最近、店頭やインターネットで見かける『CORDURA(コーデュラ)』のロゴ。
アウトドア用品を中心に、スーツや普段着などに幅広く使われているのがこの『CORDURA(コーデュラ)ナイロン』の生地です。今回は、コーデュラナイロンの基礎知識や特徴をお伝えします。
<こんな方におすすめ>
・一般的なナイロンと比べて、コーデュラナイロンは何が違うかを知りたい
・コーデュラナイロンは聞いたことがあるけど、どんな特徴があるのか知りたい
コーデュラナイロンは、正式には『CORDURA® fabric』と表記されており、アメリカのインビスタ社が製造販売やマネジメントをしている素材のブランドです。
コーデュラナイロンの一番の特徴は、耐久性のある高機能な素材。インビスタ社が認定した生地パートナーのみで生産されているため、こういった生産過程から高品質な素材が生まれています。
コーデュラナイロンは、普通のナイロンの7倍もの耐久性があると言われています。摩擦や引き裂きに強く、ワークウェアや軍事用品にも使われるほど優秀な素材です。また、耐久性だけでなく軽さを維持しているため、体への負担が少なく幅広いシーンに使用できる素材というのがメリットです。
一方でコーデュラナイロンは撥水効果がありますが、完全防水ではありません。汚れを落とすために洗濯機に入れてしまうと、撥水性のあるコーティングが剥がれてしまうことがデメリットと言えます。日頃からメンテナンスを心がけましょう。
コーデュラナイロンの強度と関わってくるのが「デニール」と呼ばれる単位です。デニールとは「糸の太さ(重さ)の単位」のことで、「D」と表記されます。
コーデュラナイロンはデニールによって16種類に分かれており、強度や機能性は様々です。その中でも多くの製品は500D~1000Dのコーデュラナイロンを使用しています。
さらに耐久性が求められる製品には700D〜1700Dのバリスティックナイロンが使用されることが一般的です。軽快性を重視するならコーデュラ、強靭性を重視するならバリスティックのように使い分けられています。
日常生活からアウトドア、ビジネスシーンなどにも使っていきたいと思えるのがコーデュラナイロンの良さです。
コーデュラナイロンのお手入れ方法ですが、基本的に洗濯機を使うことは推奨していません。まずは汚れをやさしくブラッシングをしましょう。その上で、ぬるま湯で濡らしたタオルで拭くなどして汚れを落とすことをおすすめします。
また、使い続けていくと撥水機能を保つコーティングが徐々に剥がれていくため、そんな時には市販の防水スプレーを使うと良いでしょう。
ちょっとしたお出かけやアウトドアのシーンに使いやすいケルティのショルダーバッグ。一見小さいように見えますが、スマホや書籍が十分に入るので必要最低限のものを持ち運びたい人には便利です。
本体サイズ:タテ18cm × ヨコ26cm
色:10色
抗菌・消臭機能が備わった高機能マスクケース。ケースの中が仕切りで2つに分かれているため、使用済みと新品のマスクを保管しておくことができます。マスク以外にもアルコールスプレーやティッシュなども入れることができます。
本体サイズ:タテ14cm × ヨコ23cm × マチ1cm
色:10色
カジュアルな見た目に必要機能が備わったビジネスバックパック。利便性が高く、多数のポケットが付いています。また、パソコンを収納するブースのファスナーは防水仕様です。
本体サイズ:タテ43cm × ヨコ28cm × マチ18cm
ポケットの数:10 (外側4/内側6)
耐久性に優れた生地でありながらも柔らかい着心地のフーディーです。肩と肘にはプロテクターが内蔵されているため、スポーツをする人やバイクに乗る人には最適。普段着としてもカジュアルに着られそうです。
サイズ:S〜2XL
色:チャコール
コーデュラナイロンの特徴やメリットについて紹介しました。
コーデュラは耐久性があるだけでなく、日常生活で幅広く使われている万能で高品質な生地ということが魅力でもあります。
今までコーデュラナイロンが気になっていた方は、ぜひ使ってみてください。