福岡県の東部に位置する赤村は、面積32km²・人口3500人ほどの小さな村ですが、福岡市から1時間半ほどで行けるおすすめスポットなのです!
のどかな田園風景を通る平成筑豊電鉄の源じいの森駅は、駅名にもなっている「源じいの森」があります。
宿泊施設であるほたる館をはじめ、源じいの森温泉やロッジ、バンガロー、キャンプ場など多様なフィールドがあるため、ハイシーズン時にはリラックスや楽しみのために多くのお客さんでにぎわっています。
今回紹介する九州自然歩道は、源じいの森がスタート。
南へ下る舗装路をのんびり歩いていきます。
車も人もほとんど通らないような道にときおり見える紅葉は格別に美しい!
1kmほど歩けば、後山地区に到着です。
10軒ほどの小さな集落の外れに後山集会所があり、その隣の「後山観音水」があります。
裏山から湧き出る清水との表記があり、竹林の中に大きな岩から流れ出ている写真が貼ってありました。この社の右下から誰でも汲めるようになっています。
ここからは、あぜ道を行きます。
スギ・ヒノキの雑木林を行く道は、静かに迎え入れてくれます。
道は整備されていて歩きやすく、看板もところどころに設置され道を迷うこともありません。
ときおり流れている沢を渡る橋に冒険心を感じながら、ワクワクウキウキ歩いていきます。
雑木林から竹林に入り、再び雑木林を歩き抜けると、大伊良地区に到着です。
距離にしてわずか1.5km!
短いように感じますが、歩いてるとじっくりと森林浴を楽しめました。
しかし抜けたところは、人様の裏庭の畑・・・
畑のわき道が整備されているので、そこを歩いていくと舗装路に出てきます。
再びのんびりとした風景が広がる集落を南に歩いていきます。
晴れた日に田んぼを眺めながら歩くのは気持ちがいいですね~。
2.5kmほどで本コース一番の見所、「琴弾の滝」に到着!
滝の前は、ベンチなどがある広場になっているので、紅葉狩りにベストな場所です。
広場わき道から琴弾の滝の上流を見に行くこともでき、上にもベンチがありますよ。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉の自然美溢れた素晴らしい景色が見られます。
滝の名前の由来は、紀元千三百拾年の頃、天智天皇が豊前の国に御立寄りのとき、この滝を御遊覧され、滝のそばにお休みのとき、天皇の御心を慰めようと天女が天下りて、琴を弾いたので天皇が大変感銘し「琴弾の滝」と御命名したとの言い伝えがあります。
水の流れが赤く染まる秋の季節は素敵な表情を見せてくれます。
琴弾の滝から源じいの森に戻るときは、九州自然歩道を離れて、赤村のミドコロを見に行きましょう。
まず驚くのは、楼門脇のイチョウの巨木でしょう。
高さ約20m、幹まわり約1.5mの巨木は幾多の巨大台風にビクともしなかったそうです。
秋になると真っ黄色なイチョウの葉が地面に散らばり、鮮やかな絨毯が敷かれます。
赤村でとれた新鮮な野菜や果物などの農産物などを取り扱う物産館。
赤村は県内で唯一、農林水産省の「有機農業推進モデルタウン」の認定を受ける村として高く評価されており、“赤村ブランド”として完熟トマトを使った商品開発もしています。
あったがわの旅2015プロジェクトの九州自然歩道プラン
自然あふれる赤村で九州自然歩道をトレッキング!
大人気の赤村特産物センターや映画などのロケ地として有名な油須原駅等も散策します。
温泉やキャンプ場などで有名な「源じいの森」を出発し、赤村のDEEPな道を歩いていきます。
赤村を通る九州自然歩道は、山道はなく初心者でも気軽に歩けるハイキングコースです。
のんびり里山風景を楽しみながら、一緒に歩きませんか?
【11/29(日)】赤村・九州自然歩道トレッキング
http://tagawa-net.jp/体験する/あったがわの旅2015/akatrekking/