日々の生活のなかで、見つけるとつい買っちゃう”山モチーフ”のあれこれ。山並み、テント、ハイカー、焚き火、ランタン、雷鳥、富士山、スキーヤー、木の実などなど、アウトドアにまつわるモチーフの雑貨を見つけると、ついテンションが上がってしまう登山歴9年目のアウトドアライターが、見つけてはつい集めてしまう’山’な雑貨を「それカワイイ!」な目線でお届け。街なかに潜む’山’を見つけます。
長野県北アルプス界隈に出かけると、よく目にするお土産があります。『雷鳥の里』です。おいしいし、パッケージも可愛くて、わたしのお土産リストの常連になっています。
そもそも雷鳥って、ぽってりとしたフォルムですごく愛らしい生き物ですよね。山で見かけると、つい数十分と立ち止まって観察してしまいます。
ところで、雷鳥をモチーフにしたお土産って、たくさんあるようで、実はそんなに見かけないと思いませんか? その土地を代表する貴重な生き物だし、見た目もキュートだし、もっとあってもいいはずなのに。ぬいぐるみや置物はあるけど、お菓子となると、なかなかない。
もちろん、『雷鳥の里』もいいんです。美味しいし、買っていくと必ず喜ばれます。でも、たまには違うものをお土産として家族や友人にあげたいなって思うとき、ありますよね。
あるとき、出張で出かけた松本市でのこと。意外な場所で、新たな“雷鳥みやげ”を発見したのです! その名も、『雷鳥の一週間』!
どうやらこのクッキー、月曜日から日曜日まで、曜日ごとにパッケージと中身が違っているんです。
しかも、登場する雷鳥のキャラクター設定までされていて、主人公は、サラリーマンに扮する雷鳥こと“山野雷太”と、その後輩。ちょっとすれた表情がなんともシュールで、可愛い!
わたしがこれを発見したお店には、あいにく土曜日と日曜日バージョンしか置いていなかったのですが、他の曜日はどんな設定なのか、ちょっと気になりますよね。
なんでも、月曜日は自転車を漕いで(後輩に漕がせて)ツーリングを楽しみ、水曜日は湖で魚を釣るも、それは夢の中のできごとで…。で、土曜日はハイキングをして、山頂まで待てずにお昼をつまみ喰い。そして待ちに待った日曜日は、温泉に浸かって露天風呂の景色をひとりじめ。贅沢な休日を過ごしているようです。
火・木・金バージョンは作っていないらしく、“できるサラリーマン”として仕事に精を出しているんだとか。ということは雷鳥サラリーマン、週休4日……?
しかもテーマソングまで作っちゃったという、熱の入りよう。気になった方はYoutubeで“雷鳥の1週間”で検索を。(一度聞くと、つい鼻歌しちゃう中毒性あり)
全曜日コンプリートしたいなぁ!