冬のキャンプ道具を紹介する連載企画「#越冬せよ」。今回はテンマクデザインのチタンストーブを実際使ってみました。冬キャンプには無くてはならないアイテムの代表格である薪ストーブ。今回紹介するのはソロキャンパー向けの薪ストーブです。チタン製で耐久性と軽さに優れる逸品!
商品名 | tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) チタンストーブ |
設営・収納性 | ★★★★★ |
拡張性 | ★☆☆☆☆ |
燃焼性 | ★★★☆☆ |
見栄え | ★★☆☆☆ |
重量は2.1kg。5kgを下回ることが珍しい薪ストーブ市場の中ではダントツの軽さを誇ります。軽いだけではなく収納性にもすぐれ、A3サイズに収まる唯一の薪ストーブです。
ただ、薪ストーブ本来の機能に特化しているため、調理への拡張性などは現段階ではありません。燃焼性についても、二次燃焼構造ではないものの薪ストーブ本来の機能はきちんと担保されていました。
欲を言うなら、耐熱ガラスを組み込んで揺らめく焚き火を眺められれば、、、、と思いますが、ソロ用の薪ストーブとしてここまで機能性を盛り込んでくださったテンマクデザインさんには頭が上がりません。
内容物は6つ。本体と残り5つはすべて煙突用のパーツになります。通常の薪ストーブではシート状の煙突やリングは使用しないので驚くかもしれませんが、これが煙突になっていきます。
まずは本体を組み立てていきます。構造はシンプルで、シート状の本体から四つの壁面を立ち上げて、組み合わせるだけ。やってみれば取扱説明書なしでも組み立て可能です。
難関はこの煙突。チタン製のシートをくるくると巻いていきます。細長い長方形を斜めに巻いていくことで高さを出す設計。チタンの形状記憶の性質もあり、一度巻くときれいに固定されます。
煙突ループが幅を調整してくれるため、スパークアレスターがきれいにはまります。
注意点は、本体が軽く煙突の高さもあるので、ロープでしっかり固定しないとバランスを崩して倒れてしまうところ。ロープワークやペグ打ちはきちんと予習していきましょう。
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これで完成です。
商品名 | tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) チタンストーブ |
サイズ | 幅231mm、奥行き414mm、高さ 3089mm、煙突径Φ90mm×313mm(巻き煙突仕様) |
収納サイズ | 395mm×231×118mm |
重量(本体) | 約2.1kg |
素材 | 本体/チタン合金、煙突/純チタン、収納ケース/ナイロンオックスフォード420D |
価格 | 54,780円(税込) |
奥行きは414mmと市販の薪がギリギリ入るサイズです。
またチタンは、ステンレスや鉄製のものと比較すると、耐久性と軽さに優れる素材。使い込んで来るうちに色が青く変化していくのも愛着が増していくポイントです。
ストア | 価格 |
WILD-1 公式オンラインストア | ¥54,780 |
テンマクデザイン amazonストア | 売切 |
WILD-1 公式楽天ストア | ¥54,780 |
WILD-1 公式Yahooストア | ¥54,780 |
ミライ堂 Yahooストア | ¥62,065 |
ナワムクストア Yahooストア | ¥85,134 |
WILD-1の公式ストアと楽天ストア、Yahooストアが最安値です。ポイントがつく方で購入するとよいでしょう。
基本的に薪ストーブをテントの中で使うことは非推奨とされています。一酸化炭素中毒での死亡事故のリスクがあるためです。薪ストーブを使用する際は念のため、タープかテントに警報機をつけておくことを推奨します。
今まで薪ストーブはグループキャンプで使うイメージでしたが、このようにソロキャンプでも活用できるのは大きなメリットになります。ソロキャンプの薪ストーブデビューは今回の商品がピッタリ。是非試してみてください。