キャンプで忘れてはいけないアイテムが扇風機です。年々、猛暑日が続く中で扇風機は重宝します。卓上式、充電式、電池式などたくさんある商品の中で何を選んだらいいか悩んでいる人に、おすすめしたい扇風機の紹介です。ぜひ、扇風機選びの参考にしてくださいね。
扇風機の種類を紹介します。最近では、コンパクトでスタイリッシュな扇風機も登場しており、用途や大きさによって使い分けるのがおすすめです。
・リビングファン・・・一般的な丸い形の扇風機、種類が豊富、サイズ大きく場所をとる
・タワーファン…縦型でデザイン性が高くコンパクト、種類が少ない、価格が高い
・タワーファン(エアマルチプライアー)・・・ファンが内蔵で羽根がなく子どもの事故防止になる価格が高い
・卓上扇風機・・・机に置ける、コンセント・USB・電池などで使用する、価格が安い
・ハンディ扇風機・・・手に持てるサイズで手軽に使える、価格が安い、風力が弱い、壊れやすい
・サーキュレーター・・・強い風で空気を循環させる、扇風機とは違い涼は取れない
キャンプにおすすめの扇風機は、「卓上扇風機」と「ハンディ扇風機」です。
通常のリビングファンやタワーファンは風量は強いですが、サイズが大きすぎるので持ち運びが難しいです。さらに、エアマルチプライアーの場合もサイズが大型になるのでキャンプにはおすすめしません。卓上タイプやハンディタイプは、コンパクトサイズで軽いのでキャンプに最適といえます。また、ビニール製の羽根は風力が弱いのでおすすめしません。
扇風機には、電池式と充電式の2つのタイプがあります。それぞれのメリットとデメリットについてみていきましょう。
【メリット】
まず、不要なゴミが出ません。充電式ですので繰り返し使えてエコといえます。電池を購入して取り替えるという作業が不要なので手間がかかりません。さらに、持ち運びができるポータブル電源から充電を行えば、余った電力をスマートフォンの充電に充てられます。
【デメリット】
ポータブル電源を購入しなければなりません。また、ポータブル電源を持っていない場合には充電場所がないと使用はできません。
【メリット】
電池のメリットとしてはなんといっても、補給の容易さです。充電をすることなく電池を入れ替えるだけですぐに使用できます。電池さえ購入ができれば、手軽に使用できる点も魅力。
【デメリット】
電池のコストがかかります。また、使い切った電池はゴミとして処分する必要があるので、キャンプの荷物を少しでも減らしたい人にはおすすめしません。
電池でも充電型の電池にすればゴミが出ることはありません。繰り返し使用できるのでエコです。ただし、充電式の電池の価格は高く、販売されている場所も少ないのが現状です。
キャンプにおすすめの扇風機を卓上タイプとハンディタイプ、さらに首掛けタイプでそれぞれ紹介していきます。
自動首振り機能が搭載されており、風が当たりすぎて困ることはありません。手動でも左右に360度回転し、上下には50度の調節ができます。
3枚羽根で広範囲に風を当て、回転音も気にならない超静音設計です。充電は、5000mAhの内蔵型電池を採用しており、フル充電で弱モードで約30時間、強モードで約6時間も連続使用が可能。特におすすめな点は、本体の高さが26cm、重さ500gというコンパクトさです。一般的なスマホよりもやや大きいサイズで車内やキャンプテーブルにコンパクトに収まります。クリップ式で不安定な場所にも固定できるのも良いですね。
卓上タイプ扇風機の中で風力がパワフルとして有名なメーカーのひとつがマキタです。風量は3段階調節で、最大風速は180m/分です。フル充電(バッテリBL1860B使用)で強の場合は約9時間35分、弱の場合は約21時間10分も連続使用が可能。1・2・4時間の切りタイマー機能付きで切り忘れも防止できます。本体の重さも1.3㎏と女性でも持ち運び簡単です。ただし、バッテリーは別売りのため注意。
ルーメナーの最新型コードレス扇風機です。5世代スマートICチップセットに最適化されたDCモーターは、静かで強力なうえに、長時間使用できるモーター。充電式で重さ約950gと軽量ですので持ち運びに便利。フル充電で約30時間の連続使用可能です。風の向きを自在にコントロールでき上下の角度を70度調節ができます。専用リモコン付きで便利ですよ。
電池式で場所を選ばない「どこでも扇風機」の最新型、2電源タイプが登場。家庭用コンセント(AC100V)でも使用できるようになったのです。電池の場合だと約4~5時間の連続使用が可能。風量は2段階調節で、送風用や換気用のサーキュレーターとしても活用できます。重さも1.2kgと軽量で持ち運びに便利です。ただ、首振り機能は搭載されていません。
