28gというダントツの軽さでありながら、チタン製なので丈夫さは折り紙つき。
収納時の高さ:16.5cm
素材:チタン
重さ:28g
アウトドア用のカトラリーは、コンパクトゆえ底が深いお皿だと使いづらいことも…。そんなお悩みをお持ちの方はぜひこちらを!今回おすすめしている商品の中でも一番の長さです。
収納時の高さ:22cm
素材:チタン
重さ:44g
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