毎年7月下旬、群馬県にある無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で開催されている『ソトデナニスル？（以下、ソトナニ）』は、究極の体験型キャンプフェスです。気になるオーガナイズチームは、釣り専門番組『釣りビジョン』を中心に、ティムコ、無印良品、カンセキ、リー・ジャパンと名だたるアウトドアの達人たち。フェスに対する情熱と魅力を存分に語っていただきました。
待合せ場所は、フードエリアに出店する、渋谷の自然派立ち呑みBar&お弁当Cafe『キミドリ』。オーガニックにこだわった料理は、フェスを彩る魅力のひとつです。
左から実行委員の島貫和紀さん（以下、島貫さん）、実行委員長の釣りビジョン佐藤静雄さん（以下、佐藤さん）。とてもフレンドリーな佐藤さんは、挨拶もそこそこに「とにかく飲もう！」と陽気なおじさま。これが遊び心あふれるソトナニを生み出す秘密なのかもしれません。そんな佐藤さんがオーガナイズするソトナニは、どのようにして始まったのでしょうか？
実行委員長の佐藤さん、普段は釣りビジョンで番組を作る制作部長、家庭では3児の父でもあります。今年で6年目を迎えるソトナニですが、当時まだ幼かった子どもたちはゲームばかり。その一方で、ゲームのように’取扱説明書’だらけの世の中にも疑問を感じていたといいます。そんな思いを抱えながら、キャンプ場を運営する無印良品スタッフと酒を交わしていたときに、このソトナニの構想が生まれたんだとか。それ以来、佐藤さんの「とにかく飲もう！」は、アイディアを生み出すために大事な手法なんだそうですよ。
「遊び方を知らない大人たちや子どもたちに来てほしい」と語る佐藤さん。ソトナニには、世の中にありふれた取扱説明書が一切存在しません。釣りやキャンプなどのアウドドア体験から、工作体験、ヨガなど様々なワークショップを展開しています。しかし、全て人のやっていることを実際に見て、聞いて、学ぶことを大事にしているそうです。
「全国の音楽フェスに参加する前に、ソトナニでキャンプを覚えるのも面白いですよね」と、自身もミュージシャンとして音楽フェスに出演経験のある実行委員の島貫さん。音楽にキャンプが付随する一般的なフェスと違って、とにかくアウトドアがメインのソトナニは、本格的なキャンプを学べる絶好の機会ですね。
・・・と、そこに「いや、ソトナニはいつのまにかキャンプが目的になっているけど、キャンプを目的にしないでほしい！」と驚きの発言。「何が言いたいかというと、ソトデナニスルかが大事で、え〜と、要するにそこには〜、キャンプしか選択肢がないんだよ！なっ！」と佐藤さん。だいぶ宵（酔い）も深まってきました。
最後に「都会で暮らしているご家族のみなさん、是非ソトナニへ遊びに来てください。子どもたちの夏休みの自由研究にもオススメですよ」と島貫さん。今年は、初年度に実施した気球体験が可能になるそうです。また、今年で2回目となる、自分たちで釣った魚を自分たちでさばいて食べる”わんぱく子ども塾（プレミアムワークショップ）”も人気ですよ。
自分にぴったりの外遊びを見つける体験型アウトドアフェス「ソトデナニスル？」は、都心より車で約3時間。会場の無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場周辺には、草津温泉や伊香保温泉もある絶好の夏休みスポットです。夏休みの自由研究として、音楽フェスの入門として、是非参加してみてはいかがでしょうか？
日 程：2015年7月24日(金)・25日(土)・26日(日)
場 所：群馬県 無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場
主 催：ソトデナニスル？2015実行委員会
(株式会社ティムコ、株式会社良品計画、株式会社カンセキ、リー・ジャパン株式会社、株式会社釣りビジョン)
後 援：群馬県嬬恋村
協 力：コールマンジャパン株式会社
問合せ：0120-945-058（ソトデナニスル？カスタマーセンター）10:00〜20:00
http://www.sotonani.jp/