首振り機能付きで、左右は45度まで幅広く風を送ります。AC電源とバッテリーの両方で使用可能
で、家庭用電源ではAC100V 50/60Hzに対応。バッテリーは、マキタの純正バッテリーに対応しています。別売りなので注意が必要です。重量は1.3kgと軽量ですが、最大風速は180m/分とハイパワー。本体カラーのブラウンはスノーピークのキャンプギアとの相性も良い色合いです。
2021年の最新卓上タイプ扇風機です。好きな場所に付けられるクリップタイプで、卓上に置いても使える2WAY仕様。角度は手動で上下左右360度調節ができます。約7.5時間の充電で弱の場合だと最大19時間の連続使用可能。LEDライトが羽根の裏に4カ所搭載されており明るさも2段階から選べます。重量も約500gと軽量で持ち運びに便利です。
1台5役のリビング扇風機です。高さは36〜88cm伸縮でき自分の用途に合わせて使いまわせます。さらにファンは折りたたんで収納ができコンパクト。7200mAhのリチウム電池搭載で、フル充電で最大24時間の連続使用可能です。扇風機本体には携帯電話を充電できる機能があります。使用方法は、扇風機が電源に接続されている状態でワイヤレス機能付き携帯電話を充電マークのところに置き充電します。USBケーブルで携帯電話に接続して充電も可能。ライトは3段階調光で常夜灯機能付きで野外キャンプでも安心です。
ジャセスは、卓上扇風機を中心に販売しているメーカーです。この商品に搭載されている電池は、KCマーク、PSEマーク、MSDSを取得しています。長寿命で弱風の場合だと、13時間の使用が可能です。充電式で繰り返し使用でき便利です。スタンドホルダーは従来よりもさらに安定感がアップ。重さも198gとキャンプだけではなく通勤・通学にも活用できますよ。
超小型ヘッドの直径は約6cm、高さは約15.9cmとで手のひらにすっぽりと収まるサイズです。重さは約99gとリンゴおよそ4分の1個分。ポーチやカバンに収納でき場所を取りません。小さいだけではなくドローンに使われているモーターを搭載しており、最大風速約12m/秒とパワフルな風を吹き出します。フル充電で、約4.5時間~最大約24時間の連続使用が可能で、省エネ設計です。そのほかにも逆起電力・逆電圧・過電圧・過電流・過充電・過放電・ショート防止、充電チップ保護設計と計9つの安全保護設計なのです。
韓国の人気アイドルグループBTSがプロデュースしたハンディ扇風機です。重さは98gで、14cmとコンパクトですので持ち運びに便利。落下防止のストラップ付きです。3段階の風量調節ができ小さくてもパワフルな風を送ります。デザインはメンバーカラーが販売されており、好きなメンバーやかわいいデザインで選ぶのもおすすめ。フル充電で最大3時間使用ができます。
カラビナ付き充電式のコンパクト扇風機です。充電式で繰り返し使用ができ、風量は強・中・弱の3段階調節。最長約4時間の連続使用可能です。最大のポイントはカラビナ付きということ。カバンはもちろん、キャンプでもとても便利といえます。
フランフランのハンディ扇風機の2021年モデルです。風量は5段階調節とリズム風機能が搭載されています。専用の充電スタンドとUSBケーブル、ストラップが付属。従来モデルの回転スタンドやクリップにも対応しています。充電時間約4時間で、最大風力の場合だと約2時間、最小風力の場合だと約9時間使用可能です。かわいいデザインでキャンプだけではなく日常生活でも活用できます。
2020年に注目を集めたハンズフリー扇風機です。内蔵電池は2600mAhで、フル充電で最大16時間の連続使用可能。360度全角度に調節でき、風力も6段階調節できます。コンパクトですので、キャンプで両手が塞がっていても首から掛けて使用できとても便利。購入から2年以内の安心品質保証付きです。
ハンズフリー扇風機の2021年最新モデルです。従来モデルよりもネックラインを小さくしたことで首へのフィット性を高めています。自然の風をイメージしたリズム風を追加して、5段階の風力調節が可能です。フル充電で最大強風の場合だと約2時間半、微風の場合だと約12時間の連動使用ができます。
年々猛暑日が続く中で欠かせないアイテムである扇風機には、さまざまな用途に合わせた種類があります。キャンプにおすすめはなのは、卓上扇風機とハンディー扇風機です。またハンディー扇風機にはハンズフリー扇風機もあり、両手が塞がっていても首から掛けて使用できとても便利。充電式と電池式、また2電源対応の商品もあります。卓上やハンディータイプは風力が弱いというイメージを払拭させる商品が数多くあります。自分に合ったキャンプの相棒をぜひみつけてみてください。