夏山といえば、北アルプス!
長い休みがあると、つい足が向かってしまいます。
しかし今年は例年と違って「北アルプスのくせにくそ暑い」という声も聞こえてきました。
暑いからといって標高の高いところへ逃げるのでなく、緯度を上げて涼しさを求めてみるのも選択肢に入れておくと山選びの幅も広がるかもしれません。
そこで今回、オススメする山は岩手県にある早池峰山です。
私も一度は目指した「日本百名山制覇」ですが、東北の山は東京からのアクセスが悪く、時間もお金もかかります。また東北の夏山は短いということから足が向きませんでしたが、人気の山に比べハイカーも少なく、のんびりと山を楽しめます。
標高のわりに、森林限界が低く、高山を歩いているかのようにも思えます。
ツキノワグマも多くいて、一斗缶の熊鈴!?もところどころに。
命が欲しければ、恥ずかしがらず、ガンガン叩きましょう。
山の名前が付いた「ハヤチネユキソウ」は、ここでしか咲いていない希少な高山植物です。
以前も書いたのですが、本当に花には興味がありません。
他のハイカーが一生懸命、説明しながら撮影していたので、つられてパシャリ。
山頂付近には大量のトンボが!
トンボの習性として暑くなると上にあがってくるそうです。
この早池峰山は日帰り可能で、往復約4時間のコースにしては、お腹いっぱいの眺望が待っています。
またほぼ直登で挫けそうになりますが、お金と時間をかけてきたと思えば乗り越えられるはずです。
まだ間に合う、東北の夏山に行ってみてはいかがでしょうか。